【トリビア】椎名林檎の「ジャンル」とは??世紀末に突如現れた、唯一無二の魅力。

日本を代表するシンガーソングライター、椎名林檎。

1998年にシングル「幸福論」でメジャーデビュー。

今現在も活躍中です。その音楽ジャンルは、「j-pop」や「ポップス」、
「ロック」と言えます。その他にも、

色々なジャンルを感じさせる楽曲が彼女の魅力です。

「これから椎名林檎を聞いてみたいけど、どんなジャンルか知りたい」方や、
「椎名林檎を聞いたけど、ジャンルが分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、椎名林檎のジャンル音楽性
アルバムについて解説していきます。

最後までお読み頂くと、椎名林檎の魅力が伝わると思います。
ぜひお付き合いください。

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●「椎名林檎」ってどんなミュージシャン?

椎名林檎は、シンガー・ソングライター、ヴォーカリスト、ギタリスト、作曲家です。

また、アイドルやタレントなどに楽曲提供をするなど、
プロデューサーの側面もあり、ジャンルを超えた幅広い活動で知られています。

デビュー当時、j-popシーンに突如現れた彼女は、
自らを「新宿系」と名乗り、ギターを抱えて歌う姿は、
強烈な個性とインパクトで、瞬く間に大人気となりました。

そして、作品ごとに違う表情を見せる椎名林檎の音楽は、
まさにジャンルを超えた存在です。

それこそが椎名林檎の魅力であり、
幅広い層に支持され続ける理由です。

●「椎名林檎」が影響を受けたジャンルは?

音楽一家で育った椎名林檎は、幼少期よりピアノ、バレエを始め、
クラシック、ピアノ曲、バレエ音楽、歌謡曲、j-pop、ロックを聞いて育ち、
10代になると兄の影響で、ソウルやR&Bも聞いていました。

椎名林檎の曲から感じられる、ロックを更に細分化すると、
「パンク」、「グランジ」、「オルタナティブ」など、イギリスも、
アメリカのバンドも好み、幅広く自身のバックボーンとして吸収しています。

歌詞に「シド・ヴィシャス」が登場するなど、
パンク」からの影響は大きいようです。

さらに、ハウスやテクノをジャズやオーケストラと巧みに融合させ、
壮大な楽曲が特徴のアイスランドのミュージシャン、
ビョーク」からの影響も感じさせます。

●「椎名林檎」はアルバムでジャンルが変わる?

椎名林檎のアルバムは、どれも魅力的な楽曲が収録されています。

これまで、コラボレーションアルバムやカヴァー集、
ベストアルバムを除くと、椎名林檎名義で6枚のアルバムをリリースしています。

ここでは、各アルバムの解説とジャンルについて説明します。

・「無罪モラトリアム」


1999年にリリースされた1stアルバム。エレキギターを中心に据えたアレンジの楽曲が多く、
ギターの弦が擦れる音や、ノイズ、ハウリングをカットせずそのまま収録したり、
バンド演奏をそのまま録音した様な力強さを感じます。

椎名林檎のヴォーカルも、拡声器を使った曲や、
激しく叫ぶ曲もあり、まさにこのアルバムのジャンルは、「ロック」や「パンク」と言えます。

ジャズアレンジの名曲、「丸ノ内サディスティック」や、
「茜さす 帰路照らされど・・・」は必聴です。

・「勝訴ストリップ」


2000年にリリースされた2ndアルバム。前作と同様な力強さがあり、
バンドサウンドが中心となっています。ジャンルは、「ロック」、「パンク」と言えるでしょう。

「ギブス」、「罪と罰」、「本能」は、椎名林檎流ロックを象徴するアレンジで、
大ヒットしました。リズムマシンなどのプログラミングで作られた「浴室」は必聴。

・「加爾基 精液 栗ノ花」


2003年にリリースされた3rdアルバム。

生のドラムでは無いリズム(ドラムマシンやプログラミングで作られるリズム)を
取り入れた楽曲が大半を占め、ハウス、テクノと言ったジャンルからの影響も感じられます。

ジャンルは、「エレクトロニカ」、「ソウル・R&B」と言えるでしょう。

バンドの生演奏を主体とした1st、2ndアルバムと違い、
様々な楽器を用いてアレンジを追求したアルバム。

ビートルズの「リボルバー」の様な実験的要素を感じます。

・「三文ゴシップ」


ジャズらしいスウィングしたリズムに、ピアノやトランペット、
サックスが多く使われたアルバム。

ジャンルは、「ロック」、「ジャズ」、「ソウル・R&B」と言えます。
椎名林檎のヴォーカルと美しいピアノの絡みが魅力の「旬」は必聴。

・「日出処」


2014年にリリースされた5thアルバム。デビュー当時のロックなアレンジに回帰した作品。

ジャンルは、「ロック」、「ソウル・R&B」と言えますが、
ピアノが入る曲が多く、新たな境地を感じさせるアルバムです。

ハープやフルート、ヴァイオリンを大胆に使った「カーネーション」は必聴。

・「三毒史」


2019年にリリースされた6thアルバム。ジャズアレンジが聞けるシングル曲、
「獣ゆく細道」、「目抜き通り」が大ヒットしました。

ジャンルは、「ロック」、「ソウル・R&B」、「ジャズ」と言えるでしょう。

「駆け落ち者」では、日本のロックバンド、「BUCK-TICK」のヴォーカル櫻井敦司と共演し、
激しいロックを披露するなど、他アーティストとのコラボレーションも魅力的なアルバムです。

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●まとめ

椎名林檎のジャンルは、「j-pop」の「ポップス」、「ロック」と言えますが、
様々な音楽ジャンルから影響を受けた彼女の楽曲は、ジャンルという枠も飛び越え、
「ジャズ」や「ソウル」など、全てを椎名林檎流ロックサウンドに昇華しています。

それが椎名林檎の魅力です。

繊細な曲も荒々しい曲も見事に共存する、各アルバムを手にとっていただき、
そのジャケットデザインも含めて、椎名林檎の作品に触れてみてください。

そこには、「椎名林檎」と言う「ジャンル」があることに気づくでしょう。

これからも椎名林檎の活動から目が離せません!

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