『木更津キャッツアイ』モー子に酒井若菜がハマリ役!
『木更津キャッツアイ』とは2002年1月18日から3月15日まで
TBS系にて毎週金曜日22時から放送されていたテレビドラマです。
主演は岡田准一さん、脚本は宮藤官九郎さん。
2003年と2006年と2度も映画化され、豪華なキャストでも話題になり
現在も人気の高い作品となっています。
今回はそんなドラマ『木更津キャッツアイ』でモー子役の酒井若菜さんに注目してみました。
『木更津キャッツアイ』はどんなドラマ?
『木更津キャッツアイ』は文字通り、千葉県木更津市が舞台となっている作品です。
架空の草野球チーム「木更津キャッツ」のぶっさん(演:岡田准一さん)、バンビ(演:櫻井翔さん)、
うっちー(演:岡田義徳さん)、マスター(演:佐藤隆太さん)、アニ(演:塚本高史さん)を中心としたストーリー。
ある日5人がひょんなことから怪盗団「木更津キャッツアイ」を結成したことで物語が展開していきます。
しかし、主人公のぶっさんはガンで余命宣告を受けており……
コメディ色が強めな作品ではありますが、ホロリと泣けるポイントもあります。
酒井若菜さん演じるモー子とは?
モー子はぶっさんたちの同級生で、鼻にかかった声でしゃべるのが特徴の女の子です。
クラスで1番のバカで、みんなからは誰とでも寝る尻軽女と思われています。
しかし、後に実は処女だったことが明らかになります。昔からぶっさんの事が好きなようです。
他の登場人物と同じくクセの強いキャラクターですが、
個人的な印象は「絵に描いたような女に嫌われる女の子」といった感じです(笑)
とにかくぶりっ子でぶっさんに対する態度がなんともイラっとします(笑)
でもどこか憎めない、愛すべきおバカな女の子なのです。
彼女も『木更津キャッツアイ』を語るうえでは外せない、なくてはならないキャラクターです。
ハマり役だが酒井若菜さんは複雑な気持ち?!
モー子がここまで愛されるおバカキャラとなったのは、
酒井若菜さんが魅力たっぷりに演じられたことが大きいでしょう。
普段からこんな人なのかも?と感じてしまうくらいのハマり役でした。
しかし、酒井若菜さんはモー子に対して少し複雑な感情を抱いているようです。
2021年にはTwitter(現X)で
「私の事を普通にモー子と呼ぶ方が多すぎて時々怖くなる」と呟いておられます。
「演じてきた役は全て大切」と念押ししつつ、
「モー子は私にとってはたくさん演じてきた中の1人。こんなに長く愛されていることは光栄だが、
私自身がモー子なわけじゃないので区別されないことが時々猛烈に怖くなる。
俳優と役は別人だということに気が付いてほしい。」
といまだにモー子と呼ばれることに感じる違和感を明かしています。
さらに
「若くして役を全うできたことは誇りに思っています。この違和感、
恐怖心を抱えられる俳優は限られているので貴重な経験をさせていただいていると思います。」
とフォローしたうえで
「ただ過去に縛り付けられているようで怖くなるのです。
ましてやその過去は私自身ではない人格。私自身だと思いこんでしまわれることが怖いのです。」
とも吐露しています。
筆者と同じように酒井若菜さんといえばモー子というイメージをもっている多いと思います。
酒井若菜さんの明かした複雑な胸の内は、『木更津キャッツアイ』がいかに人気ドラマであり、
モー子が印象的なハマり役であったかを物語っていますね。
まとめ
『木更津キャッツアイ』は今でも人気ドラマとして親しまれています。
10年以上前の作品ではありますが、今見ても古臭く感じず、初めてみる若い世代の方も楽しめる内容となっていますよ。
初めて見る方も、何度も楽しんでいる方も『木更津キャッツアイ』を見て、
酒井若菜さんが役と混同されることに違和感を抱くほどのハマり役、モー子に会いにいってみてはいかがでしょうか。