【これは面白い】覚えるとさらに楽しくなる!!戦国時代の武士の階級!!

昨今で戦国時代はドラマや映画、
ゲームなど様々なもので目にすることが多くなりました。

必ずと言っていいほどよく出てくる用語があります。

それが武士の階級。武士は上下関係に厳しい時代なだけに
階級が上か下かが分からないと話時代が混乱することもよくあります。

今回は武士の階級について分かりやすくご紹介していこうと思います。

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●戦国時代における武士の階級の種類

*大将

武士の階級の中でも多分一番これが耳にする機会が多いと思われます。

いわゆる会社の社長にあたるところで、国主とか大名の立場です。
戦場で全軍を指揮する総指揮官です。

1600年の関ヶ原の戦いでは東軍が徳川家康、
西軍では毛利輝元がそれにあたります。

*陣代

室町時代以降に主君の代わりに指揮をとる人です。
主君の体調不良や幼すぎて指揮がとれない場合などに陣代が指揮をとりました。

いわゆる会社の副社長にあたります。

大坂の陣のとき、井伊直孝は兄の直継が病のために陣代として出陣し、
手柄をあげたので井伊家本家の跡継ぎになりました。

*軍師

実際には「軍師」という階級は存在しませんが、
大将の戦略や戦術を提案したり補佐したりする参謀家。

難しいですが秘書みたいな立場にあたるでしょう。

有名なところでいうと竹中半兵衛や黒田官兵衛、本多正信など。

戦国時代とは離れますが、諸葛孔明もここにあたります。

*侍大将(武将)

戦国時代のがほぼこの階級に該当します。

いわゆる本部長ですね。番頭とも呼ばれます。

この階級は石高という給料によって地位がか決められていました。
石高が多ければ多いほど名が高くなります。

合戦では侍大将が数百から数千の人数を統率して指揮をとっていました。
合戦の判断力や武力など個人の能力がかなり試される立場でもあります。

本多忠勝や真田信繁などがこの立場にあたります。

他にも猛将として名が高い人たち

*組頭

足軽を率いた指揮官をいいます。いわゆる主任です。

この立場は侍・足軽で構成された部隊の統率者です。

例をあげるなら徳川秀忠に仕えた
井伊直孝の家臣である木俣守安とかがあたります。

このあたりになってくるとかなりマイナーな人たちになってきます。

*足軽

いわゆるサラリーマンですね。豊臣秀吉はここからスタートして出世しました

この足軽に弓、槍、鉄砲などを持たせたものを弓足軽、槍足軽、鉄砲足軽と呼びました。

また、それらを指揮する組頭も弓組頭、槍組頭、鉄砲組頭と呼びました。

そのまんまです。

●武将と武士と侍の違い

諸説ありますが、戦国時代より前、平安時代から土地を
武力で支配しようとした豪族が武士の始まりです。

侍は江戸時代から主君に仕える「さぶらう」が起源です。

武士は自身の功名、侍は主君の功名のため、
という点が大きく違いがあると思います。

武将は先ほどもいったように従える武士が複数いて武将になります。
平安時代に「武士団」がつくられたのでその統率者が起源になると思います。

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●まとめ

時代の変化で言葉や意味が変化するのは現代も同じですが、
文化や規律がかなり異なるため混乱してしまいがちな戦国時代。

武士の階級もそうですが、他にも秀吉が任じられた関白や家康が任じられた征夷大将軍など、
まだまだ様々な階級があります。

今回一部を紹介しましたが、一番てっとりばやいのはとにかく本やゲーム、
ドラマなどわかりやすい媒体に何度もふれていけば自然とわかるようになると思います。

たとえ設定が多少なりとも改変されていても
上下関係を改変しているものは見かけたことがありません。

特に本はおすすめです。

小説でもきっちり資料に基づいており、
解説書であればイラストや図で説明しているものもたくさん出版されています。

この機会に様々なジャンルの戦国時代に触れてみてはいかがでしょうか。

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