小説で99のなみだってどんな本?おすすめのエピソードを3つ紹介!
皆様は涙活という言葉や活動をご存じでしょうか?
映画や小説、ドラマなどを見たり読んだりして感動して涙を流す活動の事です。
「泣くためにわざわざ活動するというのは意味があるのか?」
そう疑問に感じられる人もいらっしゃると思うのですが
感動して泣く事はとても大きなリラックス効果があります。
なぜなら感動して涙を流す時にはリラックスや安静状態になるようにする
副交感神経が優位になるからです。
日常生活の中で普段起きて行動している時は緊張や興奮状態になるようにする交感神経が
優位な状態にあるので
意識して副交感神経を優位にする事が気持ちを落ち着かせて
リラックス効果を生むのです。
職場、家庭、SNSなどストレスを感じる機会がとても多い現代ではこの涙活によって
副交感神経を優位にして心を落ち着かせてリラックスする事は
とても重要な活動だと私は考えています。
そんな涙活をするのにおすすめの小説をこの記事で紹介したいと思います。
その小説は『99のなみだ』というものです。
この小説からおすすめのエピソードを3つ書きます。
これまで涙活は全くしてこなかったけれどこれを機会にやってみようという人が
この小説を読んでみようという気持ちになれば幸いですので
最後までお付き合いください。
●小説『99のなみだ』おすすめのエピソード①
*「もう一つの余命」のあらすじと感想を書きます。
大学生が余命1年を宣告されるところから物語は始まります。
今まで死んでしまう事、生きている事にどういう意味があるのか考えなかった
この大学生は自分の余命を知ったことで真剣に考えるようになります。
そんな中彼はバイト先の古本屋で本に挟まれた1通の遺書に出会います。
自ら命を投げ出そうとするその人に立場が近いと感じた彼は買い取りの際に
書いてもらっていた連絡先に連絡します。
「もしこの人が生きているなら自分には言いたい事がある!」
彼の強い意思は届くのでしょうか?
ここまで「もう一つの余命」のあらすじを書きました。
余命が1年しかないと宣告されたら自分はどう感じるだろうと
想像するととても怖くなりました。
やりたい事はたくさんあるのに時間が少なすぎる。
もうどうにでもなれと
やけくそになるかもしれないなぁと思いました。
しかしそういうどうでもいい気持ちになるかもしれないけれど
残り少ない時間だからこそ普段見落としがちな小さな幸せが
見つけられるようになるのかもしれないと
教えてくれるエピソードでした。
私たちが生きている世界はちゃんと見ようとしていないだけで
美しい物や優しい物がたくさんあるんだよと
教えてくれるそんなエピソードなのでとてもおすすめです。
●小説『99のなみだ』おすすめのエピソード②
*「背筋を伸ばして」のあらすじと感想を書きます。
物語は夢を叶えるために生まれ育った家を出て上京するシーンから始まります。
彼女の家は両親2人だけで営業しているクリーニング店で
幼い頃からの思い出を彼女は思い出していきます。
ここまで「背筋を伸ばして」のあらすじを書きました。
クリーニング店を舞台に家族の心温まるエピソードに感動します。
無口で笑わないお父さんが娘に対して自分にできる事で愛情や人生において
大事な事を伝えている所にとても愛情が感じられておすすめのエピソードです。
●小説『99のなみだ』おすすめのエピソード③
*「二年後の遥へ」のあらすじと感想です。
物語はタイムマシンで未来にいくことに憧れる少女が未来の自分に
手紙を書くシーンから始まります。
少女は返事が未来から来る事を信じて書き続けます。
しかし返事はこず諦めかけていた所に未来から返事がきました。
それは2年後の自分からの返事で未来の自分は文通しようと提案してくれたので
現在の自分と2年後の自分の文通が始まります。
ここまで「二年後の遥へ」のあらすじを書きました。
少女の無邪気な夢に向かう姿が可愛らしいです。
そしてその少女の周りの家族もとても優しくて心が温まるエピソードです。
家族というのは時々うっとしい時もあるけれどいつも見守ってくれていて
ありがたい存在だと感じられておすすめのエピソードです。
●まとめ
ここまで小説『99のなみだ』からおすすめのエピソードを3つ書きました。
この他にもたくさんの心が温まり泣けるエピソードがありますので
お気に入りのエピソードが見つかると思います。
この小説を読んであなたが明日からまた頑張ろうという気持ちに
なっていただけると幸いです。