【ナムコ】スプラッターハウス 衝撃の鬱展開にあなたは耐えられるだろうか...。

1980年代、世界は空前のホラーブーム真っ只中。

シャイニング死霊のはらわたなど多くの有名映画が登場した時代、
映画だけではなくゲームもブームに乗っかり、
ホラー要素のある作品が多く登場した。

今回はその中でも、ナムコの異色作「スプラッターハウス」を
ご紹介したいと思います。

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スプラッターハウスとは

1988年11月にナムコからアーケード向けに発売されたアクションホラーゲーム。

当時のナムコは「パックマン」や「ドルアーガの塔」など
明るいゲームを多く発売していたが、当時のブームの影響もあってか
これまでの作品とは打って変わって非常に暗く、陰鬱な雰囲気、尚且つグロテスクな「スプラッターハウス」を発売。

評価も非常に高く、ストーリーの完成度や散りばめられた数々のホラー作品へのオマージュ、
グラフィックに至るまで非常に作りこまれており人気も高い作品である。

ストーリー

超心理学者として有名なウエスト博士は「死者蘇生」をテーマに
禁断の研究に没頭していた。

しかし、研究による副産物としてできた怪物に襲われ死亡。

彼の館には魑魅魍魎が跋扈する「スプラッターハウス」に変貌してしまった。

大学で超心理学を専攻していた主人公「リック」は恋人の「ジェニファー」と
共に好奇心に駆られるまま「スプラッターハウス」近郊を訪れるが、
豪雨に見舞われ館へと足を踏み入れてしまう。

怪物たちの魔の手がリックを襲い、
ジェニファーも館の奥へと連れ去られてしまう。

薄れゆく意識の中、リックは「ヘルマスク」の声を聞く。

太古の昔から覇者と共にある伝説の仮面「ヘルマスク」は
身に付けた物に超常的な力を授ける人智を超えた存在である。

呼びかけに応じたリックは「ヘルマスク」を身に付け、
ジェニファーを救うべく館の奥へと歩みを進めるのであった...。

システム

本作は横スクロールのアクションゲーム。

残機制とライフ制を採用しているが、
回復アイテムは無くステージをクリアすることでライフが1回復するという仕様。

ライフが0になると残機が減り、ステージ最初に戻り復活する。

基本的な行動はレバー移動と1ボタンの攻撃、テクニックとして
スライディングキックやジャンプキックが存在する。

また、ステージには壁や床に武器が設置されており、
それらをうまく活用してステージを攻略することになる。

ストーリーの分岐も用意されており、何度遊んでも面白い工夫が施されている。

スプラッターハウスの変遷

本作は続編や移植作など、様々な作品が存在する。

移植版

・PCエンジン版・・・家庭用むけに表現がマイルドに。
・FM TOWNS版・・・アーケードに非常に近い移植作。
・Windown版・・・FM TOWNS版よりも更にアーケードに近く、ほぼ完全移植作。
・Wii版・・・バーチャルコンソールにて配信。
・PS3版、Vita版、PSP版
・Switch版・・・ナムコミュージアムに収録、アーケードアーカイブスにも。
・PS4版・・・アーケードアーカイブス

続編・派生作品

・スプラッターハウス わんぱくグラフィティ


主人公は原作のままだが、残虐描写が極限まで軽減されアクションも簡略化。
ホラー映画のパロディが多く、それに合わせてボスも変更されている。

・スプラッターハウス PartⅡ


1から3か月後の物語。海外展開を視野に入れ販売された。
クトゥルフ要素やダークファンタジーの要素など1とは違った趣となっている。

・スプラッターハウス PartⅢ


Ⅱから5年後が舞台のシリーズ最終作。
横スクロールからベルトスクロールに変更され、マルチエンディングを採用。
クリアタイムに基づき、4種類のエンディングが用意されている。

・Spllatterhouse


海外のみ販売された3Dフルリメイク作。
リブート作にもなっており、前3作とは別の独立した物語となっている。

非常に残虐なゴア描写により、日本では未発売となっている。

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おわりに

ナムコより発売されたスプラッターハウスをご紹介したが、
いかがだっただろうか。

ドットではあるが非常によく表現された、
残虐描写はまさに「スプラッター」の名を冠するのにふさわしく、
アクションゲームとしても出来が良い。

Ⅲまで発売され、「グロ」の本場(?)、海外での人気が非常に高い本作。

日本未発売作が存在するのは悔やまれるが、今でも最新機種でⅠを遊ぶことができるので、気になった方は是非遊んでみてほしい。

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