【豆知識】減量の時って脂質どのくらいの目安で摂ればいいの??実は、、、

減量の時って脂質摂っていいの?

こういう疑問を持つ人もいると思います。

脂質ってダメなイメージがあるし有名人の人も結構脂質は摂らないって言ってる、、、
では本当のところどうなのでしょうか。

どれぐらいの目安で摂っていいのかそれとも摂らない方がいいのか、迷いますよね。

だから食生活アドバイザーが脂質について基礎知識から教えていきます。


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まずは脂質について理解する

分からないことはまず情報収集することから始めましょう。

まず始めに脂質とはたんぱく質、糖質と並ぶ三大栄養素で、
私たちの体にとって重要なエネルギーです。

体内では水分の次に多く含まれ、
体内でエネルギー源として使われます。

脂質は細胞膜や核酸、神経組織など構成成分として重要とされています

1gあたり9kcalというエネルギー源になります。
皮下脂肪になって体温を維持したり、内臓を守るクッション役になっております。
また脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。

食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。
余談ではありますが小腸とは十二指腸、空腸、回腸の三つの部分からなる消化管です。

小腸上部の十二指腸で胃から送られてきた食物とすい臓、胆のうから
それぞれ分泌されるすい液、胆汁が混ざり合うことから始まります。

・すい液中の酵素

リパーゼ(脂肪を分解する)、トリプシン(たんぱく質を分解する)、
アミラーゼ(デンプンを分解する)などの消化酵素があります。

・胆汁

脂肪を消化されやすく、乳化してリパーゼを働きやすくします。

栄養素の大部分を小腸で吸収してます。

話が少し逸れましたがでは脂質の必要量はどのくらいなのかというと
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では
脂質からの摂取エネルギーの割合を男女問わず「20%以上30%未満」を目安としています。

脂質の多く含まれている食べ物

大きく7つの種類があります。

①油、調味料・・・植物油(ひまわり油、ごま油、なたね油、マーガリン、マヨネーズ)、
動物油(ラード、バター、牛脂)

②肉類・・・脂身、鶏肉の皮、ソーセージ、ベーコン、ひき肉など

③魚類・・・マグロ類、サンマ、マイワシ、サバ、ハマチ、カツオ

④卵類・・・卵白より卵黄に多く含まれている

⑤乳製品・・・生クリーム、チーズ、コーヒーフレッシュ

⑥穀類・・・クロワッサン、即席中華麺

⑦ナッツ類・・・アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、クルミ

さて、これだけ脂質について説明したので、
次は減量期の時はどうしたらいいのか紹介いたします。

減量期であったとしても脂質の目安は20%〜30%未満に変わりはありません

やはり栄養素としてとても大事なエネルギー源になりますので
減らすことはあまりよろしくありません。

減らしてしまうと体調不良など逆に太ってしまう可能性もあります。

ただ脂質にも良い脂質と悪い脂質があって、
例えばラード、バターよりごま油やなたね油を摂る方がいいなど
肉類より魚類を選ぶなど身体に良い脂質を摂りましょう。

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まとめ

脂質について理解できたでしょうか。

結論からいうと通常でも減量期であっても脂質の目安の摂取量は変わりません。

減らしてしまうと体調不良を起こしますので
減らすではなく置き換えるなどで対応しましょう。

脂質と聞くと油ギッシュでギトギトのイメージですが
しっかりと脂質を理解すればイメージがガラッと変わるのではないでしょうか。

また脂質の摂る目安をしっかり理解すれば過剰摂取、不足が防げます。

しかし人によって必要なエネルギー量は変わってきます。
減量する場合はまず自分の身体を理解し、しっかりと計画を立てた減量方法で挑みましょう。

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