ファミコンウォーズ 軍を指揮して、戦場を戦い抜け!

ファミコンウォーズが出~るぞ!
こいつはどえらいシミュレーション!

耳に残るCMソングが小気味良い「ファミコンウォーズ

「戦〇」をゲームに落とし込み、
自軍と敵軍で戦いを繰り広げるシミュレーションゲームです。

今回はこちらの作品をご紹介したいと思います。


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ファミコンウォーズとは

1988年8月12日に発売された、戦〇シミュレーションゲーム。

マス目状の戦場を自軍を率いて、敵軍を「殲〇」するか基地を
「占領」することができれば勝利となる。

プレイヤーは先行「レッドスター軍」か後攻「ブルームーン軍」を指揮することができ、
自分対CPU、自分対相手プレイヤーの2Pプレイ、さらにCPU対CPUの試合の鑑賞を行うことも可能。

戦闘

本作の戦闘は昨今のシミュレーションゲームよろしく、ターン制が採用されており、
毎ターン支給される資金を元手に自軍の能力を向上させたり、部隊を作り戦場に送り出し戦っていくことになる。

1部隊10ユニット(歩兵、戦車など)16種類から選択することが可能ですが、
強い部隊は当然資金が多く必要になってくる。

歩兵、戦車は直接攻撃・・・自軍と隣接したマスを選択して攻撃が可能。
             ただし、相手からの反撃も受けることになる。

自走砲、ミサイルは間接攻撃・・・離れた敵に攻撃が可能。
                移動後は攻撃できず、反撃もできない。

弾薬の概念も存在し、0になると攻撃も反撃もできなくなってしまう。
拠点に戻るか、補給車で弾薬を補給しましょう。(資金が必要)

勝利条件の「殲〇」に関しては字のごとく、敵軍を全滅させることができれば勝利となる。

歩兵ユニットのみが可能な「占領」は敵軍基地に自軍歩兵を送り込むことにより可能。
戦況が敵軍に傾いていても基地を「占領」できれば勝利となる。

ファミコンウォーズのシステム

基本的には先述した戦闘を15のマップで繰り返すことになるのだが、
このゲームには非常に重要な「相性」が存在する。

装甲輸送車は戦車に弱い、戦車は爆撃機に弱い、爆撃機は戦闘機に弱い。
といった具合に敵ユニットとの強弱の関係性をうまく利用し戦う事が重要となる。

またシミュレーションゲームでよく見る「乱数」「命中」のようなシステムは無いに等しく、
勝ち負けの予測が容易に図ることが可能だ。

先述で「15のマップ」と表記したが、
15全てのマップをクリアすることで、+2マップが解放される。

非常に困難な戦況を強いられるが、
見事クリアすることができればエンディングを迎えることができる。

不評な点

非常に完成されたシステムで好評も多い本作ではあるが、
古いゲームであるが故戦闘のアニメーションをカットすることができない

あまりにも冗長なムービーというわけではないが、
ゲーム進行のテンポが悪いという評価も仕方ないかもしれない。

さらに昨今のゲームのようにCPU(AI)が賢いとは言い難く、
戦場が混戦することでCPUの思考時間が非常に長くなり、これもゲームのテンポを悪くする一因になってしまっている。

ファミコンウォーズの変遷

不評な部分も見え隠れしてはいるのだが、
ファミコンウォーズは人気作で、後続作品も非常に多く存在している。

・スーパーファミコンウォーズ
・ゲームボーイウォーズアドバンス1+2
・ファミコンウォーズDS
・ファミコンウォーズDS 失われた光

他にも開発がハドソンに移行した
「ゲームボーイウォーズTURBO」や「突撃!!ファミコンウォーズ」などが存在する。

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おわりに

1988年に発売された本作、ボリュームこそ多くはないものの完成度の高い戦闘システムは非常に面白い。

何より、「遊んだことがない」人も多いとは思うが、
記事冒頭の歌詞でおなじみ今作のCMは耳に残っている人は多いのではないだろうか。

ファミコンならではの描画でグロテスクなシーンはまったく無く、
戦争ゲームが苦手な人でもとっつきやすい作品になっている。

機会があれば是非プレイしてみてほしい。

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