【豆知識】素朴な疑問・・・エレキギターはアコギの代わりになるのか?
結論から言うと、代わりにはならないです。
実際のアコギを持っているのであれば、エレキギターで代わりに練習はできますが、
音や弾き方も全然違うので基本的には完全に代わりにはならないです。
アコースティックギターはエレキギターよりも弦が太く、
弦高も高く押さえにくい傾向にあります。
またピッキングの力の入れ方もエレキのそれとはまったく違うので、
例えばエレキだけどを弾いていた人が
今日アコギをしっかり鳴らせるかと言ったら出来ないと思います。
(なんとなく弾けはするとは思います)
ただアコースティックギターよりもエレキギターのほうが
ローコードに関しては抑えやすいので、
エレキギターで一度難易度の高いFなどを練習してから
アコースティックギターで練習しなおすという方法はありです。
つまり2つ持っているうえではじめて
代わりが務まる可能性があるということです。
ただそれを言っておしまいなのはつまらないので、
エレキギターをアコギの代わりにする方法を紹介できたらと思います。
【エフェクターを使う】
エレキギターには「アコースティックシミュレーター」という
エレキの音をアコギの音に変更できるエフェクターがあります。
実際つかってみると、結構いい感じになります。
(完全にアコギにはならないけど)
ただアコギ独特の空気感やボディの振動音などは再現するのは難しいです。
オススメのエレキギターをアコギの代わりにできる
エフェクターを紹介します。
【BOSS AC-3】
BOSSから発売されているアコースティックシミュレーターですね。
こちらは名前の通りエレキギターに接続して、
出音をアコギのように変化させることができます。
なのでエレキギターをアコギの代わりにできるエフェクターの1つですね。
リバーブも内蔵されており、
先ほど言っていた空気感なども再現できる可能性がありそうです。
また4種類のモード・スイッチにより色々なアコギの音色を使い分けられます
1.ドレットノートタイプのスタンダート
一番スタンダートなアコギのタイプの音です。
2.JUMBO
こちらは名前の通り大きいボディのアコギから鳴る音を再現できます。
豊かな低音と美しい高域を奏でられます。
3.ENHANCE
こちらはアタック感を強調したサウンドです。
バンドアンサンブルでも埋もれない存在感のあるサウンドを奏でることができます。
4.PIEZO
こちらは本家の解説が自分的には分かりづらかったのですが、いわゆる
エレクトリックアコースティックギターの音が出るという解釈で良いでしょう。
またツマミもアコギ特有のボディの鳴りや倍音成分を追加できるツマミもついています。
これによりさらにエレキをアコギの代わりらしい音にできると思います。
しかしレビューを確認するとこれだけでは
アコギの音にはやはりならず【アコギ風の音】になるらしいです。
そこでイコライザ―等を使用して
エレキをアコギの代わりの音に近づけられるらしいです。
BOSSのGE-7がおすすめです。
またMOOERのAcoustikarは9000円以内で購入できたり、
ROWINのLEF-320 AC STAGEはなんと4000円以内で購入できます。
個人的にオススメなのが
【ZOOM MS-50G】です
1万以内で購入可能で、アコースティックシミュレーターもついております。
またマルチエフェクターなので、歪みや空間系もあり、いちいち別で用意する必要もないです。
またパッチ内にアコースティックギターのエフェクト用の初期パッチがあるので、
それを参考に音作りするのも良いです。
1個買えば、他のエフェクターも使えるので買って損はないです
(リセールバリューもあるので定価よりすこし安いくらいで売れます笑)
こちらの面白いのは当時アナログで高価なエフェクターが人気だった時代は
中古で5000円ほどで購入できてた時代もありますが、
ほんの少し前は品薄で入手困難になる時代もありました。
今は最新機種のMG-50+も出ており、また歪みに特化したものや
アンプモデリングに特化したものなども出る予定です。