小説の名作は何がおすすめ?海外の海洋冒険小説を紹介!

海外で書かれた小説は本当にたくさんありますよね。

様々なジャンルのものがあるのですがこの記事では
海外で書かれた海洋冒険小説の名作を紹介したいと思います。

それは『白鯨』という海洋冒険小説の名作です。

今回はこの『白鯨』のあらすじとおすすめする理由を書きますので
読んだことがないという人はもちろん読んだことがあるという人にも

また読んでみようと思っていただけると幸いですので
最後までお付き合いください。

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●海外の海洋冒険小説の名作『白鯨』のあらすじです。

舞台は19世紀のアメリカです。

捕鯨で有名な港町に来た旅する船乗りのイシュメルは
自分が勇敢である事を証明して人々から褒め称えられるために捕鯨船に乗り込みます。

初めて捕鯨を体験し漁に出る事は命がけである事を知り
おびえるイシュメルでしたが周囲の人の支えもあり

航海を続ける中で気持ちの持ち方恐怖に立ち向かう事を覚え成長していきます。

この小説からは人間がいかに科学や技術を発達させたとしても
大きな自然の力の前では弱く無力であるという事を突きつけられます。

ただ弱い肉体の人間も強い心を持つ事で困難を乗り切ることが
できるという事も伝えてくれています。

作者が捕鯨船の船員や海軍水兵をしていた時代があるため
海上での心身の負担や心の持ち方、

自然との向き合い方は実際の経験に基づいて書かれているので
文章から迫力が伝わってきてとても読み応えがあります。

●海外の海洋冒険小説の名作『白鯨』がおすすめの理由①

*自分の仕事が人々の生活を支えているという事を知るのは大切だと教えてくれます。

この小説を読んで私が一番心に刻んでおきたいと思ったのが
褒め称えられるのに価値はなく自分の仕事が誰かの生活を支えているという実感
モチベーションの維持になっているという事です。

私の仕事は工場での単純作業です。

お客様に製品が届いても喜ばれているのかどうかは分かりません。

ただ喜ばれているという実感はありませんが
それでも注文が継続してあるという事は自分の仕事が必要とされ、

その作業している自分も必要とされているのだと
この小説を読んで思えるようになりました。

喜ぶ人間の顔が見えなくても、毎日同じ作業の繰り返しでも
自分の仕事が誰かを支えている事を教えてくれるのでおすすめです。

●海外の海洋冒険小説の名作『白鯨』がおすすめの理由②

*登場人物それぞれが自分達の誇りや信念を貫く生き方をしていて感動します。

この小説の登場人物達は同じ船に乗っていますが考え方や何を
大切にしているかという事が全く違います。

白鯨に復讐するため、捕鯨船に乗って知らない広い世界を見て回るため、
自分が尊敬する人の力になるためと本当に様々です。

しかし皆共通しているのは自分の考えや行動に誇りを持っています
そんな彼らを私はとても尊敬するし、かっこいいと感じました。

私はこれまでの人生で彼らのような誇りや信念を持たず
ただ日々を過ごしているだけでした。

しかしこの小説から登場人物達の生き様を読んで
いつ命を落とすことになっても後悔せずいつでも胸を張ってあの世にいける
それくらいの志や誇りを持って生きていきたいと感じました。

私のようにただ流れる時間に身を任せて生きている人に
どう生きるのかを考えさせてくれるのでこの小説はおすすめです。

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●まとめ

ここまで海外で書かれた海洋冒険小説の名作『白鯨』のあらすじと
おすすめの理由を書きました。

小説の舞台の19世紀に比べると今は科学技術は大きく発達しています。

しかし人間の肉体の強さは変わらずやはり大自然の脅威の前では無力です。
私たちはそれを忘れてはいけないと思っています。

また時代や環境は違っても自分の仕事や考え、
行動に誇りを持つ事はとても大切な事だと感じています。

この小説はそういった人間の心の軸になる部分が丁寧に書かれていて
とても感動するのでぜひ読んでみてください。

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