【豆知識】伊勢神宮で結婚式を挙げるときにかかる費用は??

お伊勢さんの愛称で親しまれてきた伊勢神宮

神秘的な雰囲気が漂うこの場所で結婚式を挙げたいと考える人もいるかもしれません。

このページでは伊勢神宮で結婚式を挙げる際に
どのような点に注意すべきかについて費用面を含めてご紹介します。


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●神社で結婚式をする場合の相場

神社で挙げる結婚式のことは、通常神前式と呼ばれます。

どのようなオプションをつけるかによって値段は変わってきますが、
神前式の相場は25~30万円と言われており、
教会で行う場合よりはやや費用が抑えられると言われています。

神前式の特徴としては、初穂料というものを収める必要があります。

初穂というのは神様へ感謝をこめてする奉納のことであり、
本来初穂料というのは神派に収める現金のことになりますが、
この場合は特に結婚式を神社で行う際の謝礼という扱いになります。

この値段の相場は5~15万円です。

これは挙式料に含まれている場合もあるが、
そうでない場合もあるのでよく確認しておきましょう。

●伊勢神宮で結婚式を挙げたい場合は?

結論からお伝えすると、残念ながら伊勢神宮での結婚式を挙げることはできません

ただし、伊勢神宮の公式ホームページでも言及されているように、
結婚報告の祈祷として御饌と御神楽を依頼することができます

いずれも人数によって初穂料は変化します。

例えば御饌の場合、費用は安いもので8,000円(5名まで)から、
高いものだと10000円以上(10名まで)となります。

この料金が異なれば、撤下品と呼ばれる神様へ
お供えしたもののおさがりが変化するようです。

この御饌のみの場合は15分ほどで終了します。

これに加え、御神楽の奉納も依頼する場合は25分から45分ほど追加でかかります。

こちらも人数と神楽の種類によって値段が変化します。

ベーシックな御神楽(宮中の儀式でも舞われる倭舞のみ、15名まで)の場合は
15,000円が最低料金ですが、

最も大規模なものである特別大々神楽
(倭舞、人長舞、舞楽2曲、内宮は350名までで外宮は180名まで)の場合は、
500,000円が最低料金となります。

そのため、この方法であれば最安30,000円以下で神様への報告ができます。

ただし、これらは事前予約ができず、直接内宮神楽殿、
もしくは外宮神楽殿にて午前8時から午後4時までの受付時間内に申し込みをする、
という形になるので注意しましょう。

一方で、人数が100人を超える場合は事前に
伊勢神宮の神宮司庁へ連絡することが求められています。

こちらでご紹介した方法は個人で申し込む方法となるので、
通常の結婚式のように特別な衣裳や撮影を行うカメラマンなどはいません。

一生に一度のことなので、そこにもこだわりたい!

ということであれば、
ブライダル企業の提供しているプランに申し込むのも良いでしょう。

その場合、費用は350,000円ほどかかると想定しておくと良いでしょう。

こちらには衣裳や撮影代、
プランニングにかかる費用なども含まれています。

また、プランによっては近くの猿田彦神社などで挙式を行った後、
伊勢神宮へ結婚の報告を行うというプランもあります。

猿田彦神社は物事を良い方向へ導いてくれると言われているので、
新たな人生の門出を迎える新郎新婦が結婚式を挙げるには最適だと言えるでしょう。

費用は80万円から90万円ほどかかると考えておきましょう。

ただし、こちらも参加人数やどのようなオプションを追加していくかによって
費用は変動するので、実際に検討されている方は
直接ブライダル企業へ問い合わせることをおすすめします。

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●まとめ

いかがだったでしょうか。

残念ながら伊勢神宮で結婚式を挙げることはできず、
御饌や御神楽を通じて神様への報告という形になります。

しかし、これが多くの人が行っているようなものとは一味違うというのは
お判りいただけるかと思います。

ご報告だけであれば、伊勢神宮へ旅行に行った際にもできますし、
特別な装いに身を包んでお参りをするというのもなかなかできない経験となりますので、
どちらも魅力的でしょう。

ぜひ入籍や結婚をする際には伊勢神宮での結婚報告も視野に入れて
検討してみるのはいかがでしょうか。

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