0度のスキー場、何を着ていけばいいの?ポイントを徹底解説
日本のスキー場の日中平均気温はおおよそ0度くらいと言われています。
「雪国に住んでいないし普段スキーもしないけど、どんな服装で行けばいいの?」
「どんなことに注意すればいいの?」
という方も多いのではないでしょうか。
今回はスキー歴10年以上の筆者が、
0度のスキー場でおすすめする服装と注意点について解説する記事します。
ぜひ参考にしてみてください。
記事の構成は、①トップスについて ②ボトムスについて ③靴について ④帽子やネックウォーマーなどについて
という順序になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
●トップスについて
競技としてスキーをやりこむのでなく、レジャーとして楽しむなら、
「スキーウェアの下に普段着を2枚着る」これが正解です。
まずインナーですが、これは半袖、長袖どちらでも大丈夫です。
ヒートテックなど防寒性のあるインナーシャツも便利ですが、
動くと体温が上がり汗をかくためドライタイプのインナーシャツが適しています。
また、同じく汗をかくという理由で着替えは必須です。
汗をかくとウェアの中で体温が下がるので、
こまめに着替えをすると安心です。食事や休憩のタイミングで着替えをおすすめします。
インナーシャツの上にはフリースやトレーナーなどを着ます。
こちらは着替え等は不要ですが、
あまり厚手のものを着るとウェアがゴワついて動きにくくなりますので、注意してください。
●ボトムスについて
ボトムスについてもトップスと同様で、「2枚着る」のが正解です。
スキーウェアのボトムスは普段の生活で履いているボトムス(ジャージやチノパンなど)の
倍くらいの保温性能があると言われています。やはり着込みすぎると汗をかくので注意が必要です。
おすすめは速乾性のあるレギンスやタイツの上に、
スウェットやジャージを履くという服装です。
レギンスやタイツは汗をかいた時のために着替えを1−2着くらい持っていくと安心です。
スウェットやジャージは普段履いているもので問題ありません。
ですが、丈が長いものだとブーツを履いた時に足を余計に締め付けることになりますので注意が必要です。
できる限りジャストサイズのボトムスを用意することをおすすめします。
●靴について
ヒールや歩き慣れていない靴は避け、レインブーツなどの防水性のある靴を履いていくと確実です。
レインブーツなどを持っていない場合はスニーカーでも問題ありません。
靴下についても普段履き慣れているもので全く問題ありませんが、
くるぶしソックスなど丈の短いものはブーツを履いた際にずれやすいので、丈は長いものをおすすめします。
ブーツのなかに雪や水が入って濡れる可能性もありますので、替えを1足持っていくと安心です。
●帽子やネックウォーマーなどについて
ここまでの内容を読んでいただいても分かる通り、
冬のスキー場は日中でも気温が低いですが、運動で体温自体は上がるため、
重ね着などであたたかさを調整できるようにしておくのがベターです。
帽子やネックウォーマーを着用せずにスキーを楽しむ人もいますが、
個人的には帽子の着用は必須だと考えています。山頂付近は風が強く吹いていることも多く、
スキーで滑っている間は冷たい空気が身体の表面の体温を奪っていくためです。
そのため、帽子やネックウォーマーなどでできる限り身体の表面は隠しておくことをおすすめします。
●まとめ
まとめです。
*トップスはドライタイプのインナーの上にフリースやトレーナー。インナーは着替えを持っていく。
*ボトムスはドライタイプのレギンスやタイツの上にスウェットやジャージを履く。レギンス、タイツは着替えを持っていく。
*靴下は丈の長いものを数足用意する。靴はスニーカーやレインブーツでOK。
*帽子やネックウォーマーは可能な限り持っていく。