【スノボでむちうちになったときの治し方】自分でできるケア方法を原因や症状とともに解説。

スノボでのケガのなかでも多いのが「むちうち」です。比較的に初心者がなることが多いですが、
滑りに慣れてきた中級者でも注意したいケガのひとつです。

病院に行って診てもらうことが最善なのは確かですが、
アイシングやストレッチなど、自身でもできる対処方法はあります。

今回の記事では、スノボ歴10年以上のスノーボーダーが、
これまでの経験をもとに、むちうちを治す方法をその原因や症状と合わせて紹介していきます。

むちうちになりづらい滑り方や姿勢についても記述しているので、
ぜひチェックしてみてください。

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●むちうちの原因と症状について

✳︎むちうちの原因

スノーボード中にむち打ちになる主な原因は、
転倒時やジャンプ着地時の急激な首の動きによるものです。

雪上での衝撃が首に伝わり、首の筋肉や靭帯に損傷を与えることがあります。

初心者によく見られるのが転倒時のむちうちです。

スノーボードをつけての滑走にまだ慣れていないときは、
上手な転び方も身についていないことが多いです。

両足が固定されているという状態は日常では経験しない感覚なので、
首などの急所を守る転び方ができずに、むちうちになってしまうことがあります。

転倒や着地によるむちうちを防ぐためには、正しい姿勢で滑ることが重要です。

猫背にならずに首をまっすぐに保ち、体重を均等にかけるようにしましょう。

これはスノーボードの基本姿勢・滑り方に繋がるので、
ぜひ習得するようにしてくださいね。

また、ウォーミングアップや事前のストレッチ、
ヘルメットを装着するなどの方法も有効です。

✳︎むちうちの症状

むちうちの症状は主に以下の5つが挙げられます。

1 首の痛み

むちうちの典型的な症状の一つとして、首の痛みが挙げられます。
周りのスノーボーダー・スキーヤーとの接触事故や、
ジャンプなどをしたときの誤った着地が原因で、首の筋肉や靭帯に損傷が生じ、痛みが発生します。

2 こりや重さ

むちうちによって首の周りの筋肉が緊張し、こりや重さを感じることがあります。
また首を動かすときに不快感を伴うことがあります。

3 頭痛

首の損傷から頭痛を引き起こすことがあります。
特に後頭部や首の付け根あたりから発生する頭痛がよく見られます。

4 めまいや吐き気

これは筆者自身がスノーボードをはじめたばかりの頃に実際に経験した症状です。
むちうちによる首の損傷が中枢神経に影響を与え、
めまいや吐き気が生じる場合があると医師に診断されたことがあります。

これらの症状は軽度から中等度のむちうちに見られることがあるようです。

5 肩や背中の症状

むちうちによって首だけでなく、肩や背中の筋肉にも影響が及ぶことがあります。
これにより肩こりや背中の痛みが発生することがあります。

これらの症状がスノーボード中に発生した場合は早急に適切な処置を施し、
必要であれば医療機関に相談することが重要です。

なお症状は上記5つがすべてではなく、
人によって異なる症状が現れることが予想されますので、首に違和感が生じた際には、
無理をせずにまずはスノーボードを中止するようにしましょう。

●自分でできるむちうちのケア方法

スノボでのむちうちは早期の対処が重要です。

今回は、筆者自身がスノーボードをはじめた頃に、
実際に医師の指導を受けながら行った方法を紹介します。

症状が重い場合はすぐに医療機関に相談するようにしましょう。

1 アイシング

スノーボードでのむちうちに対する最初の治療法は、患部に氷を当てることです。
氷は炎症を抑え、腫れや痛みを軽減してくれます。
目安としては、患部に氷パックを数回20分ずつ当て、適切な休息を取るようにしましょう。

2 首のサポート

軽度のむち打ちの場合は、首のサポートをすることが重要です。
柔らかいサポーターを使用するか、首を安定させる方法を取りながら安静にしましょう。

3 痛みの管理と安静

痛みを和らげるためには、適切な鎮痛剤や抗炎症剤を使用することが効果的です。
また、首や肩への負担を減らすためにも、できるだけ横になって休息をとりましょう。
ただし長時間同じ姿勢でいることは避け、快適なポジションで安静に過ごすことが重要です。

4 軽いストレッチと運動

治療が進み回復に向かいつつある場合は、軽いストレッチや運動が有効です。
首や肩の周りの柔軟性を取り戻すために、
ゆっくりと首を回す運動や軽いストレッチを行いましょう。

ただし無理な動きは避け、痛みが続いたり、
再発した場合は専門家の助言を仰ぎましょう。

5 医療専門家の診断

症状が続く場合や重度の場合は、すぐに医療専門家(整形外科医やリハビリ医)に相談しましょう。
適切な検査や診断を受け、専門的な治療のもと回復を目指していくことが重要です。

参考 何科に行けばよい?

むちうちの場合、整形外科医が適切な専門家となります。

たまに接骨院に来訪される方がいらっしゃいますが、
ケガの治療は整形外科が専門となるので注意しましょう。

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●まとめ

今回の記事では、スノボでむちうちをしてしまったときのケア方法について解説しました。
原因・症状とケア方法については改めて以下のようにまとめます。

・むちうちの原因
転倒や着地時の首の急激な動きによるもの。
・むちうちの症状
首の痛みやこり・重さ、頭痛などが一般的です。
めまいや吐き気、背中の痛みなども伴う場合もあります。
・むちうちのケア方法
まずはアイシングをすること。急性的なむちうちには温感ではなく冷感処置をすることが大切です。また、首をサポートして安静にしておくようにしましょう。痛みが引かない場合や違和感が残る場合は、直ちに整形外科医に相談するようにしましょう。

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