映画より面白い!最強の恋愛ドラマ「ギルモア・ガールズ」まとめ
今回は、2000年から2007年にかけて放送され、「どんな映画より面白い」と
称された恋愛ドラマ「ギルモア・ガールズ」についてご紹介します。
00年代-10年代にかけて、北米業界では衰退しつつある映画業界ではなく
テレビドラマの業界に優れた才能が流出する時期がありました。
その結果「ブレイキングバッド」や「サンズオブアナーキー」といったような
大人向けのドラマが多く制作されました。
今回はそんな00年代ドラマの中でも多くの女性たちの心をわしづかみにした
「ギルモア・ガールズ」についてご紹介します!
Contents
映画よりも面白いと称される「ギルモア・ガールズ」
では、「ギルモア・ガールズ」とは一体なんなのでしょうか。
ギルモア・ガールズとは、2000年から2007年に間にアメリカで放送された女性が
主人公の群像劇ドラマでした。
主人公は田舎に住むギルモア一家、母のローレライと娘のローリーが
基本的に主人公となります。
なんと、母は16歳の頃にローリーを出産したということで、
娘との年齢差が16歳ほどしか離れていません。
母娘というより姉妹に近い二人は、祖母のエミリーなどの助けもあり、
徐々に困難を乗り切っていきます。
本作はこんな親子と、数多くの男たちの恋愛模様を描いた作品となっています。
本作は、2時間ないしは3時間程度と尺が決まっている劇映画に対して、
ドラマという長時間を好きに使えることができる尺を利用し、
親子それぞれ経験する恋愛模様を巧みに描いています。
こういった劇映画と比較すると、
長時間使用することができる尺が本作の高評価につながりました。
映画の場合はよっぽどでなければ親のドラマ・子のドラマを描くと、
尺が足りなくなってきてしまうという欠点がありますが、
本作はTVドラマということで、その欠点からはほぼ遠い内容に落ち着いています。
「ギルモア・ガールズ」様々なイケメン俳優と恋愛に!
そんな「ギルモア・ガールズ」ですが、娘ローリーがシーズンごとに複数のイケメンと
恋愛模様を育んでいくのが本作のウリとなっています。
まず、シーズンの序盤でローリーはジャレッド・パダレッキという俳優扮する
同級生の男子ディーンと恋愛を育みます。
ディーンを演じたジャレッド・パダレッキは後にSFドラマ「スーパーナチュラル」で
主人公兄弟を演じ、全米の人気者になりました。
そんなローリーとディーンの関係はどうなるのか!
というと、シーズン2であっさり別れてしまいました。
意外とあっけない青春の1ページ、初恋なんて所詮こんなもんでしょ
という製作者の開き直りがみえてきます。
シーズン2には、ローリーと付き合うのは、クールな不良男子ジェズでした。
ジェズを演じた、マイロ・ヴィンティミリアは2006年に公開された
「ロッキー・ザ・ファイナル」にて、ロッキーの息子を演じたことでも話題となりました。
優等生だったディーンと違い、陰のあるジェズに次第に惹かれていくローリー。
なんとあっさりディーンを捨てちゃいます。
ジェズとローリーの恋はシーズン6まで描かれましたが、不良でしかなかったジェズに
ローリーが愛想をつかして終わるというあっけない最後を迎えました。
最終シーズンとなったシーズン7では、ローリーはローガン・ハンツバーガーという
大富豪の息子と付き合うこととなります。
ローガンは、いわゆる上級国民の一人で、階級の違うローリーと付き合うことを
家族から反対されますが、それを押し切りローリーと付き合います。
男気のあるローガン、しかし、そんなローガンもローリーという恋愛モンスターの前では
無意味でした。
なんとシーズンの最終回、ローガンはローリーにプロポーズをしますが、
断れてしまうのでした。
もうここまで別れる数が多いと、ローリーが恐ろしくなってきます。
このように本作はローリーが短期的に男性と付き合い、別れるまでという
グチャグチャな恋愛模様もドラマっぽさがない生々しいリアルさに溢れています。
こういった自分勝手な性格から実は主人公でありながらローリーを嫌う視聴者は
多くいたといわれています。
確かにこのような濃厚な恋愛模様は、普通の劇映画ではできなさそうです。
「ギルモア・ガールズ」実は打ち切りだった!
そんなギルモア・ガールズは7年ほど続きましたが、
実はなんと最終的に打ち切りとなったのではないかといわれています。
というのも、実はギルモア・ガールズを製作していたのは地方のTV局。
恐らくここまで人気が出るとは製作者も想定の範囲外で、
長期間にわたり作り上げていましたが、とうとう視聴者数が減っていき、
最終的に打ち切りとなってしまったのではないかとファンの間でささやかれています。
しかし、本作はそのサバサバした恋愛描写などから人気も高くありました。
そして、シーズンが製作終了した後でも本作の人気は続き、
あるハプニングがおきるのでした。
「ギルモア・ガールズ」に続編があった!
2016年、大手映像配信サイト「Netflix」で
「ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ」という続編が製作されました。
本作は、シーズン終了から9年以上たち、
成長したローリーの姿を描いておりました。
かつて、イケメンを振っては捨てを繰り返していたローリーですが、
そんな彼女も30代という微妙すぎる年齢になり、ポールという恋人と付き合っていますが
ポールとは別れたくないらしく、彼に執着しているというかなりローリーらしくない姿を
披露します。
さらに、なんとローリーのお腹には子供がいるという設定まで追加されました。
この設定は賛否両論が分かれており、現在でも議論が分かれています。
ちなみにこの父親が誰なのかは「ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ」
作中内では明かされていません。
果たして父親は誰なのでしょうか。
未だに謎が多く残ったドラマとなっています。
続編も制作される・映画版が製作されるというウワサが一時流れましたが、
現在続編の制作は進んでおらず、映画版の制作についても審議が定かではありません。
2023年現在も、続編の制作は企画としては残っていますが、全く進んでいません。
まとめ
今回は、映画より面白い!最強の恋愛ドラマ「ギルモア・ガールズ」
まとめというテーマで様々な情報をご紹介しました。
今回わかったことをまとめると、以下のようになりました。
・ギルモア・ガールズは2001年~2007年に放送された群像劇ドラマ
・ギルモア・ガールズは主人公のローリーの彼氏がシーズンごとに変わる
・ギルモア・ガールズには打ち切り終了の噂がある
・ギルモア・ガールズは、2016年にNetflixで続編が製作された
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!