『救命病棟24時』第3シリーズは今こそ見てほしいドラマ!
『救命病棟24時』は1999年1月から3月にフジテレビ系にて第1シリーズが放送されていた医療ドラマです。
シーズンごとに異なるさまざまな救命救急センターを舞台に、
生命の現場を支える医師やスタッフたちの戦い、そして患者と家族の交流などを人間性豊かに描いた作品です。
ドラマは第5シリーズまで、さらにテレビスペシャルも制作・放送されました。
今回はそんな大人気ドラマ『救命病棟24時』の2005年1月から3月に放送された第3シリーズについてまとめました。
●第3シリーズのおもなあらすじ
第3シリーズの舞台となったのは東都中央病院高度救命救急センター。
第二関東大震災に遭遇した東京近郊の一都市を舞台に、
災害医療に奮闘する救命医療チームの苦悩と活躍を描いています。
第1シリーズで研修医として登場した小島楓(演:松嶋菜々子さん)もシリーズに復帰し、一流の救命医として活躍します。
震災がテーマで、阪神・淡路大震災から10年経った2005年1月に放送されたこともあり、
よりリアルに震災について考えさせられる内容になっています。
●第3シリーズのキャストは?
第3シリーズのおもなキャストは以下のとおりです。
・江口洋介 (進藤一生役)
・松嶋菜々子(小島楓役)
・香川照之 (黒木春正役)
・仲村トオル(寺泉隼人役)
・京野ことみ(磯部望役)
・小栗旬 (河野和也役)
第1シリーズと同じく、主演は江口洋介さん。江口さんといえば『ひとつ屋根の下』や『結婚しようよ』『白い巨塔』など多くの代表作をもち、
何年も第一線でご活躍されているベテラン俳優です。
個人的には『白い巨塔』と、この『救命病棟24時』シリーズのイメージからか医師の役の印象が強いです。
また、小島楓を演じる松嶋菜々子さんも、『GTO』や『やまとなでしこ』、『家政婦のミタ』など
多くの作品に出演され、ご活躍されていますね。これまた個人的にですが、
『GTO』や『魔女の条件』のイメージで松嶋さんは教師役が似合う印象があります。
他にも香川照之さんや仲村トオルさん、京野ことみさん、
当時から人気のあった小栗旬さんも出演されていました。
●主題歌も大人気!
『救命病棟24時』シリーズといえば、DREAMS COME TRUEの主題歌でもおなじみです。
とくにこの第3シリーズの主題歌『何度でも』は『救命病棟24時』のために書き下ろされた楽曲で
DREAMS COME TRUEの35作目のシングルです。
『何度でも』といえば現在でもカラオケで歌う人も多いのではないでしょうか。
今やDREAMS COME TRUEの代表曲の1つともいえるメッセージソングです。
2005年のシングル発売当時はオリコン最高順位3位と思ったよりも注目されていなかったようですが
(3位でも十分すごいのですがドリカムの『何度でも』といえば当然1位だったのかと思っていました。)
2011年の東日本大震災発生後、再注目。2011年3月14日から20日の期間で、
ラジオで最もオンエアされた邦楽曲となり、より知名度が高まりました。
また、東日本大震災の被災者へのエールとして2011年3月14日から4月27日まで着うたフルが無料配信されるなど、
被災した多くの方々の心を癒しました。
発売から15年以上経った今でも、
背中を押してくれるエールソングとして親しまれています。
まとめ
『救命病棟24時』は第5シリーズまで制作・放送される大人気医療ドラマシリーズとして知られていますが
第3シリーズはテーマが震災ということもあり、今見てもいろいろ考えさせられる作品になっています。
近年全国各地で地震が頻発しており以前よりも人々の防災意識が高まっています。
筆者も子供の頃に阪神・淡路大震災で被災した経験があるため、
このドラマを見る度震災の恐ろしさと防災の大切さを感じます。
ドラマを見ていた方も見たことがない方も、
この機会に『救命病棟24時』第3シリーズを見て、改めて震災や防災について考えてみませんか。