犬の生後9ヶ月は落ち着きがない!?原因や対処法はあるの?
ある日突然訪れる運命のような出会い。
そう、かわいい子犬との出会いです。
ペットショップで販売されている子犬はまだ小さいパピー(小型犬で8ヶ月頃まで)が多く、
見ているだけで癒されますよね。
どんな子が居るか、あの子はやんちゃそう、
あの子はおっとりしていそう…。
想像して見ているだけでも楽しいものです。
そんな子犬をお迎えする事になり、我が家にもなれ、
お散歩やおもちゃでの遊びなど沢山覚えてくる9ヶ月頃、
落ち着きがない子犬が多いそうです。原因や対処法はあるのでしょうか。
●犬の9ヶ月頃は反抗期!?
どれだけかわいい子犬達も、れっきとした生き物です。
特に犬は知能も高く、人間の子供の様に色々感じたり、考えたりします。
もちろん犬種や個体差はあるものの、
反抗期や思春期の様なものが訪れる事も多いそう。
実際、9ヶ月の犬は人間で言うと大型犬で9歳、
小型犬で12歳程度と思春期の頃に一致します。
個性やこだわりが強くなり、わがままもでてきます。
色々できる事も増えて知恵も付き、
飼い主さんを試してみたりいたずらをする事もあるでしょう。
反抗期が訪れた犬は
粗相をする
無駄吠え、要求が増える
今までできていたお座りなどをしなくなる
言う事を聞かない
など様々な行動を起こします。
飼い主としては困ってしまいますよね。
イライラしたり、かわいい愛犬を叱ってしまうかも…と気分も落ち込みます。
原因を知る事で前向きに対処できるかもしれません。
●急なわがままや落ち着きのなさ…原因は?
反抗期が訪れ落ち着きがないとは言うものの、
理由もなしにわがままに振る舞っているわけではありません。
しっかり原因があるのです。
9ヶ月頃とは言っていますが、実際には6か月〜1歳頃に落ち着きがない、
言う事をきかないなどの行動が増えます。
男の子ならマーキングが始まる頃、
女の子なら発情期が始まる頃がこの頃です。
性ホルモンの分泌が増しバランスが変化する事で、
男の子は縄張り意識がつよくなり上下関係を強く意識します。
女の子は発情期になる事で神経質になり、ストレスを感じます。
結果として飼い主の言う事をきかない、粗相をする、
ご飯を食べないなどの行動に繋がるのですね。
こうして原因を探ってみると、
私達人間と同じ様な理由で同じ様な行動になる事がわかります。
少し優しい気持ちでわがままに付き合えるきがしませんか?
●反抗期、思春期の困った行動…対処法は?
原因もわかり、一安心…とはいかない愛犬の困った行動。
わがままさせ放題にさせるわけにもいきません。対処法はあるのでしょうか。
第一に、毅然と接する事です。
今はかわいそうだから、といままでやっていた事をやめてしまうと、
さらにわがままになってしまいます。
例えばお座りをしてからご飯をあげていたならそれをしっかり継続する事。
指示に従ったら思い切り褒めてあげましょう。
間違っても叱ってはいけません。
飼い主との信頼関係が崩れてしまいます。
第二に、しっかり向き合ってあげる事です。
粗相をしてしまうならトイレトレーニングをやり直す、
こだわりが強くなりおもちゃを離さないなどがあれば、そっとしてあげましょう。
ご飯を食べないなどの場合運動が足りていない事もあるので、
遊んだり散歩ができる様なら時間を増やすのも良いでしょう。
第三に、わがままには無反応で返す事です。
吠えたり唸ったりするのは飼い主さんの気を引きたいから。
安易に応えたり叱ってしまうと、
「かまってくれた!」と更に吠える事になりかねません。
イタズラなどをするようなら叱らず、片付けてしまいましょう。
まとめ
いかがでしたか?愛犬が9ヶ月を迎えて落ち着きがない時の原因、
対処法がわかったかと思います。
せっかく運命的に出会ってお迎えした愛犬です。
お互い気持ち良くすごしたいですね!