「ジョジョの奇妙な冒険」のゲームに出てくるバオーってどんなキャラクター?原作のあらすじと面白さを解説!

ジョジョの奇妙な冒険の格闘ゲームにバオーというキャラクターが登場しています。

「バオーというキャラクターがジョジョの奇妙な冒険に登場していたっけ?」
そう疑問を持つ人も多いと思います。

結論から言うとバオーはジョジョの奇妙な冒険に登場していません

ジョジョの奇妙な冒険の原作者荒木飛呂彦先生が書かれた『バオー来訪者』という漫画の
キャラクターです。

この『バオー来訪者』はあまり知られていないかもしれませんが
ゲームなどでバオーを見てどんな漫画なのか
興味を持たれた人もいるのではないでしょうか?

この記事では『バオー来訪者』のあらすじと面白い点を書きます。

読んだことがない人やすでに読んだ事がある人に
「読んでみようかな」と思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。


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●『バオー来訪者』のあらすじです。

物語の舞台は1980年代の日本で政府の秘密組織「ドレス」によって
バオーという生物兵器に改造された青年と予知能力を持った少女が
施設への移送中に脱走するところから始まります。

青年と少女は秘密組織「ドレス」が送り込んでくる敵を倒しながら
自由を手に入れるために奮闘します。

ここまでが『バオー来訪者』のあらすじです。

単行本2冊で完結しており短いのですが
独特な感情表現や擬音、登場人物の設定が細かく作りこまれているなど
後に連載が始まるジョジョの奇妙な冒険の原点が感じられる作品です。

●『バオー来訪者』のここが面白い①

*SFバトル漫画でありながら細かい設定がされているので
とてもリアルな世界観を楽しめます。

SFバトルというジャンルでは近未来であっても
正直これはありえないだろうという設定になっていて
その世界にどっぷりと入り込んで楽しむ事ができないという人もいると思います。

私もあまりにも現実感がないと途中で続きを読もうという
気持ちにならなくなってしまいます。

その点でこの『バオー来訪者』は秘密組織ができたきっかけが
現実の出来事に由来していたり

かなり科学技術が発達しているのに輸送手段が貨物列車だったりとリアリティがあって
「もしかしたら本当にこういう出来事があったかもしれない」と感じられて面白いです。

またバオーという生物兵器に改造される事でどうやって
超人的な力を発揮できるようになるのかを筋肉や神経、

血管など体の組織に基づいて詳しく説明されているので
科学的な分野についても楽しめます。

●『バオー来訪者』のここが面白い②

*舞台が1980年代の日本なので読者の年齢によって違った楽しみ方ができます。

『バオー来訪者』の舞台は1980年代の日本なのでこの年代を生きていた人には
懐かしく感じられます。

それに対して若い人達にとっては自分の生まれていない時代の文化に触れるので
新鮮に感じられると思います。

読者の年齢が違えば受ける印象が変わるので
それだけ様々な感想が出てきて
それを語り合うのはとても楽しいと思います。

そして年齢の壁を越えて同じ作品を楽しむ事は
世代間交流のきっかけになる
のでとても良いと感じています。

核家族化や少子高齢化で世代間交流の機会はどんどん減っています。

漫画を通して年が離れた人達と会話を楽しめる事は若い世代、
高齢の世代の両方にメリットがありとてもおすすめです。

私も自分が生まれていなかった頃の漫画について
年上の人に聞いてみた事で仲良く話せるようになった経験があり、

その経験が社会に出てからも役立っていると感じています。

古い漫画だからと思わずに読んでみると
若い人にとっては意外な発見や話のネタとして使える機会もあると思うので
ぜひ読んでみて欲しいです。


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●まとめ

ここまで『バオー来訪者』のあらすじとおすすめの点を書きました。

SFバトル漫画で古い作品ではありますが
設定がしっかりしていてリアリティを感じながら楽しめるのでぜひ読んでみてください。

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