「レオナルド ディカプリオ」と「マーティン スコセッシ」が組んだお勧め作品3選
レオナルド ディカプリオとマーティン スコセッシがタッグを組んだ
お勧めの作品を3本紹介していきます。
レオナルド ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督は
『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『アビエイター』、『ディパーテッド』、
『シャッター アイランド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で実に6度のタッグを組んでいます。
トニー・スコットとデンゼル・ワシントン、リドリー・スコットと
ラッセル・クロウ、スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスのように
一流の監督と俳優がタッグを組む映画は必ず見たくなります。
オスカー俳優レオナルド ディカプリオとアカデミー監督賞を受賞した
マーティン・スコセッシがこれからも優れた作品を世に送り出して欲しいです。
Contents
●1:謎が謎を呼ぶミステリー! 全ての謎を解くために目を凝らせ!
レオナルド ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が
4度目タッグを組んだ2010年公開の映画が『シャッター アイランド』です。
デニス・ルヘインの映画と同名のベストセラー小説を映画化した作品で、
小説の結末が袋とじになっていたことで話題になりました。
ボストン沖に浮かぶ孤島シャッターアイランドにある病院は
精神犯罪者だけを収容しています。
ある日病院から1人の患者が姿を消すという不可解な事件が発生し、
レオナルド ディカプリオ演じる連邦保安官テディ・ダニエルズが同僚と共に
捜査を進めていきます。
映画の至る所に謎を解く鍵があり、登場人物の行動、目線、仕草に目を
凝らすことが必要です。
一度見ただけではわからない映画なので二度、三度と繰り返し見てしまうほど
謎に満ちた映画で頭から煙が出るくらい謎解きに苦戦しました。
原作の小説を英語で読みましたが未だに謎が解けないままで、
もう一度読み直してみたいです。
レオナルド ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が4度目のタッグを
組んだ『シャッター アイランド』ですが、タイトルにある秘密が隠されています。
ヒントはタイトルを英語に直して並べ替えることです。
●2:己を偽り続ける2人の男を待ち受ける数奇な運命
レオナルド ディカプリオとマーティン スコセッシ監督が3度目のタッグを
組んだ2006年公開のアメリカ映画が『ディパーテッド』です。
第79回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞を受賞した映画
『ディパーテッド』でレオナルド ディカプリオは親族に犯罪者が多い家系に
生まれ、アイルランド系ギャングに潜入する警察官を演じています。
香港映画『インファナル・アフェア』をハリウッドでリメイクした作品で、
レオナルド ディカプリオの他にマット・デイモン、ジャック・ニコルソン、
マーク・ウォールバーグも出演しています。
警察に潜入するマフィアのボスに育てられた警察官をマット・デイモンが
演じています。
互いに正体を隠しているという展開が緊張感を生み、ジャック・ニコルソンの
強烈な個性を放つ演技に圧倒され、レオナルド ディカプリオとマット・デイモンの
2人を食ってしまうかのような演技は見事です。
展開は少しだけ駆け足のように感じられますが、マーティン・スコセッシ監督に
よる独特の世界観に引き込まれていきました。
オリジナルである『インファナル・アフェア』とリメイクである
『ディパーテッド』を比較しながら鑑賞し、違いを見つけ出していく楽しみがあります。
●3:石油で莫大な富を得たアメリカ先住民の殺人事件を描く実話
レオナルド ディカプリオとマーティン・スコセッシが6度目のタッグを組んだ
映画が2023年に公開された映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』です。
1920年代、アメリカのオクラホマ州が舞台です。
アメリカ先住民オセージ族に居留地から石油が発掘され、
先住民は一夜にして莫大な富を得ます。
オセージ族が手にした富に目をつけた白人たちは彼らを操り、
ついには殺人にまで手を染めていきます。
1993年の映画『ボーイズ・ライフ』以来30年ぶりの共演を果たしたレオナルド ディカプリオとロバート・デ・ニーロの演技合戦に胸が熱くなります。
3時間以上の長い映画ですが、卓越した編集と優れた脚本によって
時間の長さを感じさせない作品になっています。
2022年の映画『ザ・ホエール』で体重272キロの主人公を演じて
アカデミー主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーも出演しています。
まとめ
レオナルド ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督がタッグを組んだ
映画の中からお勧めの3作品を紹介してきました。
特に『シャッター アイランド』は謎が謎を呼ぶ展開で映画に引き込まれていき、
何度も目を凝らして鑑賞しました。
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は優れた編集と時代の変遷を描き出した
脚本によって上映時間の長さを感じさせず、映画の中に引き込まれていきました。
『ディパーテッド』も映画館で2回も鑑賞したことがあり、
今一度見直してみたいと思いました。