【旅マニア監修】坂本龍馬記念館への所要時間はどのくらい?? ~生誕の地で龍馬の生涯を学ぶ~

幕末の人気者といえば、やはり坂本龍馬でしょう。

司馬遼太郎による小説「竜馬がゆく」をはじめとした、さまざまな本やドラマ、
映画の題材としても取り上げられています。

そんな坂本龍馬がどのような人生を歩んだのかを知りたいと思いませんか?

ネットで調べたり本を読んだりして彼の生涯を知ることもできますが、
龍馬の生まれ故郷の高知県にある「高知県立坂本龍馬記念館」を訪問してみるのはいかがでしょうか?

このブログでは、坂本龍馬記念館への行き方や所要時間、
展示内容などについてご紹介します。

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●どこにあるの?

「高知県立坂本龍馬記念館」は高知県高知市の桂浜公園内に位置しており、
ひと際目を引くガラス張りの建物は、桂浜のシンボルともなっています。

目の前には青い空と太平洋が広がり、水平線がどこまでも続いています。

龍馬自身も、この水平線を眺めながら、大海原の向こうにはどんな世界が待っているのだろう、
と思いをはせていたかもしれません。

◆高知県立坂本龍馬記念館 基本情報◆

【住所】高知市浦戸城山830番地
【電話】088-841-0001
【開館時間】9:00-17:00(最終入館16:30)
【休館日】なし
【入館料】企画展開催時:一般700円(展示替期間:一般500円)、高校生以下:無料
【駐車場】無料、普通車42台駐車可能(うち2台は障害者専用)

●高知市中心部から記念館へはどれくらいかかるの?

・高知ICから(自家用車 or タクシー利用)

所要時間:約25分
高知自動車道「高知IC」で降り、「桂浜」方面へと五台山道路を南下します。
浦戸大橋を渡り「桂浜」へ向かう途中、「龍馬記念館」の表示があります。

・JR高知駅から

所要時間:約35分
「高知駅BT(バスターミナル)」から、とさでん交通バス「桂浜」行きに乗車します。
「龍馬記念館前」で下車し、徒歩約2分です。

・高知空港から 

所要時間:約1時間10分
空港連絡バスに乗り、「はりまや橋」で下車します。
「南はりまや橋」から、とさでん交通バス「桂浜」行きに乗車します。
「龍馬記念館前」で下車し、徒歩2分です。

●どんなことを学べるの?


坂本龍馬記念館では、坂本龍馬の生い立ちや、彼の成し遂げた偉業などを、
映像や貴重な歴史資料を通して学ぶことができます。

建物は、体験型展示を中心とした本館と、
龍馬に関連する資料などを展示する新館とに大きく分かれています。

記念館全体の所要時間は約90分ですが、
手紙などの資料をひとつひとつじっくり見ていると、もっと時間がかかります。

龍馬マニア“を自負される方は、
少なくとも約2時間の所要時間を想定しておいた方がよいかもしれませんね。

また、坂本龍馬についてだけでなく、同じく高知出身のジョン万次郎についての展示や、
幕末に撮影されたさまざまな写真も見ることができ、当時の様子を伺い知ることができます。

※ジョン万次郎ってだれ?

土佐生まれの漁師だった万次郎は、ある日、漁に出て嵐に遭い、沖合で漂流してしまいました。

しかし、アメリカの捕鯨船に奇跡的に助けられ、その後約10年間をアメリカで過ごします。
のちに日本へ帰国した万次郎は、通訳として活躍し、日本の開国、近代化に大きく貢献しました。

●記念館の見どころは?

・新館


なんといっても、2階の常設展示室に展示されている龍馬にまつわる手紙の数々です。

彼は生前、家族、友人、同志など様々な人に向けて非常に多くの手紙を書いています。

まめな性格だったのでしょうね。
龍馬が現代に生きていたら、毎日SNSでなにかをつぶやいているタイプかもしれません。

姉の乙女に宛てた手紙の中には、あの有名な「日本を今一度せんたくいたし申候…」の文字が書かれています。

この手紙以外にも、龍馬は乙女に向けてたくさんの手紙を書いています。
実はお姉ちゃんっ子だった龍馬のかわいい一面が垣間見えて、親近感がわきますね。

また、「薩長同盟」締結の際、木戸孝允が盟約内容を書き記し、
確認のための裏書を龍馬に求めた書簡も、ここで見ることができます。

日本の未来を大きく変えることになる盟約が書かれた書簡を、
龍馬はどのような気持ちで読み、署名したのでしょうか。

龍馬の筆跡を目にすることで、彼の性格や、
その手紙を書いたときの息遣いまで想像が膨らみそうな気がしませんか?

・本館


資料展示が中心の新館とは異なり、本館ではイラストパネルや映像、
模型などを使った‟体験型展示“が中心なので、お子さまにもわかりやすく、
楽しみながら学べるように工夫されています。

龍馬が暗殺された京都の旅館・近江屋の八畳間を再現した展示があり、
靴を脱いで上がることも可能です。

死に際、龍馬が何を考え、感じていたのか、
龍馬本人になりきって想像してみましょう。

海のみえる・ぎゃらぃりぃの上、中2階には休憩コーナーがあり、
そこからは広々とした太平洋を眺めることができます。

コーヒーを飲みながら海を眺めてほっとひと息つくのもいいですね。

また、屋上からは、さらに雄大な青い空と海の風景を、
潮風を感じながら楽しむことができますので、天気の良い日はぜひ屋上へ足を運んでみてください。

出口手前にはミュージアムショップがありますので、お土産の購入もお忘れなく。
様々な商品がありますが、筆者のイチオシは「龍馬のしおり」です。

実は、森林大国である日本の中でも、高知県は森林率第1位なのです。
県内の豊かな森林から切り出したヒノキを使用して作られているのが、この「龍馬のしおり」です。

しおりには坂本家の家紋や龍馬の自著が印刷されており、
しおりを挟んだページを開くたびに、ほのかなヒノキの香りがして、リラックスさせてくれます。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」などの龍馬に関する本を読むときに、
このしおりをセットで使えば、こころはいつでも高知に、幕末に、飛んでいけちゃうかもしれません。

またミュージアムショップを出ると、もう記念館の出口となりますが、
出口には「シェイクハンド龍馬」が立っていますので、
龍馬と握手をして記念撮影することも、どうぞお忘れになりませんように。


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●まとめ

いかがでしたか?坂本龍馬の生涯について、歴史的資料からだけでなく、
体験型展示を通しても、楽しみながら学ぶことのできる「高知県立坂本龍馬記念館」。

高知市内中心部からの所要時間は約30分とアクセスしやすい立地にありますし、
記念館周辺には、浦戸城跡、桂浜水族館、砂浜などの観光スポットもたくさんあります。

今年はたつ年、たつ=龍=龍馬、ということもありますので(無理やりこじつけ感ありますが…)、
興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。

ちなみに…11月15日は坂本龍馬の誕生日であり、
記念館の開館日でもあるため、毎年この日は入館料が無料となりますよ!

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