【神ゲー(steam)】 ずっと遊べる名作!!「Hades(ハデス)」 ローグライクアクション!!

steam ずっと遊べるゲームとしてご紹介するのは
steam上に星の数ほどあるゲームの中で数えるくらいしかない
圧倒的に好評の評価を受けているHades(ハデス)だ。

鮮やかな色彩とアニメ風のグラフィックはとても美麗で、
かつ外国産のゲームだが
日本人受けもするビジュアルで気に入ること間違いなしだ。

スピード感満載のアクションバトルはもちろん
様々な魅力的な登場人物達と織りなす会話劇は必見の価値ありだ。

いかにHadesの魅力を十二分に語っていこう。

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●ローグライクダンジョンアクション

基本的には2Dの一般的にクォータービューと呼ばれる
斜め見下ろし視点(他タイトルではディアブロなどが有名)のアクションで、

動かせるキャラクターは主人公のザグレウス1人だけだが、
武器は数種類あり、武器によってかなり操作感覚が変わってくるので
プレイしていて物足りなさは全く感じない

武器の種類で使用を強制されるという事はないので、
単純に使ってみて自分がしっくりくるものを選んで良いのは
気楽に楽しめる良い点だ。

難易度はかなり高めで、いわゆる死にゲーといっていいだろう。

トライ&エラーが基本設計とされているタイプのアクションゲームだ。

ダンジョン内は挑戦の度にマップや敵、
手に入る“功徳”と呼ばれるパワーアップアイテムなどが変化する。

近年もはや定番となりつつある
ローグライク要素が取り入れられている。

また、ダンジョンに挑戦する度にクリアに関わらず
解除される要素が膨大で、やられても何度も挑みたくなるのは嬉しい

基本的に“功徳”はその周回のみの強化が出来るもので
ランダムに手に入る多種多様な能力を組み合わせると
意外な強さになったりもする。

それらもこれが絶対最強という組み合わせがあるわけではなく、
プレイスタイルで好みが出るだろう。

この“功徳”は剣ではあまり強くないが
槍ならかなりつよくなるといった、自分なりに最強と思えるビルドを
試行錯誤できるのが面白い。

一度強化すると恒常的にゲームを有利に進められる要素も
用意されているので、毎回全て初めからやり直しではなく、
ついつい何度もダンジョンに挑みたくなってしまうシステムだ。

またダンジョンに入る度に確実にプレイヤースキルの向上を
感じ取れる良質のアクションゲームでもあるので
クリアできなかったステージを何度目かの挑戦でクリアした時は
心地よい達成感を味わえる。

主人公ザグレウスのダッシュや攻撃のモーションは小気味よく
軽快な操作性で爽快感もある。

また、ゲーム終盤になると敵の攻撃も激しくなり
一種の弾幕系シューティングのような避ける動きが必要になったりもするが、

きちんと敵の動きにはパターンがあるし
攻撃の前には予備動作もあるので理不尽さは感じない

steamのHadesは全ての面において上質となってずっと遊べる。

●膨大なテキスト量に彩られた魅力的なストーリー

Hadesはギリシャ神話を題材にしており、
主人公のザグレウスは父である冥界の王ハデスに対して反抗心を持っている。

それは思春期特有の立派な父親だとわかっているのに
どうにも素直になれなくて、
反抗的な態度や言動を繰り返してしまうようなもので、感情的にも入りやすい。

父ハデスもハデスで大人になろうとしている息子を尊重し
大事に思いながらも表面上は厳しく突き放してしまうが

常にザグレウスの事が気がかりで
仕事中も心ここにあらずというような時もあったりするなど
まるでホームドラマのようで一種の微笑ましさすら感じる。

ある時、思い立ったザグレウスは冥界にから地上に脱出しようとする。
冥界からの家出物語がメインのストーリーとなっている。

このようにやけに人間よりも人間臭い
親子の神々を筆頭に一癖も二癖もある、
強烈な個性を持った神々がたくさん出てきて物語を彩ってくれる。

家出の途中で出会う神々は、
冥界の王ハデスの息子であるザグレウスにとっては
半ば親戚のようで、随所に現れ可愛がってくれて、

力を貸してくれる様子はまるで親戚のおじちゃん、
おばちゃんがお菓子屋、飴をくれるみたいで笑える

ギリシャ神話の大きなスケールの話のはずが
その辺の田舎の中小企業の社長と息子のような
身内の諍いのようにも見えてきてクスリとしてしまう。

しかしこのメインストーリーをゲームプレイの合間にたまに
挿入されるぐらいでそれ以外の膨大なテキストは
プレイ中いつでも見ることが出来るデータベースの方に記載されていき
自分の読みたいタイミングで読むことが出来る。

このデータベースに纏められていくテキストを読めば
全体のシナリオを深く読み解けるというのが秀逸であり、

もしこの膨大な文章量を強制的に見せられていたら
ゲームとしてとても窮屈なものになっていただろう。

データベース上のテキストはゲーム内で剣の武器を使って
何体敵を倒すとか途中で出会う神々と

何回会話をするとか、ありとあらゆる行動によってアンロックされて
テキストが追加されたり変更されたりと

自分のペースで物語を追う事が出来る上に、
何よりゲームプレイを重ねる動機付けにもなっているところが
非常に上手い造りだ。

steamでもなかなかHadesの様なゲームは稀有な存在だ。

●美しいグラフィック

Hadesを語る上でこの部分はやはり見逃せない。

素晴らしいアクション性と素晴らしいシナリオがあっても
それはプレイしてみて初めて分かることであり、

一目見た時にユーザーの印象を決めるのは
やはりグラフィックの美しさであるのは間違いないだろう。

このゲームは美しさセンスの良さは人の目を惹く。

2Dの手書きの背景画は色彩も鮮やかで
何度見ても色褪せない魅力があるし、

アクションするキャラクターや敵も丁寧に描かれており、
それらが動いてアニメーションするとさらに映える。

攻撃のエフェクトも派手で動かしているだけでも楽しく
爽快感に一役買っている。

神々と会話する際に表示される一枚絵も
発色のよいアニメ調の塗り方でありながら
神々の重厚感も漂わせるビジュアルはクールというしかない。

ゲームでは珍しいジャケット買いをしたくなるゲーム。

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まとめ

と、ここまでsteamで、ずっと遊べるゲームであるHadesを語ってきたわけだが
正直、今やこの手のゲームはさほど珍しくなくなった。

しかしだからといってこのHadesを遊ばないのは非常にもったいない。

その一番の理由は全ての要素のクオリティに対して
妥協がないという点に尽きる。

美しい背景。目を引く彩色。キャラクターを動かすキーレスポンス。
キャラクターの魅力。

ビルドの多様性。遊ぶたびに変化が起こるタイミング。

このHadesはこのジャンルのお手本として誰でも楽しめる名作となっている。

やり始めたら辞め時を失い、Hadesの魅力に取り込まれ、
トライ&エラーの果てにすぐに冥界を自分の庭のように
闊歩しているようになっているだろう。

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