ピアノ初心者でも演奏しやすいクラシック曲は?おすすめの曲を紹介します!
子どもの習いごととしても人気があるピアノですが、大人になってから始める方や、
以前に習っていて趣味の一つとして改めて再開される方もいますよね。
「ピアノを再開したけど、どんな曲から始めればいいかわからない」
「ピアノ初心者だけど、何か一曲でも弾けるようになりたい」
そんなふうに思われる方も多いのではないでしょうか。
練習曲ばかりでは飽きてしまうしつまらない。
ピアノをやっていると、特にクラシックの曲を弾けるようになりたいと憧れますよね。
モチベーションを保つためにも、曲を弾けるようになることは大切なことです。
こちらの記事ではピアノ初心者でも弾けるクラシック曲を選ぶポイント、
おすすめの曲をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
〇ピアノ初心者でも弾けるクラシック曲の楽譜の探し方
たくさんある楽譜の中から曲を選ぶのは、とても大変なことですよね。
こちらではクラシック曲を選ぶポイントを解説します。
*テンポがゆっくりめで音の数が少ないもの
テンポが速いものや細かい音が多いものは、ピアノ初心者には少し難しいと感じ、
挫折してしまうことがあるので避けましょう。
♯(シャープ)や♭(フラット)がついていると、ピアノ初心者だとつい忘れてしまったり
混乱してしまったりする方もいると思います。
ハ長調、または#(シャープ)や♭(フラット)の少ないものが、弾きやすくておすすめです。
初心者用にアレンジされているものだと、調が変えてあったり音の数を減らしてあったりするので、
初心者でも弾きやすいでしょう。
*運指(指使い)がのっているもの
ピアノ初心者向けの楽譜だと、運指の番号がついているものが多いです。
運指を見れば、どの指で鍵盤を押せばいいかがわかります。
指示通りに弾くと無理がない自然な動きになるので、
より練習しやすくなり上達も早くなるでしょう。
*自分が好きな曲を選ぶ
演奏をするのは自分自身です。
自分が好きな曲を選ぶと、楽しく練習ができるのでおすすめします。
この曲を弾きたい、もっと弾けるようになりたいと思うことが、
長く楽しく続けていくために大切なことです。
楽譜によってはレベルが書いてあるので、楽譜に目を通してみて、
自分に理解ができるかどうかを確認しましょう。
〇ピアノ初心者におすすめのクラシック曲5選
こちらでは5曲のクラシック曲をご紹介します。
*メヌエット ト長調/バッハ
誰でも聞いたことがあり、ピアノ経験者なら一度は弾いたことがある定番の曲です。
ゆったりとした曲調で、聞き覚えがある曲なので楽譜も読みやすく、
リズムがつかみやすいでしょう。
指の動きがシンプルなので、
ピアノ初心者でも弾きやすいおすすめのクラシック曲です。
*エリーゼのために/ベートーヴェン
みんなが知っていて、ピアノと言ったらこの曲、
というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
美しいメロディなので一度は弾いてみたい曲ですよね。
よく知っている曲なので楽譜も読みやすく、ピアノ初心者でも弾きやすい曲です。
参考音源もたくさんあるので、いろいろと聞いてみるのもおすすめです。
中盤から後半は少し難しいので、
最初は前半部分だけでも練習して弾けるようになると楽しいと思います。
前半部分が弾けるようになったら、
ぜひステップアップのためにその先に挑戦してみてください。
*ジムノペディ 第一番/エリック・サティ
テレビなどでよく聞くので、知っている方も多い曲なのではないでしょうか。
とてもゆっくりとしたテンポで、動きがシンプルなので、
楽譜を見ながら弾く練習にもなります。
左手が少し難しいと感じるかもしれませんが、
右手と左手を別々に練習したら弾けるようになるでしょう。
ゆったりとした曲なので弾いていても穏やかな気持ちになれますよ。
*プレリュード第1番 ハ長調/バッハ
曲名は聞いたことがないかもしれませんが、アヴェマリアの伴奏曲として
有名なので耳にしたことがあるのではないでしょうか。
楽譜を見ると細かいですが、同じ形が続くので読みやすく、
リズムが一定で練習しやすい曲です。
テンポもそこまで速くはなく、ペダルの使い方の練習にもなります。
とてもメロディが美しいので、弾いていて気持ちよく楽しめます。
*ガヴォット/ゴセック
最近でもCMで使われているのでよく知っている曲だと思います。
私も小学生のころ発表会で演奏しました。
舞曲なので曲調が明るくて楽しい曲です。
左手の伴奏が跳ねるように弾くので少し難しいですが、
ゆっくりとしたテンポから練習して徐々に速くしていけば弾けるようになりますよ。
◯まとめ
気になるクラシックの曲はありましたか?
同じ曲ばかりで飽きてしまったり、挫折してしまったりしたらもったいないですよね。
曲を演奏することで達成感を得られたら、モチベーションも保てるので、
自分の好きな曲を練習するのがおすすめです。
音楽を聴くだけではなく、演奏することでまた違った楽しみや発見があると思います。
和音やメロディを自分の演奏で実際に弾くと、聞いていたときとは全く感じ方が違います。
この記事を参考にしてもらい、ぜひより楽しんでくださいね。