ミッション インポッシブルのメインテーマ曲の作品ごとの違いをご紹介
ミッション インポッシブル」シリーズと聞くと思い浮かぶのは、
あのキャッチーなメインテーマ曲ではないでしょうか。
「ミッション インポッシブル」シリーズのファンの方はもちろん、
映画を観たことがないという方も一度は聴いたことがあるというほど有名ですよね。
この有名なメインテーマ曲「Theme From Mission:Impossible」は、
もともとは「ミッション インポッシブル」シリーズの原作テレビドラマである「スパイ大作戦」の曲として
ラロ・シフリンによって作られたものなのですが、
作品ごとに様々なアレンジが加えられていることをご存じでしょうか。
今回は映画のおもしろさに花を添えるメインテーマ曲の魅力を、
作品ごとにご紹介していきます。
Contents
●記念すべき1作目、ミッション インポッシブル
「スパイ大作戦」を原作に映画化された、記念すべき1作目のメインテーマ曲は、
U2というアイルランドのロックバンドのメンバーによってアレンジされました。
スパイがミッションをこなす際の緊張感や怪しさを見事に表現していますよね。
映画を鑑賞したあと、思わず口ずさんでしまった方も多いのではないでしょうか。
実はこの1作目に使用されたメインテーマ曲、
「Mission:Impossible Theme(Mission Accomplished)」という別バージョンも作成されています。
こちらはなんと映画のサントラに収録されただけという、
知る人ぞ知る幻の一曲になっていますので、興味のある方はぜひ聴いてみてくださいね。
●ミッション インポッシブル2
2作目の映画のメインテーマ曲は「Take a Look Around」。タイトルも曲の雰囲気も違うので別の曲のようですが、
「ミッション インポッシブル」シリーズのメインテーマ曲をアメリカのバンド、リンプ・ビズキットがアレンジしたものになります。
もともとの緊張感あふれる曲とは全く異なりますが、疾走感があり、オシャレでかっこいいですよね。
個人的には2作目での髪が長めのトム様の色気のある雰囲気にとても良く合っていると思います。
●ミッション インポッシブル3とミッション インポッシブル ゴースト・プロトコル
映画3作目と4作目は、メインテーマ曲のタイトルを「Mission:Impossible Theme」とし、
マイケル・ジアッチーノという作曲家がアレンジしています。
2作目のメインテーマ曲とは異なり、1作目に近い感じですが、
壮大さが増していて派手なアクションにも非常に合うアレンジですね。
1作目は恐る恐るミッションをこなすような緊張感がありましたが、こちらはベテランスパイといった印象です。
●ミッション インポッシブル ローグ・ネイション
5作目のこちらのメインテーマ曲は、ジョー・クレイマーがアレンジを担当しており、
映画のサントラとしてWorld Soundtrack Awards 2016で賞を受賞しています。
渋い雰囲気とおしゃれさが感じられるこちらの5作目でのアレンジは、
年齢を重ねてイケオジとなったトム様の雰囲気によく合っていますよね。
●ミッション インポッシブル フォールアウト
6作目となるメインテーマ曲をアレンジしたのはスコットランド出身の作曲家、
ローン・バルフという方で、数々のヒット映画の音楽制作に関わっている凄腕です。
こちらの作品では少し軽やかさを感じられるアレンジとなっていますが、
派手なアクションと一緒に観ると不思議と合いますよね。
●まとめ
ご紹介したように、「ミッション インポッシブル」と聞いて思い浮かぶ、
あの有名なメインテーマ曲も作品ごとにかなり印象が異なりますよね。
どのアレンジも映画の内容やその当時のトム様の雰囲気にとても合っていて、
映画をさらに盛り上げています。皆さんはどのメインテーマ曲がお好きでしたか?
「ミッション インポッシブル」シリーズを観なおす際は、
ぜひメインテーマ曲のアレンジにも注目して、映画をますます楽しんでみてくださいね。