【プロの目利き】SUVの中古車を探している人におすすめ!100万円以下で愛車を探す方法!?

今は何でもウェブサイトで情報が手に入る時代ですが、
情報があふれ過ぎているために、本当に必要な情報に巡り合えないなんてことはよくあります。

今回は中古でおすすめの車を探したいけれど、検索上位に出てくるウェブサイトは
特定の車をおすすめしてくるだけで、肝心な選び方がわからない、
そんな方へ元自動車整備士の私から良い車の選び方をお送りします。

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●車を買う目的をしっかり考える(例:SUVでキャンプに行きたい)

まずは車購入の目的を整理しましょう。

高速で気持ちよく走りたいならスポーツカー、大家族で出かけるのが目的であればミニバン、
可能な限り維持費を抑えたいということであれば軽自動車、快適にゲレンデやキャンプならSUVなど、
目的に応じて探す車の方針が決まります。

今回は最近車を購入した私を例に挙げて説明したいと思います。

私は最近までコンパクトカーを所有していたのですが、
年に数回行くキャンプでは荷物が乗り切らずに持っていくアイテムを諦め、
それでもパンパンに詰めた荷物に挟まれながらキャンプ場へ向かうということをしていました。

そしてキャンプ場に着くと、大きなSUVでキャンプに来る家族を見ては
「自分もいつかは・・・」と思っていました。

それからは漠然と車を買い換えたいと思っていたのですが、
今回の中古車の探し方を実践していい車と出会うことができました。

●いつまでに必要かを考え購入時期を設定する (例:次の車検までに)

車を購入する目的が定まったら、その車はいつ欲しいのかを決めましょう。

もし、「来年の春に就職する時に車が必要だ」ということであれば、
3月中には手元にないといけません。

今既に車を持っているけれど、もうすぐ車検となればその前に買い替えてしまおうというのも
大多数の人の考え方になります。

あとは現在の車が故障してしまってすぐにでも買い替えたい、なんて理由も結構多いです。

私に至っては車の調子が悪くなってきていたのと、
半年後に車検が近付いていた事もあり次の車検までに買い替えようと決めました。

●予算を決定する(例:100万円以内)

もしお金は好きなだけ使えるということであればディーラーへ行き、
上の2点を伝えれば望みのものが手に入ります。

しかし世の中そういう人はほんの一握りであり、
限られた予算に見合う車を探すという人がほとんどでしょう。

もし貯金が100万円あるとすれば、100万円で買える車を探すのが無難です。

ただし、車を買う場合は100万円の車を買ってもそのまま使えるというわけではありません。

名義の変更や、税金、今後故障した際の為の追加保証、
場合によっては車検費用などがかかることを忘れないようにしましょう。

●目的に合った車を選ぶ(例;快適に走れて、荷物がたくさん詰めるSUV)

さあここからが実際に車を選ぶ作業になります。車を買う目的に沿った車は大枠で決まっていると思いますが、
これはあくまでジャンル選びに過ぎません。

ここからはもう少し細かく選ぶ基準を作ることになります。

私が購入時に作った基準を参考にご紹介します。

まずは上で目的として挙げた「キャンプに便利な車」です。
実際にキャンプに行った時のことを想像しながら、欲しい車を具体的にしてみましょう。

*荷室の広さと、その荷室を満載にしても快適に走行できるだけのパワー
以前の車は軽自動車+αと言っていいほど小さなコンパクトカーで、
排気量も小さい為に荷物を積んだ状態で高速を走っていると家族と会話するのに声を張らなければいけませんでした。

