小説版『ff15』ゲームでは叶わなかった結末!みんなが願った真の未来

ゲーム『FINAL FANTASY XV』、通称『ff15』のダウンロードコンテンツは、
2018年にやむなく開発中止となりました。

翌年、小説版『 FINAL FANTASY XV -The Dawn Of The Future-』が発売。

詩的で美しい言葉で編まれた小説には、
ゲーム本編では叶わなかった結末が描かれていました。みんなが願った真の未来です。

小説『ff15』は「聖者の迷い」「終わりの始まり」「自由への選択」「最後の剣」の四つの章からなります。
それぞれの章には主人公がいて、彼らの物語にたっぷり触れることができるでしょう。


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⚫︎『ff15』の主な登場人物

*アーデン・イズニア

ニフルハイム帝国の宰相。2000年前、シガイになった人々を救っていた。
誰からも慕われ、ルシス王国の初代王になるはずだったが、化け物となり幽閉されることに。アーデンはその復讐を遂げようとする。

*アラネア・ハイウィンド

ニフルハイム帝国87空中機動師団の准将。両親を殺したシガイを忌み嫌っている。
強くかっこいい女性。優しい一面も。

*ソル(ソラーラ・アンティクム)

帝都破滅時に、ニルハイム帝国の皇帝イドラの命を受けた、准将ロキによって保護される。
アラネアを母として慕う。育ちの良さが感じられるが、気が強い。

*ルナフレーナ・ノックス・フルーレ

神と言葉を交わす神凪。人を癒す力がある。
アーデンに腹部を刺され、眠ってしまったと思われていた。目覚めと共に、新たな命を与えられることに。

*ノクティス・ルシス・チェラム

ルシス王国の正統継承者であり、神に選ばれた真の王。
未熟であったが、仲間たちと戦いをともにすることで、成長を遂げていく。

⚫︎『ff15』のあらすじ

*「聖者の迷い」アーデンの物語

2000年前、“星の病”シガイから人々を救っていたアーデン。

それは、自らシガイを体に吸収することでもあった。
聖人のような行いで慕われていた。神に選ばれ、初代ルシス王となるはずだった。

しかし、シガイになってしまった体のせいで、王の資格を失ってしまう。

アーデンに代わって王になったのは、実の弟であるソムヌス。
化け物となってしまったアーデンは2000年もの間、幽閉され、自分の本当の残酷な使命を知る。その復讐のため動き出す……。

*「終わりの始まり」アラネアの物語

ニフルハイム帝国が崩壊する。帝国最後の日、皇帝イドラの命を受けた准将ロキによって保護された、
運命の少女がいた。その名はソル。アラネアはソルを託されることに。

*「自由への選択」ルナフレーナの物語

アーデンに刺され、10年もの間、眠っていた神凪ルナフレーナ。
目覚めとともに、剣神バハムートに新たな命を授かる。

アーデンと同じく、シガイを体に吸収する力を与えられた。
旅の途中、ソルという少女に出会う。いつしか二人は友となり、支え合う。

ルナフレーナはソルとの出会いにより、神を盲信的に信じている自分に疑問を抱くようになる。
神ではない、自分自身の本当の願いに気づく。

*「最後の剣」ノクティスの物語

10年間、クリスタルの中で眠り続けた真の王、ノクティス。

ルナフレーナが生きていることを知り、ルシス城へ助けに向かう。
ノクティスを長らく待っていた、仲間たちとの再会も果たす。

もう誰も犠牲にしたくないと誓うノクティスは、アーデンとの一騎打ちに挑む。
剣神バハムートとの戦い。そして世界は夜明けを迎え、みんなが願う未来に……。

⚫︎小説『ff15』は成長の物語

小説『ff15』は成長の物語です。登場人物は、それぞれの気づきを得て、
自立し、主体的に生きようとします

特に神凪ルナフレーナが、神の命をそむき、主体的に行動する姿には心動かされました。
仲間や愛する人、近くにいる誰かによって気付かされることがあるのでしょうね。

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⚫︎まとめ

もしかしたら、ゲーム版『ff15』でモヤモヤした人もいるかもしれません。
小説版『ff15』には制作者たちが、プレイヤーが、読者が願った結末が待っているはずです。

四つからなる章では、アーデン、アラネア、ルナフレーナ、ノクティス、
それぞれの物語があります。愛と友情、そして成長の物語です。

『ff15』のゲームを知らない人も、どうぞご安心ください。
美しい言葉で綴られた、ファンタジー小説に酔いしれることでしょう。

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