愛猫にトイレをしつける方法!失敗する原因としつける時の注意点は?
猫をペットとして迎え入れたとき、早急にやっておきたいのが、トイレのしつけ。
猫は元来きれい好きなこともあり、トイレのしつけは、
思いのほかにラクで簡単だといわれています。
だからといって、しつけに失敗して、飼い主さんが後で慌てることのないように
正しくしつけることが大切です。
今回は、
愛猫にトイレをしつける方法
愛猫がトイレを失敗する原因は?
愛猫にトイレをしつける時の注意点は?
まとめ
についてご紹介します。
●愛猫にトイレをしつける方法
*1. 愛猫にトイレをしつける方法:最適な環境に設置する
愛猫にトイレをしつけるには、トイレを最適な環境にします。
トイレは猫の身体の1.5倍以上のサイズのものを準備し、愛猫がすきな猫砂をさがしてあげましょう。
トイレは愛猫用の他に1個多く用意するのが理想です。
場所は、飼い主さんの目の届くところで、猫が歩き回るところに置くのが好ましいでしょう。
飼い主さんの目の届かないところでは、愛猫がトイレに行きたいことに気づかずに、
粗相の原因になりかねません。
人通りがなく静かで飼い主さんが分かりやすく、
愛猫のごはんの場所から離れたリビングなどが妥当でしょう。
*2. 愛猫にトイレをしつける方法:サインを感知する
トイレのしつけでは、飼い主さんが愛猫のサインを感知することが必要。
トイレに行きたくなると猫は、ソワソワしたり、匂いを嗅ぎまわったりします。
飼い主さんが愛猫のサインを感知し、トイレで排泄をさせてあげます。
これを何度も行なって、トイレに行くことを覚えさせます。
寝て起きたあとやご飯のあとは、愛猫のトイレのサインに気づくように注意しましょう。
*3. 愛猫にトイレをしつける方法:匂いで場所を覚えさせる
愛猫は、自身の排泄物の匂いでトイレの場所の判断ができます。
排泄がうまくできたら、匂いのついた猫砂や新聞紙などを多少トイレに残しておきましょう。
もともと猫はきれい好きなので、トイレに多くの排泄物が残っていると、
トイレの使用をやめてしまいます。
しかし、トイレに自身のニオイがあると、
トイレの場所を覚えることができます。
*4. 愛猫にトイレをしつける方法:トイレ中はしずかに見守る
トイレを定着させるには、トイレ中には愛猫を呼びかけないようにしましょう。
トイレ中に呼びかけられると、落ちつきを失って排泄をやめてしまうことがあるのでやめましょう。
*5. 愛猫にトイレをしつける方法:うまくできたらほめて、おやつをあげる
愛猫がきちんとトイレで排泄ができたら、いっぱいほめてあげましょう。
「よくできたね」とか「おりこうだね」などの言葉を言ながら、
愛猫がうれしがるところを撫ぜてあげます。
また、おやつもあげましょう。たくさんほめ、おやつをあげることで、
どのような行動をとると、おやつがもらえ、ほめられるのかが分かり、
愛猫もトイレをはやく覚えられるようになります。
●愛猫がトイレを失敗する原因は?
しつけは正しくできているのに、愛猫がトイレを失敗するのは何か他に原因があるのかもしれません。
おこったりせず、その原因を考えてみましょう。
*愛猫がトイレを失敗する原因:環境に不満がある
過敏で、きれい好きな動物といわれている猫。
トイレが小さかったり、汚れていたり、猫砂が気に入らなかったりすると、
排泄の時トイレの使用をしなくなってしまいます。
このような場合はトイレの環境を見直し、愛猫にとって最適な環境に改善しましょう。
*愛猫がトイレを失敗する原因:ストレスや不安がある
猫は、ストレスや不安があると、トイレとは違う場所で排泄をしてしまいます。
飼い主さんのベッドの上などにおしっこをしてしまうことが多くあります。
物音などにビクビクすることもあるので、愛猫が何にストレスや不安を感じているのか、
原因を取り除くことが大切です。
*愛猫がトイレを失敗する原因:病気の可能性がある
トイレでおしっこの態勢をとっているのに、おしっこが全然出ていないとか、
垂れる程度だった時は、病気の可能性が考えられます。
24時間以上おしっこがでないような場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。
●愛猫にトイレをしつける時の注意点は?
子猫は産まれてから3週間ぐらい過ぎてから、トイレのしつけをスタートさせます。
愛猫にトイレをしつける時の注意点についてお伝えします。
*愛猫にトイレをしつける時の注意点:失敗してもおこらないで見守る
排泄をトイレとは違った場所でしてしまっても、おこらないように注意しましょう。
おこられたことが、ストレスになり、トイレを我慢するようになって膀胱炎が起きては一大事です。
失敗してもおこらず、見守ってあげることが大切です。
*愛猫にトイレをしつける時の注意点:匂いはすぐ消去する
愛猫は自分の匂いでトイレの置いてある場所が判断できます。トイレとは違う場所で匂いがすると、
そこをトイレとして認識してしまいます。
トイレとは違う場所で排泄したら、
きちんと消臭して匂いがなくなるように清掃をしましょう。
*愛猫にトイレをしつける時の注意点:トイレはきれいにする
猫はきれい好きな動物です。トイレに排泄物があり汚れていると、
トイレではない場所で排泄するようになってしまいます。
できるだけ早く排泄物を除去し、きれいな状態を保っておくようにしましょう。
●まとめ
これまで、
愛猫にトイレをしつける方法
愛猫がトイレを失敗する原因は?
愛猫にトイレをしつける時の注意点は?
について紹介してきました。
猫はきれい好きで過敏な動物のため、トイレが汚い、トイレ自体や
トイレに入れる砂などが気に入らないと、使ってくれません。
そのためトイレは清潔にし、愛猫のすきなものを準備してあげましょう。
つまり、愛猫が使いやすいようにトイレの環境を調えることが必要です。
また、トイレの習慣がついてない場合は、愛猫のトイレのサインを見おとすことなく、
トイレにつれていきましょう。
重要なのは、トイレに失敗しても、愛猫を絶対におこらないことです。
それでもトイレの失敗がつづく時は、動物病院に相談しましょう。