【伝説のバンド】ブランキージェットシティの現在とは？再結成の道

今から34年前ＴＢＳの深夜番組に「いかすバンド天国」という番組があった。

土曜の夜２時間30分の生放送でアマチュアバンドの
登竜門と言われる事となる番組。

通称イカ天。

ブランキージェットシティはこの番組出演をきっかけに
デビューしたバンドである。

この番組、色物バンドも結構多くバラエティ色の濃い番組だった為、
ブランキージェットシティは異色の存在だった。

バンドのコンセプトがしっかりしてて演奏力もあり、
歌詞の内容も文学的でいい。

何と言っても３人のタトゥーが生々しくイカつかった。

イカ天だけに。

そんなブランキージェットシティは1991年にデビュー2000年には
解散してしまう。そんな彼らの現在を探ってみよう。

●浅井健一（GtVo）通称：ベンジー

まずはベンジーこと浅井健一の現在から見てみよう。
バンド解散後色々なバンドで活動している。

その他に定期的にソロ活動も行っている。

やっぱり作詞作曲できるベンジーの活動軸足はバンドなんだなと。

乱暴な言い方だけどVoが浅井健一なので
バンド毎に明確な違いは感じなかったりもする。

でもAJICOは別でUAがボーカルなので違いは出るのだが。

ところで特徴的なベンジーの歌詞だが
難解で文学的で且つ牧歌的な雰囲気がある内容と評価されるも、
本人は「あくまで思いつき」だとか。

UAや椎名林檎が歌詞を褒めてるのでやはり良い歌詞なんだろうと思うが、
やっぱり難解。

あとベンジーは無口なイメージあるが、
ちゃんと喋れてラジオでMCもやるしコーナー紹介、
メール読みもこなしてる。

意外な一面もある。ただテンションは低めだけど。

なお愛称は「ベンジー」は映画「グローイング・アップ」の
主人公・ベンジー少年に似ていることから。

●照井利幸（Ba）

次は孤高のベーシストテルちゃんこと浅井利幸を見てみよう。
バンド解散後様々なバンドで活動している。

ブランキー解散後もバンドは色々やっているのだが
ファッションブランドでの活動も多い。

また映画音楽製作など広く活動中。

2008年からベースからアコースティックギターに転向し
以前までの激しいロックから内的な静かな世界へ転向。

ブランキージェットシティ時代の音楽から
真逆のインスト系ノイズヒーリングミュージックへと変貌を遂げている。

その楽曲は難解で22分もする曲もあり
ブランキージェットシティの面影はまったくなく、
そもそもベースすら弾いてなかったりするので、
全くの別人と言ってもいいくらいの変わり様である。

ちなみに2023年には画集も発表し活動の幅を広げている。

●中村達也（Dr）

最後に雷神・中村達也の現在を見てみよう。
バンド解散後は適当にバンドで活動している。

バンド活動の他に多くのセッションに参加している。

山下洋輔、大友良英、近藤等則、勝井祐二、GOMA、スガダイロー、
ビル・ラズウェルなどジャズマン達とのセッションも多い。

ロックだけではなく実はジャズも得意で
ジャズドラマーに師事していたこともある。

ちなみにブランキーでメジャーデビュー前から
ドラマーとしては有名で原爆オナニース、スタリーン、
MASTURBATIONなどで活動していた。

俳優活動も行っていて演技力より存在感重視で映画・ドラマに
多数出演している。

バレット・バレエ(1999)
L'amant ラマン(2004)
蘇りの血（2009)
るろうに剣心 京都大火編(2014)
HiGH&LOW(2017)
無頼(2020)　などなど

Tattoo好きでブランキージェットシティ結成前には
彫り師になる事も考えていたが肝炎を患って断念している。

その後何故かスピリチュアルにはまっていた事も。

●再結成はあるのか？

ブランキージェットシティの再結成の可能性はあるのか？

ネットで調べると2020年に３人でスタジオに入り
曲作りをしたとのベンジーの発言があった。

「再結成か？」と色めき立ったものの大きな話題にならず、
コロナもあってバンド活動が難しい時期だったからかも。

コロナが落ち着いて色々とタイミングが合えば
再結成もまったく無いって事はなさそうです。

実はベンジーはソロ活動でブランキージェットシティの曲を
歌う事があり、

「俺がやらなきゃ誰もやらないだろうし。いい曲はやりたい」
と言ってるので期待してもいいのかなと。

●まとめ

ブランキージェットシティは３人のカリスマ性が凄すぎて
唯一無二のバンドなのは間違いない。

ソロ活動も誰かのサポートではなく自分が中心となって活動しているし、
個性の塊ですね。

もし再結成すると喜ぶのは50代の中高年ばかりかもしれないけど。

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