【ナムコ】 ギャラクシアン 宇宙を駆け、エイリアンを叩け!

インベーダーゲームを参考に色の付いた画面や滑らかな動きで
去りつつあったシューティングゲームブームを再燃させたナムコの名作。

今回はこちらの作品をご紹介したいと思います。

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ギャラクシアンとは

1979年11月にナムコからアーケード筐体でリリースされたシューティングゲーム。

インベーダーゲームの大流行を皮切りに様々なインベーダーゲームナイズの
シューティングゲームがリリースされたが、

そのブームも陰りを見せていた時期に満を持して登場したのがこの「ギャラクシアン」。

カラフルに彩られた画面と今までになかった滑らかな動きによって、
シューティングゲーム界に再び火を灯した。

ゲームシステム

基本的な操作はインベーダーゲームと同じく、左右レバーで移動しボタンを押してミサイルを発射。

敵機となるエイリアンを倒していく。

敵機のエイリアン群は画面上部に整列しているが、
1~数匹ずつ曲線を描きつつミサイル攻撃しながら画面下部に降下してくる。

撃ち漏らし、画面下に消えていったエイリアンは再度画面上部に出現。

敵機の種類は

・グリーン・エイリアン・・・所謂雑魚。自機にまっすぐ向かって降下してくる。
・バイオレット(パープル)・エイリアン・・・グリーンより複雑な動きで降下してくる。
・レッド・エイリアン・・・ボスを護衛しているエイリアン。あくまで防御が本業。
・ボス・エイリアン・・・最上段に2体出現。ボスを撃つことでエイリアンのミサイル攻撃が止まる。

と種類は決して多くはないが、個性のある敵が待ち受けている。
インベーダーゲームよろしく、数が少なくなると総攻撃を仕掛けてくる。

戦闘を彩る画面

そしてこのゲーム最大の特徴でもある、当時としては非常に美麗で滑らかな動きのゲーム画面。

今までのインベーダーナイズゲームとは一線を画し、
敵機、自機ともにカラーが使われており、敵の動きも非常に滑らか

整列された敵をただ撃つというゲームが多かった中、
敵が降下してしかも動きが滑らかという特徴によって、敵との攻防により熱が入る。

背景も真っ暗の画面ではなく、
星の明滅によりそこが宇宙であると一目で理解することができる。

この仕組みは今までのゲームには無かったもので、
バックグラウンド(背景)とスプライト(動かす図形と固定された背景を別々で作成し、
ハードウェア上で合成することにより表示を高速化すること)を重ね合わせるというもの。

その後のシューティングゲームなどにはこの技術が基本的な技術として扱われることも増えた、
ナムコによる非常に革新的な技術だったのだ。

ギャラクシアンの変遷

ナムコの地位を確固たるものとして築き上げた本作は、間違いなく名作の1つ。
そんなギャラクシアンはいろいろな機種に移植がなされている。

・ファミコン版・・・ナムコのFC参入第1弾。
・カセットビジョン版・・・エポック社の開発だが、名前を借りただけの別物である。
・ゲームボーイ版・・・ギャラガとの同時移植。
・プレイステーション版・・・単体移植ではなく「ナムコミュージアムVol.3」に収録。
・Switch版・・・アーケードアーカイブスに収録。

一部、正統な移植作ではないものもあるが、現在でもSwitch版でプレイすることができる。

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おわりに

ナムコの名作、「ギャラクシアン」をご紹介してきたがいかがだっただろうか。
本作には続編として「ギャラガ」や「ギャプラス」といった作品が存在する。

もちろんこの2作も名作で「ギャラクシアン」がシューティングゲーム界においても
ナムコにとっても非常に重要な作品になったことは言うまでもないだろう。

上記もしたが、現在でもSwitch版にて手軽にプレイすることができる。

シンプルなゲームではあるが、癖になるゲーム性で
昨今の複雑なゲームにちょっと疲労を感じているプレイヤーたちには是非プレイしてほしい1作。

シューティングゲームの言わば「革命作」を味わってみてほしい。

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