前向きになれるコメディ映画!2000年代公開『イエスマン』
魔法の言葉「イエス」。
この作品を観終わったあとは誰もが「イエス」と言いたくなる!
今回は2000年代に公開されたコメディ映画
『イエスマン“YES”は人生のパスワード』
のあらすじ、キャスト、見どころなどをご紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
Contents
●あらすじ
離婚して以来、何事に後ろ向きで「ノー」とばかり言う生活を送るカール。
「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅され、
勇気を振り絞り、友人のニックに紹介されたとある自己啓発セミナーに参加します。
そこで約束したのは、
人生を変えるためにはすべてのことに「イエス」と言うこと。
その日から彼はどんなことにも「イエス」と答えることに。
●キャスト
*カール・アレン(ジム・キャリー)
3年前の離婚を引きずり、パーティやイベント、仲の良い友人との集まりでさえ断り、家で一人レンタルした映画を観る日々を送る主人公。のちに「イエスマン」となり人生が劇的に変わっていきます。
カールを演じるのはコメディ映画には欠かせない唯一無二の存在で、
その存在感から「コメディ王」と称されるジム・キャリー。
本作のほかにも『マスク』(1994年)、
『トゥルーマン・ショー』(1998年)、
『フィリップ、きみを愛してる!』(2010年)など、
本当に数多くのコメディ映画の主演をされています。
物語の内容はもちろん、ジム・キャリーだからこそ出せる面白みが味わえます。
*アリソン(ズーイー・デシャネル)
「イエスマン」となったカールがある出来事をきっかけに出会い、
惹かれる女性。
アリソンはジョギングフォトのインストラクターでありながら、
趣味でバンドのボーカルとしても活動しています。
平凡な毎日を繰り返すことが苦手で、好奇心旺盛、自由な性格です。
そんな彼女を演じるのはズーイー・デシャネル。
ズーイー・デシャネルと言えば本作と同じく
2000年代に公開された『(500)日のサマー』のヒロイン・サマー役でご存じの方も多いのではないでしょうか。
2023年現在、43歳の彼女ですがいくつになっても
お人形のような可愛らしいルックスが魅力的です。
特に目の上でカットされた重みのある前髪がチャームポイント。
*ノーマン(リス・ダービー)
カールが働く銀行の支店長。話し方に癖があったり、
趣味がコスプレパーティーだったり、なんとも愛らしいキャラクターです。
徐々にカールと親しくなり「カー」「ノーム」と呼び合うように。
ノーマンを演じたリス・ダービーは数々の作品で脇役を好演し、
名バイプレイヤーとして有名です。
*ピーター(ブラッドリー・クーパー)
カールの友人で弁護士。
付き合いが悪くなったカールに不満がありますが、
前向きに過ごせるよう励まします。
ピーターを演じたのはブラッドリー・クーパー。
コメディからアクション、シリアスな役まで幅広く演じる彼は男女ともにファンが多いです。
またそのルックスとセクシーさ、
鍛え上げられた肉体も人気の理由の一つですね。
●見どころ
*実話を基にした作品
実はこの映画はスコットランド出身のユーモア作家
ダニー・ウォレスの回顧録が原作なのです。
映画では自己啓発セミナーを経て「イエスマン」となった主人公ですが、
実際にはバスで出会った見知らぬ人との短い会話から気づきを得たそうです。
そこからダニーは「イエス」の回数を増やすのではなく、
すべてのことに対して「イエス」と答えようと決意し実践したと言います。
そして映画のカールと同じように彼の人生も大きく変化したのです。
*「イエス」が教えてくれること
「イエス」を言うことで、今まで見えなかったものが見えたり、
新しいことに挑戦する機会が増えたり、周囲の人に喜ばれたり・・・
すべてが良い結果になるように思います。
それは本当に魔法の言葉のよう。
しかし良いことだけではないのです。
本作にも描かれていますが、「イエス」ということで災難に遭ったり、
自己犠牲を伴うこともあります。大切な人との関係性が崩れてしまうことも。
この作品が教えてくれたこと、
それは「すべてに「イエス」と答えること」ではなく、
「答えようと思う気持ちの大切さ」だと思います。
また、「イエス」「ノー」どちらとも良い面と悪い面があり、
だからこそどちらかではなく、
どちらとも理解したうえで自分の意思を築いていくことの
必要性ではないでしょうか。
思い返すといつも「ノー」ばかりになっていた、
自分を変えたい、そんな人は一度すべてのことに
「イエス」と言ってみるのも良いのかもしれません。
ただそれは簡単なようでとても勇気のいること。
しかしカールのように、一歩踏み出せばきっとなにかが変わるはずです!
●まとめ
今回は2000年代に公開されたコメディ映画
『イエスマン“YES”は人生のパスワード』をご紹介しました。
2000年代というと最近のことに感じますが、
今から20年も前ということに驚きます。
『ハリー・ポッター』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど
熱狂的なファンが多いこれらの作品が始まった時期であり、
マーベルの作品もこのころから増えていきます。
そんな名作が多い2000年代。
『イエスマン“YES”は人生のパスワード』もその中の一つと言えるでしょう。
笑えるだけでなく前向きになれるおすすめの映画です!
まだ観たことのない方はぜひ一度、
観たことのある方はもう一度、自分自身を振り返りながら観てはいかがでしょうか。