【衝撃の事実】立て続けに死亡してしまった「海遊館」のジンベイザメ達

1.皆さんは「ジンベイザメ」という動物の名前を聞いた事がありますか?

簡単に説明するとあるサメの仲間で、
体長12メートル程ある身体の大きな海の生き物です。

そんなジンベイザメは大阪で有名な水族館の一つ、
海遊館」にも展示されています。

しかしながら、
海遊館に展示されていたジンベイザメ達には残念ながら死亡してしまった仲間達がいます。

今回の記事ではジンベイザメの生態、
そして、海遊館で起こったジンベイザメの死について触れていこうと思います。

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2.ジンベイザメってどんなサメ?

ジンベイザメは前述したとおりサメの仲間になります。

サメと聞いて思い浮かべるのはなんと言っても「凶暴」、「危険」といったイメージですよね。
時々人を襲ってしまう事故も起きており、気をつけなくてはならない動物だと思います。

そのためジンベイザメと聞いた時、
「危険なの?」と思った方も多いのではないでしょうか?

実を言うと、ジンベイザメは人を襲いません
ジンベイザメはプランクトンを食べて生活しているんです。

そのため人間にとって危険性は低い動物になります。

ジンベイザメは世界中の熱帯、温帯、外洋に生息しています。
日本近海には初夏から秋にかけて姿が確認してされています。

ちなみにジンベイザメの名前の由来ですが、
模様が甚平に似ている事から名付けられました。

ちなみに寿命ですが、70年〜100年、中にはそれ以上生きる個体もいるそうです。
同じくサメの仲間のホオジロザメは40〜70年程だそうで、
ジンベイザメは長寿である事が分かります。

大まかではありましたが、ここまでの説明でジンベイザメが
どんな動物なのかイメージが湧いてきたと思います。

続いては残念ながら死亡してしまったジンベイザメ達について触れていきます。

3.海遊館のジンベイザメ達になにがあったの?

現在も海遊館にはジンベイザメが展示されていますが、
今から10年程前に2匹のジンベイザメが相次いで死亡するという出来事がありました。

2014年7月16日、海遊館は高知県土佐清水市にある付属施設
「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」のジンベイザメ
天ちゃん」「遊ちゃん」が死亡したことを発表しました。

天ちゃんはメス、推定5〜6歳のジンベイザメで、
健康管理や生態研究の目的から2月11日に付属施設へ移動していました。

4月頃より体表の一部に肌荒れが出現し、同施設で観察や治療などが行われていましたが、
7月12日に急変し翌日に死亡しました。

遊ちゃんはメス、推定7〜8歳のジンベイザメで、海遊館の水槽で飼育されていました。
5月初旬から餌を吸い込む力が弱く、食欲の低下も見られて5月19日に付属施設に移動しました。

魚類担当の獣医師による検査結果で、酸素を上手く取り込めていない事が判明したのです。

そのため水中酸素濃度を高めたり、
血中のpH値を正常にするための注射や食欲増進のための注射もしましたが、7月16日に死亡しました。

立て続けに2匹のジンベイザメを失ってしまい、
海遊館のスタッフやファン達にとってとても悲しい出来事だったと思います。

亡くなった2匹はまだ子供でした。
成熟を迎える事が出来ずに生涯を閉じてしまった2匹を思うと心が痛みますね。

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4.最後に

海遊館で大切に育てられてきた天ちゃんと遊ちゃん。

天国では安らかに眠っていることを願うばかりです。
きっと海遊館スタッフやファン達の心の中に、天ちゃんと遊ちゃんの生き様は刻まれている事でしょう。

現在も海遊館はジンベイザメを常設展示しています。
大阪に来た際にはぜひ海遊館に行ってみてはいかがでしょうか?

温和なジンベイザメ達が皆さんをお待ちしている事でしょう。

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