「ジョジョの奇妙な冒険のストーンオーシャン」ってどんな話なの?あらすじと面白さを解説!

私の個人的な意見なのですがジョジョの奇妙な冒険の第6部は

これまでの第1部~第5部とは雰囲気が違っています。
その理由は3つあります。

(1)第5部までの単行本が1~63巻と連番になっているのに対して
第6部「ストーンオーシャン」は1巻からスタートしています。

(2)ジョジョの奇妙な冒険において初めて女性が主人公の物語です。

(3)これまでのシリーズより哲学的、思想的な印象が強くなっています。

この雰囲気の違いから私は作者の荒木飛呂彦先生は
この第6部で第1部から続くジョースターとディオの因縁を終わらせて、
さらに新しいステージに挑戦しようという強い意思や覚悟を感じました。

1つの物語の完結編でありながら
作者にとっての新しいスタートであるがゆえに
この作品は読んだ人によって感想は様々です。

そして読者1人1人によって様々な受け取り方のできる
まさにタイトルの通り海のような奥深さがある作品だと感じています。

この記事ではそんなジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」の
あらすじと面白い点について書きます。

読んだことがない人にもすでに読んだ事がある人にも
「読んでみたい」と思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。

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●ジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」のあらすじです。

物語の舞台は2011年のアメリカです。

第3部の主人公空条承太郎の娘である空条徐倫がひき逃げの罪で
逮捕され刑務所へ連行されるシーンから始まります。

面会に訪れた父承太郎が敵スタンドの攻撃によって
DISCに変えられて持ち去られてしまいます。

徐倫は父を助けるべく刑務作業しながら情報を集めるなど行動を開始します。

ここまでが第6部「ストーンオーシャン」のあらすじです。

メインの舞台は刑務所内になるので日常で訪れる事のない場所を
冒険しているという感じが味わえます。

●ジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」のここが面白い①

*スタンド能力と人間の心理描写がより細かくなり物語に深みを出しています。

ジョジョの奇妙な冒険の魅力として多彩なバトルが挙げられます。
私は第6部からはスタンド能力が複雑になってきたと感じていて
理解するのが難しいと思いました。

しかしこれは私の理解力が足りないというだけで読みながら
すんなり分かる人はスタンドでのバトルをしっかり楽しめます。

そしてジョジョの奇妙な冒険のもう1つ魅力に
個性豊かな登場人物達が織りなす人間ドラマも挙げられます。

第1部から登場人物の設定や人生についてはかなり深堀されていたのですが
第6部「ストーンオーシャン」はより深く登場人物の内面を深く
掘り下げている作品
だと思います。

さらに登場人物の内面を深堀するだけでなく
これから先をどう生きていくのかという生き方についても細かく描写されています。

これまでの登場人物の設定にさらに上乗せする形になっているので
より深く物語の世界を楽しみつつ登場人物に感情移入できるのがとても面白いです。

●ジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」のここが面白い②

*初の女性主人公である空条徐倫の成長が感じられるのが面白いです。

面白い点の1つにスタンド能力や人間ドラマが細かくて
奥深い世界になっていると聞いて

もっと単純に楽しみたい

という人もいると思います。

そういった人におすすめしたいのが主人公の成長を見届けるという楽しみ方です。

第1部~第5部までの主人公は最初からすでに
心も体も強くある程度完成した感じでした。

その主人公達に憧れながら読み進められたと思います。

これも1つの楽しみ方なのですが最初弱かった主人公が
少しずつ成長していく様子を見守るのも面白いと感じませんか?

「ストーンオーシャン」の主人公空条徐倫は
最初自分の境遇に絶望している弱い人でした。

しかし物語の中で様々な出会いを経て大きく成長していきます。

そこに注目して読み進めると複雑な物語も王道の少年漫画として楽しめます。

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●まとめ

ここまでジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」のあらすじと
面白い点について書きました。

複雑で奥の深い物語ですが主人公の成長という王道漫画の楽しみ方と
奥深い世界を読み込む両方の楽しみ方ができる作品ですのでぜひ読んでみてください。

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