海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の魅力に迫る!
2011年からアメリカで放送されたテレビ・ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。
「グリム」や「ワンス・アポン・ア・タイム」などと並ぶ海外ドラマで
人気のダーク・ファンタジー・ストーリーです。
今回は、ダーク・ファンタジーの一つの「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャラクターや、
作品の舞台にもなっているモロッコについてもご紹介いたします。
Contents
●海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」の魅力に迫る!どんな作品?
2011年米放送。ジョージ・R・R・マーティンの小説「氷と炎の歌」を映像化したものです。
陰謀が渦巻く中、七王国の王座(スローン)を狙う権力争いと憎しみを抱く
領主や兄弟たちの思惑が交差した戦いを描いています。
中世ヨーロッパを彷彿とさせる美しい自然の背景に、
日本をはじめとする異なる国の文化を取り入れた衣装のデザインで美しく表現されています。
このドラマの内容こそダーク・ファンタジーなのですが、北アイルランド、クロアチア、モロッコ、
スペイン、マルタなどロケーションの美しさもダーク・ファンタジー・ドラマをより魅力的に演出しているエッセンスだと思います。
美醜のバランスが絶妙に絡んだ作品というのも人気の一つだと思います。
ウェスタロス大陸というのが物語の舞台になりますが、
冬が長期間続いたりするほど一年の季節が不規則でやってくる設定です。
冬景色のヨーロッパの風景が素晴らしく美しいので、それを観るのも心揺さぶられるものがあります。
●海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」の魅力に迫る!気になるキャラクターをご紹介。
個人的に政治に振り回されたり、強く生きる女性キャラクターが気になってしまったので、
女性キャラクターが多くピックアップしがちになりましたが、
王になるには若すぎるか、最低男が多いので自然に女性を応援したくなります。
ですが、海外ドラマのスケールの大きさが楽しめるかと思います。
・「ターガリエン家」ドラゴンを有する圧倒的な武力を持つ一族。
デナーリス・ターガリエン
「ドラゴンの母」と呼ばれるには、美しすぎるその美貌の持ち主で気弱な性格の女の子。
兄ヴィセーリスのせいで政略結婚をさせられてしまうが、子を授かり徐々に強く成長していく様は見守っていきたいところです。
ドラゴンの卵と火の中に身を投じた彼女だが、無傷で生きていた彼女は兵士など仲間を増やし女王として成長していく格好良さが表現されている。
・「タイレル家」
マージェリー・タイレル
レンリー・バラシオンの妻。平民にも優しい温和な女性だが、実は女王の座を維持する為に動く腹黒女性。
レンリー(実は同性愛者)が亡くなり、ジョフリーバラシオンと結婚。
ジョフリーが亡くなると、トメンと結婚するが臆病な性格の為マージェリーの操り人形のような存在になる。
・「ラニスター家」財力が豊富(主に金)で最も裕福な一族。
サーセイ・ラニスター
ラニスター家の長女。ロバート・バラシオンの妻で夫の死後は女帝として君臨する。
自身の弟のジェイミーと子供を作ってしまうが、子供への愛情は計り知れないが目的の為には手段を選ばない非道な女性。
ジェイミー・ラニスター
姉サーセイと子供を作ってしまうほど姉の事が大好き。(イケメンなのにもったいない。)
弟の事も気にかけているほど愛情深いが15歳の時に、狂王を殺しキングスレイヤーとの異名を持つ。
その後、片手を切り落とされてしまい騎士として半ば諦めかけるが、残った方の手だけで鍛錬し騎士として復活する。
・「スターク家」冬の王の血を継ぎ、何千年も北の王として君臨してきた一族。
サンサ・スターク
スターク家の長女。美しく真面目な女性。ジョフリー・バラシオンやティリオン・ラニスターと婚約したり、
ラムジー・ボルトンと結婚するなど目まぐるしく政治に使われている悲しい女性。
・「グレイジョイ家」ウェスタロス大陸の西海岸にある荒涼とした鉄諸島を支配する一族。
ヤーラ・グレイジョイ
鉄諸島の船団の船長。男勝りな性格で周りからの支持が高い格好良い女性。
●海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」の魅力に迫る!ロケ地にもなったモロッコはどんな国?押さえておきたい注意点は?
ダーク・ファンタジーとは真逆な印象の、ブルーの壁が目に心地良いシャウエンという町。
商業、経済、学問の中心であるマラケシュと並んでモロッコでフォトジェニックで異国情緒溢れる、美しい街並みになります。
エキゾチックなモロッコに一度は訪れてみたい!
イスラム教という日本人にはまだ馴染みが薄い厳しい習慣があります。
楽しく旅をするために、ルールを守って周りましょう。注意点をいくつかあげてみました。
シャウエンでの注意点というよりも、モロッコ全般での注意点と思った方が早いかもしれません。
参考にしてみてください。
・「暗くなってからは出歩かない」
男性でも地元の人間でなければ、夜に出歩くのはトラブル回避のため控えましょう。
特に女性は、暗くなってから地元の女性でも出歩かないそうなので、用があれば昼間のうちに済ませた方が良いですね。
心配であればツアーの参加などで複数で行動するのも良いですね。
・「スリ、盗難に気をつける」
シャウエンではスリや盗難に遭うなどという事は、あまり無いそうです。
ですが、地域によっては子供のスリなどもあるそうなので、油断は禁物です。
1人で人気の無い場所に行くのも危険ですので気をつけましょう。
念の為、パスポートのコピーを取っておくと安心です。
・「猫には触れない」
つい日本にいる癖で可愛いくて触りたくなりますが、
家猫でもワクチン接種をしているか分からないので衛生的にも触れることは控えた方が良いですし、
イスラム教として猫は神聖なものとされているので、温かい目で見守ってあげるくらいにしましょう。
・「ラマダン(断食期間)中の観光」
断食期間中は飲食店も閉まっている可能性が大きいので、
イスラム教という宗教への関心を深めるとともに、この時期の観光を避けて訪れるのが良いでしょう。
・「女性の服装」
女性は露出の多い服装は避けましょう。イスラム教で禁止されています。
足が見える丈のスカート、ショートパンツ、キャミソールなどはNGです。
・「大道芸の撮影、道案内は有料?」
都心部に多いと思いますが、蛇使いなどの大道芸を見る際に記念に写真も撮りたくなりますが、
お金を請求される恐れがありますのでむやみに撮影しない方が良いでしょう。
また、道案内してくれて親切だなとホッとしていたら、
お金を請求されるなんて事もありますからそのつもりでいた方が良いでしょう。
●まとめ
今回は、ダーク・ファンタジーの一つのテレビ・ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャラクターや、
「ゲーム・オブ・スローンズ」の舞台の一つにもなった、モロッコの旅事情をご紹介いたしました。
ドラマのストーリーももちろんですが、
冬のヨーロッパの景色もとてもキレイなので映像としても楽しめると思います。ぜひお気に入りのシーンを見つけてみてくださいね。