速読には効果があるのか?メリットとデメリット2つの面を探っていきます!
本を速く読むための読書法である速読。
仕事や家事や学業で、忙しくてなかなか読書にまとまった時間が
使えない人にとっては、速読はメリットですよね。
だけど、良い面だけでしょうか?もちろん良い面だけではありません。
速読でたくさん読めてしまうからこそ、
本代がかかってしまう等のデメリットもあります。
速読における、メリットとデメリットの二つの面を探っていきましょう。
きっと速読に向いている本と向いていない本がありますね。
本を読むスピードを自分なりにコントロールできれば、
読書やそれ以外の生活も楽しくなるはずです。
Contents
⚫︎速読とは
速読とは文章を速く読む読書技術のことです。
視読、拾い読み、飛ばし読み、斜め読みなど、いくつかの方法があります。
読者が速く読めるのならば、その全てが速読と言えます。
⚫︎速読はメリットいっぱい
*とにかく速く読める
速読のメリットは速く読めることです。
当たり前のことですが、これがまず最初に挙げるべき、
最大のメリットではないでしょうか。
*たくさん読める
速く読むことができると、今度はたくさん読むことができますね。
これを多読と言います。本を読んでみると分かるのですが、
関連書籍が紹介されていることがよくあります。
また、同じ著者の本を一気に読みたい時など、速読はまさにピッタリです。
*他のことに時間が使える
速読ができると、他のことに時間を使えますね。
私たちは誰だって、読書だけをするわけにいきません。
仕事があります。家事、育児があります。勉強もしなければなりません。
もちろん遊びも重要です。ぼうっともしたいですよね。
誰しも人生には限りがあります。空いた時間を有効に使いましょう。
*読書に挫折しない
難しい本を読んでいると時間がかかってしまい、挫折することはありませんか?
私は何度もあります。
途中で読むことをやめるのは、決して悪いことではないと思います。
けれど、せっかくなら読み終わりたいですよね。
速読できれば、挫折の頻度も減るはずです。
特にフォトリーディングという方法で読めば、より挫折しないでしょう。
*再読しやすい
本は一度だけ読めば終わり、というわけではありません。
何度も読んで良いのです。
読むたびに印象や、気になる部分が変わるのも面白いのです。
速く読み終わった経験は、再読のハードルも下げてくれるはずです。
*問題解決できる
分からないことや、
問題が起きた時に解決策を知りたくて本を読むこともありますよね。
速読ができれば、問題発生から時間を置かずに解決策を
すぐに見つけられるかもしれません。
*読むスピードが変えられる
速読ができるということは、ゆっくり読むことができる可能性が高いです。
これはじっくり読みたいな、
というときは熟読を選択することもできるはずです。
本によって読むスピードを変えられるのはメリットですね。
⚫︎速読にもデメリットはある
*速読できるからこそ本代がかかる
速読にはメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットの面もあります。
速読ですぐに読み終わるからこそ、次の本を読めますね。
そうすると本代がかかります。
湯水のようにお金が湧いてくると良いのですがね、
なかなかそういう訳にいかないでしょう。
本代を抑えたい人は、図書館を利用したり、
古本を購入したりすれば大丈夫ですね。
*本の保管場所がない
古本を購入するなど節約に成功できたとしても、
今度は本の保管場所が必要になってきますね。
大きな本棚が欲しいところですが、どの家だって場所には限界があります。
そういう時は電子書籍を活用すると良いですよ。
なにも紙の本だけが全てではありません。
上手に使い分けられると良いですね。
*読書そのものが楽しめない
読書そのものが楽しめなくなる、というのが最大のデメリットかもしれません。
速読も良いですが、ともすると作業になってしまいます。
小説や詩なんかは、言葉を一つずつ噛みして、
ゆっくり読書を楽しみたいですよね。
⚫︎まとめ
速読ができることは素晴らしいです。たくさんの本が読めたり、
時間を有効に使えたり、メリットがいっぱいです。
でも良いことばかりではありません。
デメリットもあります。本代がかかります。
保管場所も必要です。だけど、それぞれ対処法があります。
本によって、速く読んだり、ゆっくり読んだりできると、
より読書が楽しくなるはずです。
速読は本だけに限りません。今、読んでいる文章もそうですが、
インターネットには文章が溢れています。
上手に速読を活用して、ムダな時間は省き、
豊かな日々を過ごせることを願っています。