そこで今度の車は普通車以上のサイズのSUVから選ぼうと決めました。

*経済面

税金や燃料代、車検などのメンテナンス費用は車を持っている限りは
絶対にかかる費用ですので、なるべく維持費を抑えられるものを選びたいです。

税金面で有利なディーゼル車は燃料代が安く有利なのですが、
音と振動面で我慢することになりますし、故障した際の修理費用が高くなることが多いです。

中古車だと不安材料になってしまいますので私はガソリン車から選ぶ事にしました。

ガソリン車は排気量に応じて税金が高くなるので、
なるべく排気量は小さい方がいいのですが、それに比例してパワー不足になってしまいます。

私は荷物満載でも高速道路を流れに乗って走行でき、
時々追い越しをする際の騒音は我慢できると考えたので2000cc以下の車をから探すことにしました。

*装備

そして1番は家族のためということで、寒い時期に重宝するシートヒーターと、
後席での開放感を得られるサンルーフ付きの車を探すことにしました。

これは以前私が乗っていた車にもついていたもので、
寒い日のシートヒーターはとても重宝します。

また後席の窓というのは横にしかありませんので窮屈に感じますが、
サンルーフがあると頭上が明るくなりますのでとても開放的に過ごせておすすめですよ。

●車を探す

さて、どんな車を探すのか具体的に決まってきた所でしょう。
あとは上で決めた条件に沿った車を探すだけです。探し方は大きく二通りあります。

*1 近くの中古車屋さんへ出向く

お店で相談すれば営業の人が頑張って条件に合う車を探してくれますし、
そこで良い車が見つかれば納車までを一貫してお任せることができます。

整備工場が併設していればアフターサービスも任せることができますね。

*2 ネット上の中古車紹介サイトを使って探す

先程のお店で探してもらう場合との違いは
全国からそれも中古車販売会社に拘らずに車が探せるというのがメリットです。

もし近くに店舗を構えているお店の系列店で欲しい車が見つかれば、
その店舗まで輸送してもらい購入することができます。

ただし取り寄せるとなると基本的に輸送費がかかりますので注意しましょう。

お店によってはネットに出ていない写真を撮って送ってくれるサービスや、
ビデオ通話で車を見せてくれる親切な会社もありますので、
気になる車を扱うお店には積極的に連絡してみましょう。

私は遠方に気に入った車がったのですが、自宅から30分ほどにも系列店があったため、
そちらにお邪魔して取り寄せてもらいました。

●購入前に実車をチェックする

条件に合う車が見つかり購入したいと思っても、
必ず実際に車を見ておくことをおすすめします。

せっかく選んだ車なのにすぐに壊れてしまうような車はいやですよね?

まず整備記録簿を確認し、きちんと定期的な点検がされてきたのかを見ておきましょう。

あまりにもオイル交換をサボったような車は後々不調を引き起こします。

走行距離が多い車にありがちですが、
整備記録簿にたくさん修理の記録がある場合あります。

しかしこれは決して悪い事ばかりではありません。

大きな故障をしていた場合があったとしても、
そこは修理が済んでいるというプラスポイントにもなるわけです。

また、事故車は嫌だとおっしゃる方が大半だと思いますが、
中古車市場では「事故車」という書き方はせず「修復歴」として扱われます。

修復歴とは車にとって重要な部位を修正したことがあるかを示しており、
この「修復歴あり」という車は相当大きな事故を起こしていることがわかります。

これは部品交換や板金塗装で済むような事故はカウントされないため注意が必要です。

車の機能面のチェックとして押せるボタンは全て押して正常に機能するか確認しておきしょう。
もしうまく動かない機能があれば、修理してもらえるのか確認しておきましょう。

●購入後のメンテナンスを考慮する

さて、ここまでチェックして「買っても良いな」という車が見つかったら、
今後のことも確認していきましょう。

車の購入後は1年毎に点検を受けることが義務化されています。

そして2年に1回は車検を受ける必要があります。
今回購入するお店で点検・車検が受けられるのか確認しておくと良いでしょう。

また中古車であれば保証が切れていることがほとんどです。

販売店で独自の中古車保証がある場合もありますので、
なるべくなら入っておきましょう。

せめて次の車検までは加入すると良いと思います。

購入したいお店が遠くにあって、
販売店独自の保証があったとしても修理に持ち込めない、なんてことがあると思います。

その場合、提携した自動車修理工場があるか聞いてみると良いでしょう。
もしかすると家の近くの小さな工場で代理修理を受け付けてもらえるかもしれません。

それも無理だという場合は購入はおすすめしません。

もし時間に余裕があるなら別のお店から同じような車が売りに出されるのを待つ方がいいでしょう。
時間がないようであれば優先順序の低い条件を諦めると意外と見つかったりします。

●個人的におすすめする車3選

年代別おすすめの車を私の独断で選んでみましたので参考にしてみてください。

20代では女子ウケを狙った車

スズキ イグニス

まだ発売して数年という事もあり、走行距離も少なめで程度のいい車が多く探しやすい車です。
車のサイズも小型で燃費が良く、維持費の面では申し分無いので、20代が購入する車としておすすめします。
そして何より女子ウケの良い見た目で高ポイントを稼ぐ事ができるでしょう。

30代は高級感を狙った車

トヨタ ハリアー

発売から年数こそ経ってはいますが、元が高級車なので満足感は高く所有する喜びもあるでしょう。
この年代になると結婚を機にしっかりした車に買い換えたいと思い始める年代かと思います。
小さな子供がいる夫婦であれば、ベビーカーやチャイルドシートを積むことを考慮して、このくらいのサイズの車を検討されるのをおすすめします。

40代は落ち着いた雰囲気で家族サービス

スバル インプレッサXV

派手さは求めないが性能は妥協したくないのがこの年代。
スポーティさも捨てがたいが安全面も優先しておきたい、そんな方にお勧めしたい車です。
スバルのアイサイトは、100万円以内で買える車にも搭載されているものが多く、安心と安全を優先に考えるなら第一候補にしたい車です。

以上3台の車も検討してみてはいかがでしょうか。

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●まとめ

中古車を購入したいと思ったら、まずは選ぶ基準をしっかりと決めて必要以上に悩まなくても済むようにして、アフターフォローも忘れずに探すようにしましょう!

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