【疑問を解決】j-popは海外で人気があるのか?ないのか?本当のところは!?

1963年、坂本九が歌う「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)が
全米ビルボードシングルチャート1位になりました。

もう半世紀以上前の事です。

以降、全米チャート1位を獲得したj-popの歌手やバンドはいません。

では最近のj-popはどうなの?海外では人気がないの?と気になる方も多いでしょう。

ご安心ください、
「j-popは海外で人気があります!」
「これからもっと人気が出ます!」

この記事では、その理由を説明したいと思います。

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●j-popの一時代、「シティ・ポップ」が海外で大人気!

日本で1970年代後半~80年代に登場した「シティ・ポップ」が、
海外で大変な人気です。

シティ・ポップとは、当時「ニュー・ミュージック」と呼ばれた音楽ジャンルで、
洗練されたフュージョンサウンドに、日本語の歌が乗り、きらびやかですが、
派手すぎることのない、車窓から眺める夜景が合いそうな楽曲が多いジャンルです。

2017年に、竹内まりやの「プラスティック・ラヴ」がYouTubeにアップロードされ話題となり、
海外の歌手にカバーされたりと、当時は海外まで届かなかった音楽が、インターネット、
SNSの力で、瞬く間に話題となりました。

洋楽指向の洗練されたサウンド」+「日本語の歌」が人気のポイントで、
とても「日本人らしいサウンド」として再評価されています。

日本でも当時を知らない世代にも流行し、レコード人気にも繋がっています。

日本のレコード店で、外国の方がシティ・ポップのレコードを買い求めて行く様子を、
よく見かける様になりました。

2020年末に、1979年に発売された「松原みき」の楽曲、
真夜中のドア/Stay With Me」が、Spotifyのグローバル・バイラルチャートで
18日間連続1位を獲得。

これは、「世界で一番再生された曲」と言う事になり、快挙です。

●j-pop初の海外でのダウンロード、ストリーミングでの再生数1位!

2023年、j^popの「YOASOBI」が、楽曲「アイドル」で、
全米ビルボード・グローバル・チャートで、jpopで初めて1位となりました。

他にも、「米津玄師」「Ado」「藤井風」など、名前を上げるとキリが無い程、
j-popは世界中で再生されています。

YouTubeや、各SNS、サブスクリプションサービスなど、音楽の聴き方が変わり、
新時代のチャートですが、「世界中でjpopは人気がある」と実感して頂けると思います。

ここでも、日本語歌詞で歌う「日本人らしいサウンド」を大切にしている、
と感じるアーティストが多くランキングされています。

●j-popアーティストのライヴで熱狂する海外のオーディエンス!

インターネット、SNSの力が大きく、アーティストの活動が「見えやすく」なりました。

YouTubeを始めとするSNSにて、j-pop勢の海外でのライヴ映像を見ると、
会場には、沢山のオーディエンスが熱狂しています。

これを見ると、「j-popも人気がある!」とは、実感頂けると思います。

特に、圧倒的な演奏力を持った「神バンド」をバックバンドに擁する、
BABYMETAL」。

ヘヴィメタルに乗せて踊るアイドルが、日本語で歌うというありそうで無かったアプローチと、
和楽器の音や日本らしい旋律を混ぜるアレンジなど、
日本人らしさが滲み出ていて、海外で人気を博しています。

次に、セーラー服に身を包み、パワフルなダンスと日本語で歌う、
四人組ダンス・ヴォーカルユニット、「新しい学校のリーダーズ」。

日本人にはどこか懐かしさを感じる、歌謡曲風なメロディーに、
日本人らしさを感じさせ、印象的なダンス、踊りながらもしっかりした歌を聞かせる事で、
海外にて大ブレイク中です。

両アーティストとも、海外での大きなフェスティバルへの出演を果たしたり、
超大物海外バンドのオープニングアクトを務める等、同じ日本人としてとても誇らしく感じます。

激しいサウンド」+「日本特有のアイドル文化」や、
ダンスミュージック」+「セーラー服」がポイントで、

シティ・ポップと同様に、「何か」と「何か」を足してオリジナリティを作り出す事を
得意とする日本人の特徴が活かされて、ここでも「日本人らしい音楽」が評価されています。

●個性が「はみ出していく」時代!

「新しい学校のリーダーズ」が、自己紹介で使う言葉で、
個性と自由で、はみ出していく」と言う言葉があります。

まさにこれからの時代、j-popのテーマはこれだ!と私は強く思います。

この記事で紹介した、j-popのアーティスト達は、
とても「日本人らしさ」を大切にしていると感じます。

自由に情報を発信できる現代に、アーティスト達の個性が世界中に「はみ出して」行き、
海外のリスナーにもっとj-popの魅力が伝わり、人気が増えていくでしょう。

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●まとめ

現在もj-popは海外で人気があります。

海外の方がj-popを聞く、「きっかけ」と「理由」があれば、もっとj-popの人気が出るでしょう。

「きっかけ」は、インターネットやSNS、スマートフォンがあれば、
世界中と繋がれるこの時代には十分に揃っています。

「理由」としてなり得るものが、「日本人らしい音楽」なのではないでしょうか。

「日本人らしい音楽」は、言葉や、歌だけでなく、日本人らしいメロディ、
旋律、沢山の要素で成り立ちます。

現在のj-popシーンに注目し、これから海外で人気が出るであろうアーティスト達に期待して、
j-popを楽しみましょう。これからのj-popシーンが非常に楽しみです。

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