猫を保護 0歳猫のお世話の方法 気を付けること、やるべきこと

ペットショップや里親になる場合、
生後2カ月以降でなければならないと法律で決まっています。

ですが、ある日もっともっと小さな命が目の前に現れ、
今にも消えてしまいそうだった場合、覚悟を決め助けてあげると手を差し伸べた。

でも、何もかも初めてでどうしたらいいのかわからない。

そんなときやるべきこと、気を付けることをお話しします。

私自身も、へその緒が付いた子猫、
目が開いて間もない子猫を保護したことがあります。

猫の0歳は1日1日ものすごいスピードで成長します。

そしてすぐに体調を崩し、生死に繋がります。

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・まず子猫を見つけたらしっかり保温しましょう。

子猫は生後2カ月までは体温調整ができません

湯たんぽ、ホッカイロ、お湯を入れたペットボトルで保温しつつ、
やけどにも気を付けてください。

・必要なものを準備しましょう。

  

 *キャリー(段ボールでも可)
   *子猫用ミルク
   *哺乳瓶

キャリーはプラスティックのものがほとんどなので、
中にひざ掛けやバスタオルを入れ、ホッカイロ、湯たんぽを入れ、しっかり温かくします。

キャリーがすぐにはないときは段ボールでもいいです。

ペットショップに子猫用のミルクと哺乳瓶があります。

メーカーが何種類かあり、初めての時はわからないので、
私は店員さんに聞きました。

その時のために子猫の写真を撮っておくのもいいと思います。

初めての哺乳瓶で咥えてくれない子もいます。

小さな注射器などでも代用できます。

子猫用ミルクも代用はあるのですが、
配分を間違えると子猫の命に関わるので、
安全に子猫用ミルクをおすすめします。

ミルクのあげ方

生後2週間までは、2~3時間おきにミルクをあげます。
生後3週間は3~4時間おき、生後4週間は4~6時間おきと、
少しずつ時間を延ばしていきます。

私もやってしまった失敗談として、ミルクを飲ませるとき、
人間の赤ちゃんのようにお腹を上にして飲ませがちですが、
猫は本来そのような姿勢でミルクは飲みません。

でも、前足をフリーにしたまま飲ませると、
哺乳瓶を持った飼い主の手が傷だらけになります。

子猫の爪は、小さく、とっても尖っています。

私は、子猫の前にぬいぐるみを置き、前足を乗せてあげ、母猫に見立ててあげました。

すると、モミモミする可愛い手も見られて、
自分の手もケガしないし、一石二鳥でした。

生後4週間からは少しずつ離乳食をあげます。

子猫用フードをお湯やミルクでふやかしてあげます。

私は、ミルクでふやかすと少しふやけるまで時間がかかる気がしたので、
お湯でふやかして上からミルクの粉をかけて混ぜていました。

初めての離乳食はなかなか食べてくれない子もいます。

少量を口の中に入れてあげて、食べ物だということを教えてあげると、
徐々に食べるようになります。

・トイレについて

生まれたばかりから生後3~4週間までは自力で排泄することができません。
母猫がいる場合舐めて排泄を促します。

人の手で排泄させるときはお湯で湿らせたガーゼやティッシュなどで
優しく刺激してあげてください。

その時はペットシーツなどの上ですると汚れも少なく済みます。

私はオシッコはうまくいっていたのですが、
ウンチのタイミングがなかなか合わず
キャリーの中でウンチまみれという経験何度もあります。

そんなときは、洗面器ほどの大きさのものにお湯を張り、
洗ってあげると清潔ですが、子猫には負担が大きいので素早くやりましょう。

ミルクの前に必ず排泄させてから飲ませるようにしてください。

ミルクの前後で排泄ですが、必ず出さないと、
と思い刺激しすぎないように気を付けてください。

生後1カ月までには視力、聴力がはっきりしてきます。
体温調節もできるようになります。目の色も大人猫同様の色になってきます。

生後2カ月になると、体つきや顔もしっかりとした猫になります。

この頃にワクチン接種や、寄生虫、
ノミダニの検査などの予定
を立てるといいです。

乳歯も生えそろう頃なのでお湯の量を少しずつ減らし、
フードの硬さを調整していきます。

生後6カ月までは食べてだけもりもり食べさせてあげてください。

生後3カ月になると、歯が抜け始めます。
生後8カ月までには永久歯に生え変わります。
家の中で乳歯を探してみてください。

生後6~7カ月には、避妊去勢手術を検討する方が多いです。

・発情期

発情期を迎えてから時間がたっての去勢になると、
オスのスプレー行為が去勢後も残ることがあります。

オスのスプレー行為はとてもにおいが強く、
野良猫の気になる臭いのもとはこれが主な原因だと思います。

自宅でスプレー行為をされると壁やふすま、
柱など少し高さのあるところが汚れてしまいます。

メスは発情すると独特な声で昼夜問わず鳴きます。

時々近所で赤ちゃんの泣き声のような声を聞いたことがある方もいると思います。

猫自身のストレスや、将来の病気の予防にもなりますので、
繁殖の意思がないのであれば避妊去勢手術をしましょう。

避妊去勢手術を受けると太りやすくなります。
日々の食事の管理や、適度な運動が大切です。

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・まとめ

0歳の猫は1日ごと、1週間ごとで目まぐるしく成長します。

保護した子猫がへその緒がついた子や、目が開いていない子だと、
とても慌ててしまいますが、バタバタと焦って過ごすと子猫の体調不良などを
見落としてしまいます。

そして、その可愛い姿は本来人間が見られるものではありません。
1日1日目に焼き付けてくださいね!

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