【歴史トリビア】源頼朝の豆知識を紹介!!知っておくとモテるかも!?

源頼朝の豆知識をいくつか紹介したいと思います。
源頼朝と言えば鎌倉幕府を開いた人として有名ですよね。

実際の源頼朝はどんな人だったのでしょう?

若い頃から流人生活を送るなど苦労を重ね、また弟の源義経を滅ぼしたことから、
どちらかと言えば世間的にはクールでしたたかな印象があるかもしれません。

今回はそんな源頼朝の人間らしさを感じる豆知識を紹介したいと思います。
それらを知ると今までの源頼朝のイメージが変わって来るかもしれませんよ。

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●源頼朝はイケメンだった?

まずは容貌についての豆知識です。

当時の文献に源頼朝は顔が大きめで、
イケメンだったと書かれています。

容貌優美」とも書かれていることから、
武家でありながら貴族的な、柔和な容貌だったのではないでしょうか。

これは源頼朝の母の血筋が大いに影響してのことだと思います。
母の由良御前は血筋が良く、熱田神宮の大宮司藤原季範の娘でした。

弟の源義経の母である常盤御前が雑仕女の身分だったのに比べると、
雲泥の差だったのです。

源頼朝はこの母の血筋をかなり誇りにしたでしょう。
そして身長は165センチと、これまた当時の身長としては高かったと言われています。
高身長のイケメンでアイドルのように目立つ風貌だったと思われます。

●ライバルの母に救われた?

平治の乱という源氏と平家の戦いで、源頼朝は父の義朝と兄二人を失っています。

当然嫡男である源頼朝も殺される可能性が高かったわけですが、
思わぬ所から救いの手が差し伸べられました。

池禅尼という平清盛の継母に当たる人です。

この人が清盛に助命嘆願をし、源頼朝は命を救われたと言います。
宿敵の母親に救ってもらったなんて不思議な運命ですよね!

池禅尼は20代で亡くなった実子に頼朝が似ていたことから嘆願したとか、
嘆願の理由には諸説あるそうです。

いずれにしろ一人の女性によって源頼朝の命は救われ、歴史が変わりました。
歴史の裏に女あり」とはよく言ったものです。

●源頼朝は恋愛結婚だった?

当時としては珍しい恋愛結婚で、源頼朝と北条政子は結婚しました。
平時であれば双方とも親の決めた相手と結婚していたでしょう。

しかし源頼朝は流人の身の上でした。
そしてその土地の豪族の娘である政子と恋愛し結婚したのです。

政子の父時宗は当初反対で、政子を他の豪族に嫁がせようとしたことも
二人の恋愛を燃え上がらせたのかもしれません。

頼朝は貴族然としていて、本来なら大人しい嫋やかな女性が好みだったのではないでしょうか。

一方の政子は情熱家なので、本来なら頼朝のような貴族は好まない筈。

タイプ云々よりも、とにかく好きになったから結婚した
というシンプルな結婚の形だった気がします。

この点、現代の恋愛と何ら変わりないですよね。

●流鏑馬を定着させたのは源頼朝?

馬に乗り弓を使う、現代でもおなじみの流鏑馬。
この流鏑馬を武士に定着させたのは源頼朝だと言います。

彼はいくさでは指揮を取り、実戦は部下に任せるタイプのようでしたが、
実は弓の腕前は一流だったと言います。

馬に乗って弓矢を使い、実際に敵を倒すこともあったそうです。

源頼朝は歌人西行に流鏑馬について聞いたり、御家人を集めて話し合ったり、
流鏑馬の歴史的な背景も考えました。

結果、武家社会の精神的支柱として流鏑馬を根付かせることに成功しました。

●源頼朝も歯痛に悩んだ?

「吾妻鏡」という本に、源頼朝が歯痛に悩んでいたことが判る記述があります。
歯痛は現代だけのものではなかったようです。

昔の人も悩んでいたんですね!

本によると、京都から薬を取り寄せたとか、痛みが再発したとか、
京都に治療法を聞くために家来を派遣したとか、歯痛快癒の祈願をしたとか、
痛みが治ったので舟遊びに出かけたとか。

その詳しい記述から源頼朝がかなり歯痛に悩んでいたことが判ります。
歯の痛みが辛いのは昔も今も変わらなかったよう。

快癒祈願までしているなんてちょっと笑ってしまうエピソードです。

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●まとめ

源頼朝の豆知識をいくつか挙げてみました。

まとめると、源頼朝はイケメンで長身、血筋が良く、流鏑馬もできる、
女子達にモテる要素満載の男性だったようです。

しかも殺される筈が助かったりと、運命も味方する人だったとかカッコよすぎますよね。
一方で北条政子と恋愛結婚したり、歯痛に悩まされたり、と現代人にも通じる側面もありました。

これらの豆知識から、ちょっとでも親近感がわいたり、クールな印象のみならず、アイドルみたいなカリスマ性もあったのね、みたいにとらえてもらえると嬉しいです。

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