御朱印集めの魅力を伝えたい。お寺や神社は一人旅でこそ最高に楽しめる!
「ようこそお参りくださいました」そうして頂く御朱印は唯一無二の参拝の証だ。
あの時の清々しい気持ち、お寺や神社の魅力をもっと伝えたい。
そして御朱印集めをもっと楽しんでほしい。
この記事では、一人旅だからこその御朱印集めの楽しみ方を、
個人的な嗜好たっぷりで、寺社好き一人旅好き女子が思う存分お伝えする。
最後まで読めば今すぐ一人旅が、御朱印集めがしたくなる!
Contents
●そもそも「御朱印」って?
簡単に言うと御朱印は、そのお寺や神社を参拝したという証明。
ただ元々は、写経を行い、それをお寺に納めたという証で頂くもので「納経印」と言われていた。
(今もそう言われているお寺もある)
現在では、お寺だけでなく神社でも参拝証明として御朱印を頂くことができる。
こんなかんじでサラッと御朱印の背景を知っているだけでも、
御朱印集めの楽しさが増しそうだ。
●お寺や神社のことを知る
せっかく行くならお寺や神社の由緒を知ってみること。
これが、作業的になってしまいがちな御朱印集めにおいて結構大事なことだと思う。
ただ参拝して、記念スタンプのように御朱印を頂くだけではもったいない。
ぜひ参拝の前に由緒、ご利益、仏様や神様について少しだけ調べてみてほしい。
例えば、私が以前一人旅で訪れた倉敷で、偶然見つけた阿智神社。
調べてみると海の守り神であり交通安全のご利益があるとか。
電車旅の安全はもちろん、翌日宮島フェリーに乗る予定の私にはぴったりだと
参拝し御朱印を頂き、御守りとして旅のお供に大切に持ち歩いた。
由緒やご利益を知った上で参拝し御朱印を頂けば、お寺や神社への感謝の気持ちがより深まって、
御朱印集めがただの作業にならず、一度一度の機会を大切にできそうだ。
●一人旅と御朱印集めは相性がいい!
時間をどう使うか全て自分次第である一人旅こそ、
御朱印集めとの相性が良いと思う。
まず第一に御朱印は人に渡すものでも頼まれるものではなく、
頂いた御朱印は必ず自分のもの。
自分だけの御朱印を、神職さんと一対一で丁寧に感じる時間はとても尊い。
個人的な嗜好だが、私は人の書く字を見るのが好きだ。個性があるのが面白い。
頂いた御朱印の書を眺め、美しさや独特さをその場でじっくり楽しむ。
御朱印の受け取りを待つ間は、神職さんの手の動きや朱印の押し方などを
落ち着いた気持ちで眺めるのも御朱印集めの楽しみの一つだ。
少々癖が強い楽しみ方なのかもしれないが。
そうして一つずつ噛み締めながら御朱印を頂くと、かけていただく
「ようこそお参りくださいました」の一言が、
より嬉しくありがたく感じられる。清々しい気持ちだ。
●一人でお寺や神社へ行く心地良さを伝えたい
*じっくり癒される
御朱印を頂く以外にも、一人で満喫できるお寺や神社の楽しみ方はある。
絶対一人で行くべき、なんてことはないし、
みんなで参拝に行って感動や思い出を共有するのも素敵だ。
私も初詣は毎年家族で行くし、友人との旅行先で訪れることもある。
それでも一人で行くことをおすすめする理由は、風が気持ちよかったり、
荘厳な建物に感動したり、石畳の格好良さにうっとりしたり、
その場所にしかない空気や景色を感じ癒される時間が大好きだから。
一人だからこそじっくり感じられるし、
一つ一つの景色や思考をより深く心に刻めると思う。
*自分と向き合う
一人旅がしたくなる時って、何かに悩んでいたり、きっかけが欲しかったり、
気分を変えたかったり、きっと何かしら前に進みたい時だと思う。
実際私も、働き方が下手で体調を崩して仕事を辞めたけど次の仕事は決まってない!
なんてことがあった。
マイナス思考ばかりで日々ただ時間が過ぎるだけ。
でもどうせ何も予定がないならと、前々からしてみたいと思っていた一人旅に出掛け、
お寺や神社を巡った。
ただ静かに自分と向き合い、丁寧な時間を過ごして癒されて、
充実した有意義な旅になった。
普段の生活と少し距離を置いて、穏やかな場所で一人で心静かに自分と向き合う時間を作ってみる、
これの最適解がお寺や神社を参拝することだと私は思う。
もしかしたら、自然の中で、何も考えず一人ボーッとするというところは、
流行りのソロキャンと感覚が近いのかも。
ちなみにおすすめは早朝の参拝。
空気が澄んで気持ち良く、他の参拝客も少ないので、
より自分だけの時間を満喫できるだろう。
●まとめ
以上が、私がおすすめする御朱印集めの魅力だ。お寺や神社が好きな人にも、
一人で行くのは心配だという人にも、少しでも魅力が伝わり興味を持ってもらえたなら嬉しい。
自分のために時間を十分に使える一人旅でこそ魅力を存分に味わえる。
ぜひ旅の目的地にお寺や神社を加えてみてはどうだろう。
感謝の気持ちや穏やかな心を持って参拝すれば、
きっと素敵なご縁やご利益があるはずだ。