ピアノ初心者のジャズスタンダード曲をご紹介
ジャズピアノ…演奏している姿を見たり、
聴いたりするととてもカッコいいですよね!
でも、かなりピアノが弾けないと難しいのではないか…?
そんなことはありません!初心者でも弾けるジャズ曲はあります!
今回は、初心者のジャズスタンダードナンバーを5曲、ご紹介したいと思います。
曲名は知らないけど、曲を聞けば「聞いた事ある!」という曲もあるかと思います。
●茶色の小瓶
軽快なリズムで知られる、有名なジャズスタンダードナンバー。
現在も放映されている某ビールメーカーのCMなど、過去・最近問わずCMなどでよく使用されていますので、耳にする機会は多いと思います。
ジャズ特有のリズムでリズム感が要求されますが、難しい和音やメロディーはあまり無いので、初心者のジャズスタンダードとしては弾きやすく、取り掛かりやすい曲だと思います。
●ムーンライト・セレナーデ
グレン・ミラー作曲のとても美しいサウンドのジャズスタンダードナンバー。
この曲もCMで使われる事があるため、耳にした事があるかもしれません。
中学時代、文化祭などでの吹奏楽部の演奏会で毎年のように演奏されていて、筆者自身大好きな曲です。
ピアノアレンジで聞くと、楽曲の美しさが「ピアノ」という楽器の特性と相まって非常に際立ち、あまりの美さに感動で涙が出てきます。
和音が多めだったり、分散和音で低い音から高い音へかけ上がったりその逆もあったりと、初心者のジャズスタンダードとしては難しめかもしれませんが、
ゆったりテンポの曲なので、練習はしやすいと思います。
さらに簡単にアレンジされている物であれば、和音少なめで手の動きもさほど大きくないアレンジになっています。
この有名なジャズスタンダードナンバー、弾きこなせたら、とってもカッコいい楽曲です!
●Fly Me To The Moon
この曲は、某アニメのエンディングテーマで歌われていた事や、航空会社のCMに採用された事もあったので、聞いた事がある方も多いのではないかと思います。
ジャズでありボサノヴァとしても歌われているこの曲、ゆったりとしたお洒落でかっこいい曲ですね。
この曲も、ピアノで弾くとなると和音多めな楽曲にはなりますが、テンポがゆったりですし、聞いたことがある身近な曲という点で練習に取り組みやすいのではないでしょうか。
弾きこなせるようになったら、今度は歌を付けてみて弾き語りのように演奏してみるのも良いかもしれません。
●<枯葉(Autumn Leaves)
ジャズのスタンダードナンバーとして有名なこの曲はジャズバンドや吹奏楽、もちろんピアノソロで弾かれる事もありますが、実はフランスで作曲されたのが原型で、シャンソンのスタンダードナンバーとしても有名なのだそうです。
初心者向けアレンジですと、ジャズっぽいリズムの動きが少なく弾きやすいアレンジになっています。
まずは弾きやすいアレンジで練習して、それが弾けるようになったら、ジャズっぽいリズムの動きのある「枯葉」にチャレンジしていく、というようにレベルアップしていくと良いかもしれません。
●Summertime
作曲は「ラプソディー・イン・ブルー」でも有名なガーシュウィン。
オペラ「ポーギーとベス」のために作曲したアリアで、ジャズ以外のジャンルでも様々にカバーされているスタンダードナンバーです。
私はこの曲名を初めて聞いた時、夏のきらきらした感じを想像しましたが、全く違って、とても気だるい雰囲気の楽曲だったので、ちょっとびっくりしました。
この曲もテンポがゆったりめである事と、メロディーや和音もさほど難しくはないので、初心者のジャズスタンダードとしては比較的取り組みやすい楽曲だと思います。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。
初心者のジャズスタンダード、実はまだまだ紹介しきれていない楽曲がたくさんあります。
ジャズピアノはハードルが高いと思っていましたが、難しい曲を初心者向けにアレンジした楽曲もたくさんあります。
ぜひ、練習をつんで、カッコよく弾きこなしてみてはいかがでしょうか。