【動物トリビア】東山動物園のナマケモノに赤ちゃん!知って面白い生態とは?

2023年9月5日に東山動物園ナマケモノの赤ちゃんが生まれました!

皆さんは、ナマケモノを見たことがありますか?
大きい動物園でないと、なかなかお目にかかれない動物です。

そんなナマケモノの赤ちゃんは、もっと珍しいと思いませんか?

私も一度見たことがあるのですが、
笑ったような寝顔がとても可愛くて癒されたのを覚えています。

残念ながら今現在、人工哺育中で一般公開はされていないようですが、
すくすく成長中とのことです。

本記事では、東山動物園のナマケモノのことや生態について書いております。

赤ちゃんの観覧もしばらくすると解禁になると思うので、
それまでナマケモノの生態について少し予習しておきませんか?

案外知られていないことが多くてきっと面白いですよ!

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●東山動物園にナマケモノは本当にいるの?

ナマケモノが見たくて動物園に来たのに実際行ってみたら、
いないなんて悲しい結果にならないようしたいですよね。

名古屋にある東山動物園には、ナマケモノはいます!

それも最近赤ちゃんが誕生しています。

赤ちゃんはまだ見ることが出来ませんが、
自然動物館の1Fにある夜行性動物のコーナーで観覧可能です。

●東山動物園のナマケモノって一体ナニモノ?

ナマケモノは、大きく下記の2種類に分類されます。
(1)ミユビナマケモノ
(2)フタユビナマケモノ
これら2種類のナマケモノについてそれぞれ簡単にまとめておきます。

*(1)ミユビナマケモノ


・指の数 3本
・しっぽ あり

*(2)フタユビナマケモノ


・指の数 後ろ足が3本で前足が2本
・しっぽ なし

見分けるのは、簡単ですね。
さて東山動物園にいるナマケモノはどちらでしょう?
ぜひ自分の目で確かめてみてください!

●ナマケモノの面白生態3選

東山動物園に行く前にナマケモノの不思議で面白い生態
3つに絞って紹介します。

知れば、きっとナマケモノについてもっと知りたくなると思いますよ!

*名前のとおり怠け者

本来哺乳類は、恒温動物で体温を自らで保つことができますが、
ナマケモノは哺乳類では珍しく、昆虫や魚と同じ変温動物です。

そのため、変温動物ほど体温を保つエネルギーを必要としないので、
省エネで生きることができます。

また、木の上では毎日10時間ほど昼寝を行うので、
ムダに動かない怠ける事に特化した動物と言えるのではないでしょうか。

*蛾とは相利共生の仲

ナマケモノは、木のみなどを食べているのですが、
体に生えた藻も食料としています。

実はこの藻、体に住まわせている蛾のフンや、
運んでくる窒素を肥料にして育つのです。

蛾もまたナマケモノのフンに卵を生み成虫となっていきます。
つまり、蛾とナマケモノはお互い依存し合って暮らしているのです。

*トイレは危険と隣り合わせ

ナマケモノは消化スピードがとても遅く、排泄の回数も
1週間に1度くらいと言われています。排泄自体は、木から降りておこないます。

では、なぜ危険なのにわざわざ木から降りて排泄するのでしょうか?

自分よりも強い生き物に遭遇してしまうと、
筋力がほぼないナマケモノは捕食されてしましまうよね。

考えられる理由は下記の2つがあります。

1.自分のフンを住む木の肥料にして育てるため。
2.蛾に卵を産むフンを提供するため。

ナマケモノは、リスクがあるものの、生きるために
必要な住まいと食べ物を将来的に確保する行動を本能的に行なっているようです。

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(まとめ)

ここまで、東山動物園のナマケモノのことや
その生態についてご紹介してきましたが、
他にももっと面白い特徴がナマケモノにはあります。

この記事を読むだけではなく、
実際に見ることで気づく発見もあるのではないでしょうか。

なので、ぜひ一度東山動物園に足を運んでナマケモノを観察してみてほしいです。
それに、もうすぐしたら赤ちゃんの観覧もできるようになると思いますよ。

あと最後に、
本記事では、東山動物園と書かせていただきましたが、
正式名称としましては、東山動植物園ですのでお間違いなく。

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