11月のキャンプでの服装注意点
キャンプをする上で最も重要な部分になるかと思います。
せっかくの楽しいキャンプも寒さを感じたり服装のチョイスを間違えば
苦い思い出になる可能性もあるからです。
むやみに肌を露出したり、サンダルでキャンプに行くと
怪我やトラブルにつながる危険性があります。
今回は、キャンプに行くときの服装についてご紹介をしたいと思います。
その1、季節と標高差を考える
キャンプは、オールシーズン出来ます。夏の季節はハイシーズンにあたりますが、
私は、秋から春にかけてキャンプをします。
夏は、暑すぎて熱中症のリスクもありますし、
焚き火も暑すぎる環境では楽しさも半減してしまうと思っているので
夏のキャンプはしません。
ちなみに、夏のキャンプでも長袖のシャツを持っていきましょう。
その理由は、過剰な日焼けの防止、蚊や虻などの虫から肌を守るため、
また、帽子を被ることも熱中症対策として大事です。
日焼け止めや虫よけスプレーも併用をしましょう。
秋や春も虫がいたりするのでそういった点は服装において共通する部分があります。
次に、標高差です。例えば、標高1,000メートルのキャンプ場にいる場合は、
気温は、6℃下がります。
これは、標高が100メートル上がると0.6℃気温が下がると言われているからです。
11月の最高気温が20℃で最低気温が10℃だとすると
標高1,000メートルのキャンプ場では、
最高気温14℃で最低気温が4℃となってしまいます。
また、風速1メートルで体感温度が1℃下がると言われています。
そのために、キャンプ場の天気や風速、標高等は、事前に調べて服装を選ぶべきです。
その2、火の粉に注意する
注意するべきことは他にもあります。それは、焚き火をした際に出る火の粉です。
焚き火台を囲いアウトドアチャアに座って焚き火を見ながら談笑する時間もあると思います。
その時に、時折「バチッ」と音を立てて、
焚き火が爆ぜて火の粉が出ることがあります。
その時に、もし化繊の服を着ていたら確実に穴が空くでしょう。
最悪の場合は、燃え移り火傷をする危険性もあります。
もしお気に入りの服だったときは、取り返しが付きません。
そのために、化繊の服ではなく、コットンやウールなどの天然素材の服を選ぶと良いです。
火の粉が飛んで服についても穴が空きにくく、
サッと払い除ければ問題ありません。
その3、どんな服装が最適なのか
今までの注意点を考慮して服装を考えた場合、
実際にキャンプに行った時にどんな服装をするか、考えてみましょう。
まずは、ヒートテック仕様の肌着を上下を着て、
長袖のロングTシャツの上にフリースやスウェットを着て、
最後にアウトドアジャケットを着用しましょう。
下は、冬用のジーンズを着用すれば問題ないと思います。
昼間は暑ければジャケットを脱いで快適に過ごし、
気温が下がり始めればジャケットを着て過ごせば寒さを感じにくく過ごせるはずです。
また、焚き火の火の粉で穴が空く心配も無くなります。
靴は、アウトドアブーツが良いと思いますが、スニーカーでも良いと思います。
私は、アウトドアブーツを持っていないので、
スニーカーなどの靴を履きます。
ワークマンやユニクロを上手く活用するとコストパフォーマンスも良く、
キャンプ用の服装を揃えられると思います。
高級な服でキャンプに行くことは避けたほうが良いと思います。
汚れても最悪穴が空いても良い物を選びましょう。
まとめ
今回は11月のキャンプでの服装注意点をご紹介しました。
キャンプでは、焚き火やストーブ等の暖房器具を使用し暖かく過ごすこともできますが、
基本は服装で寒さを凌ぐ事が何より重要になります。
重ね着を意識することで、暑ければ脱いで調節することができますし、
寒ければ重ね着して暖かさをキープすることが何より大事です。
キャンプは、外での活動です。自分の身を1番に守れる服装はとても大事だと思います。
服装に戸惑いのある方がこの記事を読んで頂ければ幸いです。