レオナルド ディカプリオが30歳の時に出演した映画について詳しく解説
レオナルド ディカプリオが30歳の時に出演した映画は
2004年公開の『アビエイター』です。
マーティン・スコセッシ監督とは2002年公開の映画
『ギャング・オブ・ニューヨーク』に続いて2度目のタッグを組んだ作品で、
レオナルド ディカプリオは主人公である実在の大富豪ハワード・ヒューズを
演じていました。
レオナルド ディカプリオが27歳の時に映画会社を自身で設立し、
製作総指揮と主演を務めた映画『アビエイター』について詳しく解説していきます。
Contents
●1:映画『アビエイター』に伝説の女優が登場している
レオナルド ディカプリオが製作総指揮と主演を務め、
実在の大富豪ハワード・ヒューズの波乱に満ちた半生を描いた映画
『アビエイター』には大女優キャサリン・ヘプバーンが登場します。
キャサリン・ヘプバーンは強い個性と卓越した演技力を持つアメリカの大女優で、
1933年の映画『勝利の朝』、1967年の映画『招かれざる客』、
1968年の映画『冬のライオン』、1981年の映画『黄昏』でアカデミー主演女優賞を
4度受賞した記録を持っています。
1967年の映画『招かれざる客』と1968年の映画『冬のライオン』では
2年連続でアカデミー主演女優賞を受賞しています。
公の場に姿を現すことを嫌い、アカデミー賞受賞式にも欠席を決め込む
ほどでしたが、第46回アカデミー賞授賞式には出席しました。
映画業界に顕著な成績を残したプロデューサーに贈られる
アービング・G・タールバーグ賞のプレゼンターとして黒のシンプルな
パンツスーツ姿で登場し、お茶目なコメントで会場を笑わせ、
朗々たるスピーチで拍手を浴びました。
レオナルド ディカプリオが製作総指揮と主演を務めた映画『アビエイター』では
オーストラリア人女優ケイト・ブランシェットが
キャサリン・ヘプバーン役を演じ、アカデミー助演女優賞を受賞しました。
●2:映画『アビエイター』でアカデミー主演男優賞受賞を逃した
レオナルド ディカプリオが30歳の時に製作総指揮と主演を務めた映画
『アビエイター』は第77回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、
助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、
録音賞の11部門にノミネートされました。
受賞したのは助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の
5部門のみで、レオナルド ディカプリオは
アカデミー主演男優賞受賞を逃しました。
アメリカ人歌手レイ・チャールズを描いた伝記映画『Ray/レイ』で
主演を務めたジェイミー・フォックスがアカデミー主演男優賞を受賞しました。
まるでレイ・チャールズ本人が乗り移ったかのような演技を
ジェイミー・フォックスが見せたこと、レイ・チャールズ本人が
2004年6月10日亡くなっていて注目を集めていたことから
ジェイミー・フォックスがアカデミー主演男優賞を受賞しました。
レオナルド ディカプリオは映画『アビエイター』出演当時は30歳であり、
俳優というよりは未だにアイドル、年齢的に演技派俳優と呼ぶには若過ぎる
という評価もあり、アカデミー主演男優賞受賞に至らなかったと言われています。
●3:映画『アビエイター』の主人公ハワード・ヒューズとは?
映画『アビエイター』で当時30歳の俳優レオナルド ディカプリオが
演じていたのは実在のアメリカ人大富豪ハワード・ヒューズです。
本名ハワード・ロバード・ヒューズ・ジュニアは1905年12月24日、
アメリカ・テキサス州ヒューストン生まれです。
20世紀を代表する億万長者として知られ、「資本主義の権化」、
「地球上の富の半分を持つ男」と言われていました。
幼い頃から発明が好きで、アマチュア無線や即席バイクを作っていました。
父親の不在と父方の家系からの遺伝による難聴、
母親は潔癖症であることから内向的な性格になっていきました。
学業には興味をほとんど持たずに大学は中退し、
アマチュア無線、飛行機、レーシングカーに魅せられていきます。
映画製作にも魅せられ、1928年に製作した映画『暴力団』が
第1回アカデミー賞作品賞候補になり、『地獄の天使』や『暗黒街の顔役』が
ヒットし、『征服者』や『ジェット・パイロット』もヒット作となりました。
映画製作、航空機、レーシングカーに魅せられたハワード・ヒューズは
女優とのロマンスでも有名です。
映画『アビエイター』でケイト・ブランシェットが演じた大女優
キャサリン・ヘプバーンとの交際の他、エバ・ガードナー、
ジーン・ハーロウという女優との交際でも知られています。
1976年4月5日、アメリカ人大富豪ハワード・ヒューズは70年の生涯を終えました。
まとめ
レオナルド ディカプリオが30歳の時に出演した映画『アビエイター』について
解説してきました。
レオナルド ディカプリオは映画『アビエイター』で主演だけではなく
製作総指揮も務めています。
映画会社を自身で設立したレオナルド ディカプリオが製作総指揮を務める姿は、
映画製作に魅せられたハワード・ヒューズの姿と重なります。
映画『アビエイター』は映画館で鑑賞したことがありますが、
正直な感想としてはハワード・ヒューズと女優との関係を
表面上で描いているという印象でした。
時間が経過した後で鑑賞すると、また違った感想を持つと思いますので、
機会があれば再度鑑賞してみたいです。