猫はトイレのしつけをいつから覚える?失敗しないマル秘テクニック
猫はトイレをすぐに覚えると言われますが
「猫のトイレのしつけはいつから始めたらいいの?」
このように、猫を初めて飼う方は不安です。
この記事では、子猫や成猫に合わせたトイレトレーニングの始め方や、
心得を知って安心して始めましょう。
飼い主様と猫の絆を深めながら、猫のトイレ環境を整え、
健康を見守ってください。
さらに、絶対にやってはいけないことも理解し、
猫との素敵な猫ライフを楽しみましょう。
Contents
●猫のトイレしつけをいつから始める?
*ペットショップ&ブリーダーの子猫
ペットショップやブリーダーからきた子猫は、
生後8週(2カ月)たっているので、
お家に来たらトイレトレーニングを始めましょう。
*保護猫&譲り受けた子猫
子猫のトイレのしつけを始めるのは、
生後3~4週間後(1カ月頃)からです。
生後間もない子猫を保護したり譲り受けたりした場合、
子猫は自力でおしっこができません。
自力で出来るようになるまでは、
母猫が子猫のおしりや陰部を舐め刺激しおしっこをさせます。
見た目では生後何週というのはわからないので、
動物病院に連れていき判断してもらうか、
トイレに連れていき様子を見ます。
トイレをしない場合、飼い主様が母猫の代わりに濡れた
コットンやティッシュなどで、陰部を軽く刺激してしてあげてください。
自力で出来ない場合もトイレトレーニングは始まっています。
砂を用意しそのうえで陰部を刺激させ、
ここはトイレという自然と覚えさせます。
●猫の心情、快適トイレの空間つくり
*猫のトイレと猫ケージを準備しよう
子猫にとって、お家は広すぎて不安になってしまいます。
安心しておしっこできるように、猫のお部屋(縄張り)をつくってください。
縦型の猫ケージを用意し、その中にトイレと寝床を用意します。
生後間もない子は大きい段ボールでも代用できます。
また、成猫のトイレのしつけも同様です。
猫は、環境に慣れたり、縄張りと認識したりするまで時間がかかります。
安心しておしっこができるまでケージで過ごさせましょう。
*猫が静かにトイレをできる場所に決める
3か月ごろまでは、人が見えるところにトイレを置くほうが猫も安心しますが、
6ヶ月頃になると自我が芽生え、
トイレを邪魔されたり落ち着かない場所だったりすると、
嫌がり粗相をしてしまうことがあるため、
落ち着いてトイレできるところに移動します。
特に神経質な猫は、汚れているだけで他の場所に粗相をしてしまうため、
しつけで悩む飼い主様も多いです。
●猫が【マル秘テクニック】
*マル秘1:ごはんをあげたら、まずトイレ
子猫のうちは、ミルクやご飯を食べたらすぐにトイレをしたくなります。
ケージに入れてトイレをするまで見守ります。
トイレをしたら、ケージから出して遊びましょう。
*子猫の排泄時間
生後1週 : 2~3時間おき
生後2週 : 3~4時間おき
生後3週 : 4~5時間おき
*自力で排泄できるようになる時間
生後4週 : 5~6時間おき
*マル秘2:トイレを覚えるタイミングを逃さない
食後や寝て起きた後にトイレをすることが多いです。
また、ソワソワしたり、床を匂い嗅いだり引っ掻いたりするしぐさをしたら、
トイレのサイン!です。
*マル秘3:トイレでおしっこやうんちしたら褒めちぎる
子猫にトイレの成功体験をさせてください。
母猫はうんちやおしっこをした後、一生懸命子猫の体を舐めます。
きれいにしているだけでなく、愛おしくて褒めているのです。
飼い主様も母猫のように、おしっこやうんちをするたび大げさに
褒めてなでてあげてください。
子猫も愛情を感じ舐めかえしてくれることもありますよ。
猫は都合悪いことはすぐ忘れますが、嬉しいことはすぐ覚えてくれ、
褒められるのが大好きです。
●絶対やってはいけない事
トイレに失敗しても叱らないでください。嫌な感情もご法堂です。
子猫はトイレを失敗するものです。成猫も、
自然とは違い人が決めた環境で、猫にトイレをしてもらっていることを
忘れてはいきません。
もし、他の場所で粗相をしてしまったら、トイレ環境を見直してください。
*場所
*砂の形状
*家の周辺環境
猫は環境の変化に弱く、神経質で臆病です。近所で工事したり、
運動会をしたりする音などでも、トイレをしなくなるとても
デリケートな生き物なのです。
●猫のトイレは健康のバロメーター
いかがでしたか、猫のトイレのしつけは簡単といわれますが、
意外と奥が深いことに気づきましたか。
猫はマイペースですが、デリケートな性格をしています。
トイレに行かなくなることで、
泌尿器系の病気になることやストレスで下痢を起こしてしまうこともあります。
トイレを毎日そうじし、うんちやおしっこをチェックすると、
愛猫の健康をチェックできます。
トイレを準備するだけでなく気持ちも大きく
左右することを知っていただけたと思います。
ではこれから、愛猫と素敵な猫ライフを楽しんでください。