犬の8種混合ワクチンは6種混合とどう違う?内容やどんな犬が打つべきかを解説
犬のワクチンは、犬の健康を守るために必要なものです。
動物病院でワクチンのお話を聞かれた方も多いと思います。
しかし、こんな疑問を持ったことはありませんか?
「犬の8種混合ワクチンと6種混合ワクチンはどう違うの?」
「8種混合ワクチンの内容が知りたい」
「8種混合ワクチンはどんな犬が打つべき?」
犬が感染症にかかると最悪死に至りますし、
人にも感染するのできちんと予防したいですよね。
この記事では犬の8種混合ワクチンは6種と混合とどう違うのか、
内容やどんな犬が打つべきかを解説していきます。
Contents
●犬の8種混合ワクチンの内容
6種混合ワクチンは
・犬伝染性肝炎
・犬伝染性喉頭気管炎
・犬パラインフルエンザ
・パルボウイルス感染症
・犬コロナウイルス感染症の6種類
8種混合ワクチンは、
上記の6種に犬レプトスピラ感染症の2種を追加したワクチンになります。
インフルエンザのみ呼吸器から感染し、
その他は尿や糞から感染します。
室内で飼っていて、近所を散歩するぐらいなら6種混合ワクチンで良いと
言われています。
しかし、近所で野ネズミをよく見かけたり、
畑や田んぼが多い場所であるなら感染症にかかる可能性もあがります。
お近くのかかりつけ医に一度相談してみましょう。
●犬の8種混合ワクチンの値段
6種混合ワクチン 7,000円前後
8種混合ワクチン 8,000円前後
予防できる感染症が多くなると、その分値段は上がっていきます。
動物病院によって値段はさまざまです。
ホームページで確認しておきましょう。
●犬の8種混合ワクチンはいつから
生後2か月からの子犬からワクチン接種は必要です。
なぜなら、母親からの免疫がなくなってしまい、
さまざまな感染症のリスクが上がるからです。
毎年1回、または3年に1回を推奨している動物病院もありますので、
獣医さんとよく相談して決めましょう。
そして、ワクチンはできるだけ午前中に打つようにしましょう。
午後に打った場合、深夜に症状が出るとすぐに対応できない可能性があるためです。
●犬の8種混合ワクチンを打つべきなのはこんな場合
*アウトドア(山や川、海)によく行く
8種混合ワクチンに含まれているレプトスピラ症はネズミなどの野生動物の糞尿から
感染してしまいます。
山や川、海などネズミが生息している場所によく行く場合は、
8種混合ワクチンを打つ方が良いでしょう。
レプトスピラ症に感染するケースは滅多にないようですが、
人間にも感染し嘔吐や発熱、アナフィラキシーショックを起こす可能性も
ゼロではありません。
*子犬・シニア犬
免疫力が低い子犬や高齢犬にこそ、
8種混合ワクチンを打つことが推奨されています。
しかし、予防接種による副作用が出ることがあります。
健康体で体力があれば何も問題ないですが、
体力の落ちているシニア犬には負担になるかもしれません。
体調が悪かったり、何か病気を抱えている場合に打つことは控え、
獣医さんに相談しましょう。
*ネズミなど野生動物を近所で見かける
ネズミなどの野生動物はたくさんの菌を持っていて、その尿や糞を舐めたり、
皮膚や目に触れることで感染します。
汚染された水溜まりや、道路が多いと思われる場所をよく散歩する場合は、
8種混合ワクチンを打つのがおすすめです。
●まとめ:犬の8種混合ワクチンは6種混合とどう違う?内容やどんな犬が打つべきかを解説
この記事では、犬の8種混合ワクチンと6種混合ワクチンはどう違うのか、ワクチンの内容やどんな犬が打つべきかについて解説してきました。
・8種混合ワクチンで野生動物からの感染症を防げる
・野ネズミが近くにいる・アウトドアによく行く犬は8種混合ワクチン
・犬が感染症を発症すると、人にも移る可能性がある
ワクチンについて正しい知識を知って、愛犬の健康を守っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。