猫と添い寝してみたい!猫も飼い主も気持ちよく眠るためには

猫を家に迎えると、愛着が湧いてきて、家族の一員になっていくと思います。

また、かわいいだけではなく、日々のお世話も欠かせません。

そんな日々を過ごしていくと、ペットという概念を超越して、
自分の子どものように感じられ

添い寝をして、一緒に寝てみたい!」と思う方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、猫は自由な生き物で夜行性…

本当に、猫と添い寝することはできるのでしょうか?

今回は、猫と添い寝するという夢を叶えるために、
事前に考えておくべきことと、工夫をご紹介します。

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●まず、猫の睡眠を理解しよう

猫の睡眠は人間とは大きく異なります。人間は生活スタイルにもよりますが、
日が暮れてから一度にまとめて、長時間の睡眠をとります。

一方で猫は、1日に短時間の睡眠を何回もとります。

ちなみに、猫は夜行性であるという記述をよく見かけますが、
実際には「薄明薄暮性」といい、分解すると薄く明るく、
薄く暮れているとなります。

つまり、薄く明るくなっている明け方や、
薄く暮れている夕方の時間帯になると、
活発に行動するようになるということです。

また、猫を飼っている方は経験があると思いますが、
夜中に猫が家のなかで大暴れする「猫の運動会」が
日々開催されることもあります。

しかし、この運動会は昼間に発散できなかったエネルギーを
出し切ることが目的
であると言われており、
また猫が大人になっていくにつれ、減っていきます。

●猫と添い寝をする前準備。睡眠サイクルの調整

猫の睡眠の仕組みについて、書いてきました。
人間とは全く違いますね。

しかし、工夫しながら、時間をかけることで、
ある程度、睡眠サイクルを調整することができます。

*実は睡眠サイクルを変えることができる

動物の本能だから、変えることは無理なのでは?と思うかもしれません。

実際に、人間である私たちも睡眠サイクルを変えることは難しく、
一度崩れるとなかなか元に戻りません。

それは、猫も同様で、睡眠サイクルを変えるためには、工夫と時間が必要です。

まず、1つ目の工夫が「昼間の刺激を増やし、夜間は刺激を減らす」ことです。

さきほど、猫の運動会は、昼間に有り余ったエネルギーを発散していると書きました。

つまり、逆を言うと、昼にエネルギーを発散させてあげれば、
夜は寝てくれやすくなるということです。

なので、猫の好きなおもちゃを揃えたり、遊んであげたりすることで、
刺激を増やし、夜は音や光を発する電化製品を消す、
外から光が入ってこないように配慮することで、刺激を減らしていきましょう。

2つ目は、「ご飯を与える時間を決める」ことです。

猫もそうですが、動物に何かを学んでもらうには、
基本的には「環境や状況から理解してもらう」というアプローチが必要です。

そして、一番アプローチとして、有効なのが、ご飯です。

どのタイミングでご飯がでてくるとか、何をすればご飯がでてくるということ等、
ご飯を得る手段については、学習が最も早いです。

海外で、ご飯が欲しいと、ベルを鳴らす猫の動画は有名ですね。
とてもかわいいので、ぜひ一度ご覧ください。

これが睡眠にどう影響するのかと思われるかもしれませんが、
晩ごはんの時間にご飯をあげて、次にご飯をあげるのは、
朝起きてからというルールを徹底することで、
猫は夜中に何をしてもご飯はでてこないということを学びます。

そして、猫は現金で合理的な性格なので、
何も出てこないなら身体を休めようと思い、
夜に眠るようになるとされています。

これらの方法で猫の睡眠サイクルを調整していきましょう。

ただし、うまく行かないからと行って、
無理やり寝かせようとするのは睡眠サイクルに影響を与えませんし、
猫にもストレスです。

これまで書いてきたように、
環境と状況から猫に理解してもらうようにしましょう。

●いよいよ、添い寝に挑戦

添い寝に挑戦するアプローチは、人間の睡眠に関する習性を応用すれば、
うまくいく部分もあります。

最初から、最も困難な要因をご紹介しなければならないので、
心苦しいですが、一番大切なのは、「猫との信頼関係」です。

人間である私たちも、見ず知らずの他人と寝床を共にすると、
なかなか眠れないと思います。

睡眠というのは、数時間に渡って、無防備な状態を晒し続けるわけなので、
安心していないと、眠れません。

よって、日頃の猫との信頼関係が大切になってきます。

これは、徐々に形成されていくものなので、今日から添い寝しよう!と
思い立っても、おそらく不可能ですし、無理に布団に入れると、

逃げ出したり、嫌な場所だと判断されて、
添い寝をしてくれなったりする可能性があります。

なので、焦らずに時間をかけていきましょう。

また、生まれたての子猫の頃から飼育している場合ですと、
信頼関係が生まれやすく猫が添い寝をしてくれやすくなるようです。

2つ目は、猫のアプローチを見逃さないことです。

猫との信頼関係ができてくると、猫が添い寝したいと
思うようになってくるようです。

そして、布団に潜り込もうとしたり、布団の上から肉球で
ポンポン叩いてきたりして、猫からアプローチをしてきます。

こういったアプローチを見逃さず、布団を開けてあげたりして、
猫を迎え入れれば、ここは寝るところだと猫は理解するので、
以後、猫は添い寝をしてくれるようになります。

アプローチの仕方は、猫によって様々ですが、いつもと違う意外な行動が、
猫からのアプローチであることもありますので、

そういったことがあれば、飼い主からも「いいよ」というアプローチを
してあげましょう。

といった風に「信頼関係」と「アプローチ」への正確な理解が
猫と添い寝をするコツです。

これに関しては、具体的なノウハウがなく、
猫の性格や飼い主の生活リズム等によって、まったく異なってきます。

人間と同じで、日頃から、猫のことを大切にし、
信頼関係を気づくことと、アプローチを見逃さない猫への興味が大切です。

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●まとめ

猫と添い寝する方法について、ご紹介してきました。

添い寝に関しては、どの猫にも共通する具体的な方法は、
なかなかないのが実情です。

さらに、睡眠サイクルの調整や信頼関係といったしつけで、
なかなか思い通りにいかない要因が大きく関係してくるのも、
添い寝のハードルを上げています。

しかし、実体験ですが、睡眠サイクルの調整は、朝にご飯をあげること以外は
特に意識せず、また添い寝のアプローチ等についても、長く一緒にいると、
なんとなく分かってくるため、実はそれほど難しくありません。

結局のところ、人間同士と同じで、添い寝をするのに、一番大切なのは
信頼関係」ですので、愛をもって接し続けていれば、
きっと添い寝の夢は叶います。

ただし、添い寝をしてくれないからといって、
信頼関係が無いというわけではありません。

例えば、どれだけ信頼していても、家族であっても、
他人と一緒には眠れないといった方もおられます。

これは、猫も同じで、猫のなかにも添い寝ができない子がいます。

そういった時は、添い寝を無理強いせずに、そっとしてあげましょう。

添い寝が苦手な猫でも、撫でられるのが好きだとか、
膝に乗るのが好きだとか、何か好きなことがあるはずです。

そういったことから、猫と良好な関係を築きながら、
楽しい猫ライフを過ごしましょう。

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