【雑学】新千円札の顔!!北里柴三郎は何をした人なのか??実は、、

北里柴三郎は遂に新千円札の肖像画として印刷されることが決定しています!

皆さんは北里柴三郎が何をした人で、
お札の肖像画に選ばれる程の功績を認められたのか、ご存知でしょうか?

日本史の授業で北里柴三郎、志賀潔、野口英世とセットで習うことが多いので、
何となくしか何をした人か知らないという方が多いと思います。

最後まで読み進めて頂くと、北里柴三郎が何をした人で
新千円札の肖像画に選ばれた理由に納得して頂けると思いますので、
是非最後までお付き合いください。


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●北里柴三郎の生涯

*故郷熊本での北里柴三郎

故郷での北里柴三郎が何をした人なのかをまず解説します。

北里柴三郎は1853年に現在の熊本県阿蘇郡に生まれます。
柴三郎は母•貞と親戚の手によって厳しい教育を受けます。

この教育は後の柴三郎の教育者としての性格に受け継がれます。

1869年に藩校に入学し、1871年に西洋医学所にら入学します。
医学所への入学によってマンスフェルトと出会い、
医学の道に目覚めることになりました。

*大学進学後の北里柴三郎

ここから柴三郎が”日本近代医学の父”と呼ばれるに至るまでの道が始まります。

1875年に23歳で東京大学医学部に進学しますが、留年を繰り返します。

偉人にも失敗することがあって、
全てが順風満帆というわけにはいかなかったようですね。

1885年に留学します。帰国後の北里柴三郎は何をした人なのでしょうか?

1889年に世界で初めて破傷風菌を取り出すことに成功します!
ここから柴三郎は次々と細菌学者としての才能を発揮していきます。

その後、不治の病とされていた破傷風の血清療法を確立します。

日本に帰国後は、優秀な人達に研究の場が与えられていないことを
憂いだ福沢諭吉によって、伝染病研究所を託されました。

その後は北里研究所、慶應義塾大学医学部、日本医師会の設立に尽力します。

1916年に設置された図書館は現在も北里文庫として、
現在も熊本の人達に親しまれています。

学問に重きをおいて、医学を発展に貢献した柴三郎らしい行動ですね!

●北里柴三郎の功績

*予防医学への貢献

北里柴三郎の功績で最も有名なのは、破傷風菌だけを取り出して培養することの
成功と破傷風の血清療法の確立です。

更に、ジフテリアと破傷風の抗血清の開発、細菌分野でも功績を上げています。

柴三郎は国内外で伝染病の治療と予防•治療の確立をしたことで有名ですが、
柴三郎が考える医学の基本は予防にあったようです。

実際に東大在学中に執筆した医学論では、
人民に摂生保健の方法を教え体の大切さを知らせ、病を未然に防ぐこと
とあります。

柴三郎は学生の頃から、予防医学の重要性に気付き、
考えに基づいた研究を行っていたのですね。

*教育者としての北里柴三郎

柴三郎はベルリン大学在学中に病原微生物学研究の権威である、
コッホと共に研究をしていました。

そして、破傷風菌の純粋培養と血清療法を発見します。

さらに、この技術はジフテリアにも応用され、
柴三郎は博士としての名声を手に入れました。

帰国後は伝染病研究所にて、伝染病予防の研究と細菌学の研究に勤しみます。

さらに、土筆ヶ丘養成園では結核予防治療にも尽力しています。

北里研究所を設立した後はインフルエンザ、狂犬病、
赤痢などの血清開発
を行っています。

この北里研究所は多くの日本の優秀な研究者を輩出した、
教育機関としての側面もありました。

あの黄熱病で有名な野口英世と赤痢菌の発見者の志賀潔は
この研究所出身なのです!他にも有名な研究者を多く輩出しています。

後進の研究者の活躍からも北里柴三郎の教育者としての手腕が伺えますね!

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まとめ

北里柴三郎は近代医学の父として有名な方でした!

実際に北里柴三郎が残した功績によって、
日本の医学は発展し、私たちが感染症に罹りにくくなったり
感染症に罹っても重篤にならずにいられたりしているのです。

北里柴三郎が予防医学に注目した事と予防医学に
繋がる研究をしたことは偉大な功績です。

さらに、教育者としての北里柴三郎の功績にも目を見張るものがありましたね!

柴三郎が育てた研究者達の功績も私たちが
安全に暮らせる要因になっています。

何とあの野口英世も弟子だったというのですから、本当にびっくりですよね!

ここまで読んで頂けたら、北里柴三郎が何をした人かご理解頂けたと思います。

北里柴三郎は伝染病、細菌分野と幅広い分野の研究と後進教育で功績を残し、
現代に生きる私たちもその恩恵を受け続けています。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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