【意外と知らない】SUVの「樹脂パーツ部分」は塗装する?・・というより塗装できるの?

SUVの車体についている樹脂製の部品。ありますよね?

そう、あの黒っぽいようなグレーっぽいような部分です。

あの部分が安っぽく見えるから車体と同じ色に塗りたい。
とか思ったことある方、いらっしゃるのではないでしょうか。

そのSUVの樹脂パーツ部分の塗装について
今回はお話していこうと思います。


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●SUVのあの樹脂パーツはなぜ、あのような状態なの?

SUVの樹脂部分のパーツは総称として
フェンダーモール」と呼ばれることが多いです。

それ以外の部分にも使われていることがありますが、
基本的には車体のフェンダー部分に使われていることが多いです。

そのフェンダー部分が樹脂パーツになっている理由ですが

・悪路走行時の石跳ね、泥跳ねによる傷・破損時の交換のしやすさ
・交換時の費用の面

以上の理由で樹脂パーツが使われています。

普通の金属製部品ですと、傷がついてしまったり凹んでしまった場合、
板金等の修理になりますが、塗装も必要となるため、修理費用が高額になります。

その点、樹脂パーツであれば、安価でスムーズに交換ができますので、
悪路の走行も考えられているSUVに多用されています

ただ、デメリットがありますので、そのデメリットは次にご紹介します。

●SUVの樹脂パーツのデメリットは

安価でスムーズに交換が出来る「樹脂パーツ」ですが、
デメリットがあります。

それは・・・。

・経年劣化で色が白く変色(白飛び)していく

これがデメリットとしてあります。

紫外線等にさらされることによって、
樹脂パーツが劣化し白く変色していきます。

それを防ぐため、
見栄えの面でSUVの樹脂パーツ部分を塗装しようとか思っている方、
いらっしゃると思いますが色を塗ることはお勧めしません

その理由は次にご紹介します。

●SUVの樹脂パーツ部分を塗装しない方がいい理由

SUVの樹脂パーツ部分の見栄えと先述した経年劣化で白くなっていく「白飛び」を
防ぐために色を塗る塗装はしない方がいいと言いましたが、
その理由をご説明します。

理由としては
①塗装費用が高額。
②樹脂パーツの為、塗装が乗りにくい

以上の理由で色を塗ることはお勧めしません。

あの樹脂パーツ、触っていただければわかりますが、
ザラザラとしています。

汚れが付きにくいように、
落としやすいように若干の凸凹がついているため
ザラザラとした感じになっています。

その凹凸が塗装乗りを悪くしてしまいますので、
塗装が乗ったとしてもすぐに剝がれてきてしまうため、
塗装することはお勧めしません。

では、経年劣化の白飛びを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

●樹脂パーツの白飛びを防ぐには?

樹脂パーツの経年劣化による白飛びを完全に防ぎきることは出来ません。

理由は必ず日光や紫外線を浴びますし、
それ以外にも雨や道路上の汚れなどで確実に劣化は進むからです。

ただ、その劣化から少しでも守ることは可能です。
それはコーティングを施すことです。

車用品販売店でも自分でサッと施工できるコーティング剤も売っていますし、
ディーラーやコーティング業者で樹脂パーツ部分のコーティングも
販売されています。

筆者の車にも樹脂パーツがついていますが、
筆者はコーティング業者で1年に1回、コーティングをしております。

以前に乗っていた車は樹脂パーツ部分のコーティングをしなかったのですが、
購入から3年で若干の白飛びが発生しておりました。

今の車は購入して1年も経っていないので、
コーティングの効果はまだ実感しておりませんが、
劣化から少しでも守れているとは思います・・・。

最悪、白飛びしたらその部分だけ交換するっていう方法もあります。
交換のしやすさと値段の安価さが樹脂パーツの売りなので・・・。

皆さんもご自分にあった方法をお取り下さい。

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●まとめ

SUVの樹脂パーツ部分の塗装について説明して来ましたが、
いかがだったでしょうか?

安価で簡単に交換が出来る樹脂パーツですが、
塗装はお勧めしないのと経年劣化の白飛びがネックとしてあることが
お分かりいただけたと思います。

理由がわかっていても、あの安っぽさが何とも言えませんが、
いろいろな理由があって採用されていますので、
どうしても気になる方は樹脂パーツが採用されていないSUVもありますので、
そちらを購入検討されるのも有りだと思います。

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