全宇宙の大人達に告ぐ!「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」を今すぐ観よ!
とにかくもう最高に面白い映画だった「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」。
映画大好きMARVEL大好きアベンジャーズ大好きな38歳の私。
楽しみすぎて初日に映画館に観に行ったし、ポスターの中でクリスプラット演じる主人公スター・ロードが
着ているTシャツを公式ストアから購入して着て観に行ったくらいには期待値MAXでした。
そしてその期待を遥かに超えた切なくも清々しいラスト。
エンドロールが終わり映画のライトがゆっくりと点いたとき、
客席にいた老若男女誰もが初めて海を見た時の少年のように
キラキラした顔をして席を立った事が記憶に残る素晴らしい作品でした。
私がこの記事でもっとも伝えたいことはタイトルで既に語り終えているのですが、
あえてもう1回言わせていただきたいです。
〝全宇宙の大人達よ、「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」を今すぐ観てほしい!“
そう、大人達にこそ、このオシャレでポップでシニカルで、
時折ビターなSFを堪能してほしいのです。
今回はMARVEL大好きな私が「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」の
魅力を余す事なく語りつくしたいと思います。
なお記事を読んでくださっている本編未視聴の方が、
今後DVDや配信で楽しく見ていただけるよう、
このあとも物語の確信には触れずに話していきたいと思います。
どうぞご安心ください。
Contents
●「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」はファンがやって欲しかった事を全部やる
「ガーディアンズ オブ ギャラクシー」シリーズが好きな人には
こんな人が多いのではないかと思います。
・特にロケットとグルートが好き
・劇中で流れる70~80年代の洋楽が好き
・ジェームズ・ガン監督作品が好き
・映像の美しさやカラフルな色使いが好き
・戦闘機や宇宙船が個性的で好き
安心してください。
「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」は「ガーディアンズ オブ ギャラクシー」シリーズのどの部分を好きな人たちにも刺さるよう、
楽しいことを全部やってくれます。
まさにMARVELのお祭りのような映画なのです。
映画の続編で体験するもどがしい現象の一つに。
ここぞというところでいつものお約束の音楽が流れなかったり、
ファンが期待するような展開にならなくて肩透かしを食らうことがたまにあります。
しかしそこはさすがMARVELスタジオ、ここぞというときに期待通りの、
そして期待以上の演出で私達を楽しませてくれるのです。
そう言ったことも踏まえてシリーズをよくご存知の方にも
過去2作品「ガーディアンズ オブ ギャラクシー」「ガーディアンズ オブ ギャラクシー:リミックス」を
いまいちど事前に復習してみて臨んでもらえると楽しさ倍増間違いなしです。
ディズニープラスに加入しているなら
「ガーディアンズ オブ ギャラクシー ホリデー・スペシャル」も観てみるとさらに細かい遊び心に気づくはず。
●「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」はとにかくチームワークがエモい
私がガーディアンズ オブ ギャラクシーの戦い方でカッコいいなと思うところの1つが、
チームで戦いながらも、良い意味でみんなが結構勝手にやっているところです。
誰かが細かく指示をするとか役割分担があるわけでもなく、
目的が1つに定まれば、何の打ち合わせもなしに一斉に飛び出せるということ。
えっ、それってチームワークじゃなくない?と思う人もいるかもしれませんが、
これがガーディアンズのチームワークなのです。互いの動き方が分かるからこそ、背中を預けていられる。
今回もそういった互いの能力を認め合った信頼関係ありきの
大暴れを観ることができるのが最高に爽快感があって良いのです。
特に「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」では、
ラストのアクションシーンのカメラワークが本当に圧巻。
アトラクションのようにカメラワークがぐるんぐるん動くこと動くこと。
本当に何をどう撮っているのか分からないくらい見入ってしまいます。
大人のヒーローチームに作戦も言葉もいらない。
今回はチーム存続において最大のピンチに見まわれるからこそ、
さらにそこにお互いを思いやる気持ちが垣間見えて「泣き」が加わるのがポイントでもあります。
●「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」はつまり大人の「卒業式」なのだ
なぜこんなにカッコいいシーンが大盤振る舞いなのかというと、
MARVELの映画(MCU)作品は、例外はあるものの、
基本ひとつのヒーローシリーズにつき三部作…つまりこの「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」が
実質ガーディアンズシリーズのラストの作品ということになります。
カッコイイ戦闘機、冒険する星々で出会う個性的な価値観を持った魅力あるキャラクターたちとの出会い、
悲しき過去を持った美しきヒロイン、出生の秘密、仲間とけんかしながらも冗談を飛ばしあって次の星へ…
まるで少年漫画のような夢のある設定でありながらも
そうはいかないのがガーディアンズシリーズの素晴らしくて悲しいところ。
失ったものは元には戻らないし、奇跡なんて起きない。
根はいいやつだけどいうこときかない仲間ばかりで気苦労は絶えないし、
悲しくて酒を飲めば太ってしまう。
まさにリアルな世界に生きる私たちに通じるものがあるのです。
遠い宇宙の話なのに、たくさん共感して感情移入してしまう魅力があるからこそ、
彼らの抱える傷にいとおしさを感じずにはいられません。
まるで卒業式のような気持ちで成長した彼ら1人1人の胸元に
勲章をつけてハグをしたくなる、
そんな鑑賞後の余韻に浸れるところが「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」のストーリーの素晴らしさだと思います。
●「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」はエンドロールまで最高。でもまだ止めちゃダメ!
そんな見所いっぱいの「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」ですが、
彼らのこれまでの旅路をじっくりと振り返ることができるおしゃれ極まりないエンドロールも必見です。
そしてMCUシリーズ恒例「エンドロール後のお楽しみ」も勿論健在です。
最後の1秒まで余す事なくエンタメしちゃうのがガーディアンズ流。
ぜひリモコンは最後の最後までソファーの横に置いておきましょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」の魅力があなたに少しでも伝われば幸いです。
何かに失敗した経験があり、傷ついたり臆病になっている大人にこそ見ていただきたい「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」。
彼らをはじめて知る方にも、ずっと応援してきたファンにも心を揺さぶるシーンがたくさんあるはずです。
明日からまた頑張ろう!という気持ちになる素敵な映画だからこそ、
私は最後にもう一度だけ声を大にして言いたいのです。
〝全宇宙の大人達よ、「ガーディアンズ オブ ギャラクシー3」を今すぐ観よ!