【元トリマー監修】超小型犬が飼いやすいのは一体なぜ???実は、、、

犬を飼うとなった際に比較的飼いやすい犬を選びたいと思う方は
多いのではないでしょうか?

国によって好まれる犬種は様々ですが、
圧倒的に日本で人気が高いのは「超小型犬」の傾向があります。

この記事では小型犬が飼いやすいと思われる4つの理由をまとめました。

ぜひ最後までご覧ください。


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●「超小型犬」とは?

明確な基準はありませんが、超小型犬とは成犬になった時の体重が
4kg以下の犬とされています。

それでは超小型犬の種類をいくつかご紹介します。

トイプードル


クリっとした目とフワフワした毛がまるでぬいぐるみのようです。
成犬体重3kg〜4kg

ヨークシャーテリア


長く絹のような毛のため、動く宝石と呼ばれています。
成犬体重2kg〜3kg

パピヨン


大きな立ち耳と絹のような毛を持ち、手足が細いのが特徴です。
成犬体重2kg〜3kg

チワワ


公認されている犬種の中でも超小型犬として認められています。
成犬体重1.5〜3kg

マルチーズ


純白のような白い毛を持ち、クリっとした黒い目が特徴です。
成犬体重2.5kg〜3.2kg

●傾向①小さくて可愛い姿

小さくて軽く、まるでぬいぐるみのようなサイズ感から、
抱っこしやすくて可愛いという印象が強いのではないでしょうか?

そんなイメージから初めて飼うならまずは小さめの犬から、
という方も多いでしょう。

体が小さいことから、ペット可のアパートなどでも飼いやすいとして、
人気が高まっているとも考えられます。

●傾向②大型犬よりも費用の負担が軽い

エサ代やおやつ代、トイレシートのような消耗品代など
ペットの飼育は費用が発生します。

大型犬になるほど消耗する量が多くなりますが、
それに比べ超小型犬はエサの量は少なく、
サイズがあるものは小さいサイズで比較的済むため、
かかる費用は大型犬よりも抑えられます

また動物病院にかかった際に治療薬は犬の体重によって変わりますし、
トリミングサロンも犬種によって価格は変わってきます

大型犬になるにつれてケージやトイレの面積も大きめになるため、
限られた空間で飼うことが可能な犬種も絞られてきます。

そのため、庭付きの一軒家のような大きなスペースや、
マンション・アパートなどの集合住宅で飼育スペースが広く取れない人でも、
小さい犬なら飼いやすいといった意味で
比較的選ばれやすいと考えられます。

●傾向③寿命の長さ

飼育環境や病気などによっても左右されますが、
犬の平均寿命は大型・中型犬は13.81歳、小型犬は14.28歳
超小型犬は15.31歳程度と言われています。

体の大きさと寿命との関連性はまだ明確に分かっていませんが、
小型犬になるにつれて日常的にかかる体への負担は少なく、
細胞の老化が遅い
と言われています。

それに比べ大型犬は体が大きい分、
小型犬よりも多く細胞分裂を行うため成長のスピードが早いため、
寿命が比較的短いと言われています。

愛犬とは少しでも長く一緒に暮らしたいので、
寿命を考慮して超小型犬が選ばれやすいのかもしれません。

●傾向④飼いやすい性格

超小型犬の一般的な性格

愛情深い

飼い主や家族に非常に愛情深く、べったりとした関係を築きたがります。
ぬいぐるみのように抱っこされるのを好む犬が多いです。

遊び好き

小さい体ながらエネルギッシュで、遊びが大好きです。
短い時間でも遊び時間を持つことで、ストレス解消につながります。

警戒心が強い

サイズに関係なく、見知らぬ人や他の動物に対して
警戒心を持つことが多いです。

番犬としての役割を果たすこともありますが、
吠えすぎに注意が必要です。

独立心がある

甘えん坊でありながらも、自分の空間や時間を大切にすることがあります。
適度に一人の時間を作ってあげることも大切です。

知的でトレーニングがしやすい

賢い犬種が多く、基本的なトレーニングやトリックを覚えやすいです。

ポジティブな強化トレーニング(ご褒美や褒めること)で
良い行動を強化します。

代表的な超小型犬種とその性格

トイプードル:
トイプードルは非常に愛情深く、家族との強い絆を築きます。人懐っこく、飼い主や家族に対して深い愛情を示します。
チワワ:
勇敢で愛情深く、非常に忠実です。警戒心が強く、番犬としても活躍します。
ヨークシャーテリア:
活発で勇敢、冒険心旺盛な性格です。愛情深く、飼い主との絆を大切にします。
パピオン:
明るく元気で、自信に満ちた性格です。社交的で人懐っこく、家族に対して非常に愛情深いです。
マルチーズ:
優雅で穏やか、非常に愛情深い性格です。家族と過ごす時間を大切にします。

このように、存在感の可愛さ、費用の負担、寿命の面から
超小型犬が選ばれやすく飼いやすい傾向を見ていきました。

犬を迎え入れるということは大事な家族の一員になるということなので、
犬種それぞれの特徴とメリット・デメリットを把握しておく
犬と暮らす生活のイメージがつきやすいと思います。

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まとめ

犬を飼うことで癒しや幸せな時間が増えますが、
時間や手間、費用がかかること、今まで自由に過ごしていた時間が減ること、
しつけや無駄吠え、粗相などで初めはストレスを感じることも
多いかもしれません。

可愛いから、癒されるからと言って安易に考えず、
命あるペットなので責任をもって、
寿命までお世話するという覚悟も持って迎え入れましょう!

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