犬のご飯はいつあげるのが正解?ライフステージ別に解説!!
犬にとってご飯は至福の時ではないでしょうか?
そんな犬達のご飯はいつあげるのが正解なのでしょうか。
犬のご飯の回数は、1日に2〜3回が多いようです。
私の犬のご飯は、朝と夕の2回です。
私の家は、日中は学校や仕事に出ているため、
犬だけでお留守番をしていることが多いです。
そのため、朝と夕の2回に設定しています。
犬のご飯の回数は、家庭環境や犬のライフステージで異なります。
ここでは、犬のライフステージ別のご飯をあげるタイミングと、
注意点をまとめました。
●子犬の時期
子犬の時期は、消化器官が未発達です。1回で食べられる量は少ないため、
食事の回数は3〜4回必要と言われています。
ご飯のタイミングとしては、朝、昼、夕または朝、昼、夕、夜となります。
私の家では、共働きのため、子犬の時期も2回に設定していました。
しかし、帰宅時や起床時に、トイレに白い吐物のようなものをみることが多く、
かかりつけ医に相談しました。
診断の結果、低血糖を起こしているかもしれないと言われました。
食事の回数を増やすために、ゲージの中にご飯をおいて出かけてみましたが、
全く食べてくれませんでした。
次に、帰宅後の夕食を少なくし、寝る前にもご飯の時間を作りました。
うちの犬は、人がそばにいないとご飯を食べない子なので、
この方法で食べてくれるようになりました。
●成犬の時期
成犬の時期になると、消化器官も発達してくるため、1回で食べられる量も増えてきます。
食事の回数は、2~3回となります。ご飯のタイミングとしては、朝、夕となります。
犬の消化に8~10時間かかると言われています。
消化時間を考慮すると、食事の時間は8~10時間は空けた方が良いでしょう。
食事が2回の場合、食事量は均等で良いと思います。
3回の場合は、中間の量を少なめにすると、
消化器官の負担を減らすことができます。
低血糖の子や疾患がある子は、かかりつけ医の指導の元、
食事の回数、量を決めることをお勧めします。
うちの犬は、成犬になるにつれ、低血糖を起こすことが少なくなりました。
そのため、3回の食事から2回へ変更しました。
●老犬の時期
老犬の時期は、消化器官も衰えてくるため、消化に時間がかかります。
1回で食べられる量も減ってきます。食事の回数は2〜3回となります。
この頃になると、食べられるものを与えていくことが必要になります。
その犬の好みに合わせてドライフードからウェットフードに変更したり、
あるいは手作りご飯に変更したりと形態が変わってきます。
●その他の注意点
飼い主として、散歩中に排便をしてほしいと思ってしまいます。
そのため、散歩の直前にご飯をあげたくなりますが、
これは絶対にしてはいけません。
その理由として、食べた直後に運動をすると、
胃捻転を起こしてしまい、最悪死に至ります。
かわいい愛犬のためにも、食後の激しい運動は控えた方が良いです。
また、食事回数が少ないと太りやすい傾向になります。
肥満になると、足腰に負担がかかり、運動が十分にできず、
さらに太ってしまう悪循環になってしまいます。
●まとめ
犬のご飯はいつあげるかについてまとめました。
ご飯をあげる回数は2~3回が多く、消化時間を考慮すると、
8~10時間空けることが好ましいです。
その家の生活スタイルに合わせて、時間を設定すると良いと思います。
犬の性格によって、ご飯が大好きな犬、そうでもない犬など様々です。
私の犬は、普段のご飯に対してがっつくタイプではありません。
私がキッチンで料理をしている時に、様子を見ながら食べる子なので、
犬の性格も理解した上で、ご飯あげてください。
また、疾患を持っている犬は、かかりつけ医の指導の元、
食事時間、量を決めることが重要です。