ピアノをヘッドホンで練習したい‼︎ピアノ用ヘッドホンの選び方やそのポイントは?
リビングにピアノがある場合は、家族が寝ていたりテレビを見ていたりしている時にピアノを弾くと、
「うるさーい‼︎」と言われてしまいますよね。
また深夜などにピアノを弾くとご近所迷惑になることもあるかもしれません。
そんな時に活躍するのがヘッドホン‼︎
電子ピアノにヘッドホンを付ければいつでも練習できますね。
では、ヘッドホンってどんな種類があって、どれを使えば良いのでしょうか。
そして、ヘッドホンを使って練習する際にどんなことに注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、ヘッドホンの選び方やそのポイントについて紹介していきます。
Contents
⚫︎ヘッドホンの選び方のポイントは?
*ピアノ用のヘッドホンを使用しましょう‼︎
オーディオ用のヘッドホンは、鑑賞用のものなので、
重低音の音が高く設定されているなど、聴こえ方が違います。
このようなヘッドホンで練習してしまうと、グランドピアノやアップライトピアノで弾いた際に、
音の聴こえ方にギャップができてしまったり、変な弾き方の癖がついたりしてしまいます。
必ずピアノ用のヘッドホンを選びましょう。
*軽量のものを選びましょう‼︎
単純に重たいものは、頭や首が疲れてしまいます。
頭の大きさ、耳へのフィット感など自分の体に合ったヘッドホンを選ぶようにしましょう。
*ヘッドホンの種類は?
ピアノで使用するヘッドホンには大きく分けて「開放型」と「密閉型」の2つの種類があります。
開放型は、オープン型とも呼ばれます。
これは、ヘッドホンを使用してピアノを弾いても他の音(周囲の音)が聴こえるものです。
対して密閉型は、クローズド型とも呼ばれます。
これは、開放型と逆で、ヘッドホンを使用してピアノを弾くと
他の音(周囲の音)が聴こえないものです。
開放型は、音が籠もらず自然に聴こえるので、疲れにくく、臨場感のある演奏を楽しめます。
また、周囲の音が聴こえるので、呼ばれた時などに反応できます。
密閉型は、周囲に音漏れすることがなく、反対に周囲の音も全く聴こえません。
周囲を気にせず集中して練習したい、自分が弾いている音をしっかり確認したいという場合には、
密閉型がおすすめです。
*有線ヘッドホン?無線ヘッドホン?
Bluetoothの無線ヘッドホンを使える電子ピアノがあります。
ケーブルがないので、腕に引っかかるなどのストレスがなく練習できますね。
注意点としては、充電がなくなると使用できなくなってしまうので、
しっかり充電しておくようにしましょう。
最近のものは音切れや遅延(音が遅れて聴こえる)はなくなっているようですが、
ケーブルの着脱が可能なものを選ぶと安心ですね。
もちろん、ケーブルが長めのものを選んで、
邪魔にならないようにすれば有線のものでも問題ありません。
*プラグのサイズを確認しましょう‼︎
いざ使おうというときに、プラグが入らないとなると
別途変換アダプターを購入しなくてはならなくなります。
ヘッドホンのプラグのサイズを必ずチェックしてから購入しましょう。
⚫︎ピアノを習い始めたばかりの子どもはヘッドホン使用は控えよう‼︎
ピアノのレッスンに通い始めたばかりのお子さんには、ヘッドホンはおすすめできません。
レッスンで先生と弾くピアノはグランドピアノかアップライトピアノだと思います。
家でヘッドホンを使って小さな音でばかり練習していると、
グランドピアノやアップライトピアノで弾いた時に、
音が大き過ぎてタッチの差に驚き上手く弾けないことがあります。
「家では弾けていたのに、先生とのレッスンでは弾けない」ということが起こってしまうのです。
そして個人的には、始めたばかりのお子さんが練習しているピアノは、
ぜひ保護者の方には聴いてあげて欲しいと思います。
⚫︎まとめ
●ヘッドホンは軽量のものを選ぼう。
●自然な音で長時間練習したい方は開放型‼︎集中して自分の音を聴きたい型は密閉型‼︎
●無線ケーブルの場合は、有線ケーブル脱着のものを選んだ方が安心‼︎
●プラグのサイズを必ずチェック‼︎
●お子さんの練習はなるべく保護者の方が聴いてあげよう‼︎
ヘッドホンを上手く使って、時間や周囲を気にせずピアノを楽しみましょう。
そしてピアノの演奏の幅を広げていきましょう‼︎