【歴史トリビア】直江兼続はtakahiro!? 大河ドラマ「どうする家康」で注目の、直江兼続とは!?

みなさん、直江兼続はご存じでしょうか。

歴史好きや戦国ファンの方はもちろんのこと、
直近の大河ドラマ「どうする家康」や直江兼続が主人公として描かれた「天地人」、
何かと注目された「真田丸」など数々の大河ドラマに登場しています。

「どうする家康」では元EXILEでダンサーのtakahiroさんが演じると話題になりました。

そんな直江兼続について、彼の生涯とその生きざまはもちろんのこと、
takahiroさんが直江兼続を演じるうえで意識していたことなどにも触れつつ、
ざっくりとご紹介しますので、最後までお付き合いください。

スポンサードリンク




●直江兼続ってどんな人?

直江兼続(1560―1620)は越後国(現在の新潟県)で生まれたとされています。

父は越後や北陸に勢力を持っていた上杉氏の家臣である樋口兼豊でした。

その後、上杉氏の家臣である直江家の跡取りとなります。

これは兼続の母が直江家出身であったとされるためでした(諸説あり)。

兼続が直江家を継ぐころには、既に上杉謙信は亡くなっており、
息子の上杉景勝が上杉家の当主となっていました。

兼続は最側近として上杉景勝を支え、
上杉氏は豊臣氏傘下に入りつつも1598年には越後から会津に加増の上転封となり、
90万石から120万石の大大名となり、
家康らとともに五大老にも任命されます。

そんな上杉氏躍進のキーパーソンは直江兼続といっても過言ではないでしょう。

その後、家康と石田三成など豊臣恩顧の武将が対立する中で、
上杉氏は三成方、後の西軍側に就くことになりました。

そのなかでも大きな事件となったのが家康による会津征伐でした。

これは、上杉景勝が戦をけしかけようとしているという訴えを受け、
家康が上杉氏討伐に向かう(三成挙兵により未遂に)という事件です。

その原因を作ったのは直江兼続でした。

兼続は直江状と呼ばれる弁明の文書を家康側に送り、それが会津征伐、
しいては関ヶ原の戦いの一因となったとされています。

ただし、この直江状はホンモノ説とニセモノ説があり、真相は不明です。

上杉氏も直江兼続も関ヶ原の戦いそのものには参戦しませんが、
東北地方で最上氏と激戦を繰り広げます。

しかし、ご存知の通り家康率いる東軍が勝利したため、上杉氏は存亡の危機に立たされますが、
景勝と共に兼続も上洛、家康に謝罪し、米沢30万石に減封されます。

江戸時代になると、直江兼続は1608年には重光という名前に改名し、
土地開発や治水工事に取り組み、領内の生産性向上に努めました。

また、徳川家との融和的なやり取りもこなし、上杉家のために尽くしました。

その後大阪の陣などにも参戦しましたが、1620年に上洛先の江戸で亡くなりました。
ちなみに場所は現在の警視庁のある場所だそうです。

●直江兼続の兜は「愛」の字!?

縁の下の力持ちとして上杉氏を支えた直江兼続ですが、
彼の愛用した兜は「愛」の字をかたどっていることで知られています。

いったいなぜ「愛」の字をしているのでしょうか。

これは上杉謙信が打倒武田信玄、北条氏康の戦勝祈願を行った愛宕神社の「愛」からとったとされています。

「愛」の字は上杉氏にとって縁起のいい字であったといってもよいのかもしれません。
兜自体は兼続が謙信もしくは景勝から頂いたものではないかとされています。

よく見るものはVの字をしているものですが、
やはり名のある武将ともなると様々な形をしているので、
気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。

●「どうする家康」直江兼続役はtakahiro!?

昨年放送された大河ドラマ「どうする家康」ではダンサーのtakahiroさんが
直江兼続を演じられたことで話題になりました。

直江兼続を演じるにあたってtakahiroさんがコメントを発表しているので
そのうちのいくつかを紹介します。

まず、takahiroさんは直江兼続のイメージについて「スゴイ兜かぶった、喧嘩っ早い人」と述べています。

「スゴイ兜」は「愛」の兜、「喧嘩っ早い」は直江状や最上氏との戦のことを指していると思われます。

しかし、実際に演じたことによって
愛するものと信念を守るために困難から目を背けない義の偉人」というイメージに変わったそうです。

やはり、一生涯上杉氏のために尽くしたことや、
民の生活に直結する領国経営に尽力したことなどが「義の偉人」イメージにつながったのでしょう。

ちなみにtakahiroさん、時代劇出演は初だそうで、
「思いっきり挑戦できることがとても楽しみでした!」と述べています。

ただ、「平清盛」では舞踏シーンの振り付けを担当したことがあるようで、
何かと大河ドラマにのある方なのかもしれません。
(引用:ヤフーニュース 2023年9月15日 記事より)

スポンサードリンク




●まとめ

以上直江兼続についてその生涯や「愛」の兜、
そしてtakahiroさん演じる直江兼続について見てきました。

兼続自身、自分がトップに立つのではなく、上杉氏のために忠義を尽くしてその一生涯を終えました。

その姿はtakahiroさんの言葉を借りれば、まさしく「義の偉人」といえるでしょう。

また、兼続の象徴ともいえる「愛」の兜は米沢城址公園にある稽照殿にあるので
気になる方はぜひ訪れてみてください。そのほかにも上杉氏ゆかりの品が所蔵されているそうです。

今後も直江兼続、そしてはtakahiroさんの活躍には注目してきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA