ペリカンと松浦弥太郎にみる、暮らしを豊かにする習慣とは?
皆さんは日々の暮らしの中で、「豊かさ」を感じることはありますか?
それはどんな時でしょう?もしかすると、
「自分の豊かさ」というものが一体何者であるのか、
よくわかっていない方もいるかもしれません。
私もつい最近まではよくわかっていないうちの一人でした。
毎日がなんとなく過ぎていき、自分が本当に過ごしたかった暮らし、
人生というものがよくわからず、もやもやしていたのです。
そんなときに出会ったのが松浦弥太郎の本でした。
彼が書く本には、まさに暮らしを豊かにするためのヒントがたくさん載っています。
彼にとっての「豊かさ」の一部は、
ペリカンという文具メーカーの万年筆だったようです。
今回はペリカンを通じて松浦弥太郎が得た豊かさをご紹介します。
皆さんの豊かさを探すきっかけになれば嬉しいです。
●ペリカンと松浦弥太郎の関係
ペリカンはドイツの文房具メーカーです。
ペリカンが手掛けた万年筆とインクの使い心地に魅了された一人が
松浦弥太郎でした。
何かメモを取りたいとき、書類をきれいにまとめたいとき等、
文房具は日々の生活に欠かせませんよね。
しかし、文房具はただ何かをするために必要なだけでなく、
日々の楽しみや意欲向上のきっかけになります。
松浦弥太郎も、お気に入りの文房具を使用することで、
日々を満たしていたのかもしれません。
「豊かさ」を知るためにはまず、好きなものを知るということが
必要になってくるのではないでしょうか。
●ペリカンが松浦弥太郎に与えたもの
上記でもあげた通り、ペリカンの筆記具たちは松浦弥太郎に
日々を満たすきっかけを与えました。
文房具を作った人たちの思いを感じること、自分が使ってみて感じること、
デザインや色、形、使った時の心地。
「そうそう!これ!こういうのがほしかった!」というワクワクする気持ち。
それがあるだけで、人は前を向けます。
大げさだと思うかもしれませんが、
文房具が大好きで毎月文房具店に立ち寄る私が言うのですから、確かです。
お気に入りのものを毎日使って暮らすことは、心を豊かにしてくれます。
満ち足りた気持ちで過ごしていると、
心にゆとりが生まれ優しくなれ、
他の物事にも余裕をもって接することができるのではないでしょうか。
冒頭で松浦弥太郎が書く本には、暮らしを豊かにするための
ヒントがたくさん載っていると書きましたが、
満ち足りた暮らしを送るための工夫をしているからこそのヒントであると感じます。
そのきっかけの一つとなったのが、ペリカンだったのです。
●ペリカンと松浦弥太郎が人々に与えるもの
ペリカンの筆記具は松浦弥太郎の「豊かさ」の一部となりましたが、
「豊かさ」はそこで止まりません。
松浦弥太郎が万年筆を執り、誰かが読む。
私のように彼の文章に魅了される人はきっと沢山います。
彼の作品をきっかけに人生が豊かになった人もいるでしょう。
「豊かさ」とは、連鎖し、どんどん広まっていくものであるのかもしれません。
一人一人違うものに「豊かさ」を感じるからこそ、
少しのきっかけでつながり、連鎖は生まれるのではないでしょうか。
●まとめ
いかがでしたか?「豊かさ」というものがどうやって生まれるのか、
実感して頂けたでしょうか?ペリカンの筆記具をはじめ、
松浦弥太郎は自分のお気に入りに囲まれて、
毎日小さな習慣や心がけを忘れず続けていることで、
「自分の豊かさ」を生み出しています。
日々多くのやるべきことに追われがちな私たちにとって、
まさにお手本にしたい暮らし方なのではないでしょうか。
「自分の豊かさ」がまだよくわかっていない方は是非、
この機会にまずは自分が好きなこと、
大切にしていることを思い浮かべてみてください。
それらに囲まれた暮らしは、「豊かさ」に満ちているはずです